あらすじ紹介
歩夢に敗れて初めての失冠を経験した八一は、一つの想いを固めていた。そして自らの意思で銀子の元を訪れる。
「銀子ちゃん。将棋を指そう」
「将棋を?」
「そう。俺が勝ったら――」
その一方、天衣との激闘を制し、将棋を続けられることになったあいは、深刻なダメージから回復できずにいた。
追い詰められたあいは一発逆転を狙い星雲戦の本戦に臨み……そして遂に二人の天才が相見える!
「弟子をグチャグチャにすれば八一さんも本気を出してくれるよね?」
現実に抗う棋士たちの姿を描く将棋ラノベ、いよいよ最終盤の19巻!!
みんなからのレビュー
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オセロ
51こういうのが読みたかったんですよ!! スーパーコンピューターが見せたという将棋の結末とどう向き合うのかではなく、将棋が如何に人の心を揺さぶり熱くするか。それが八一と創太の対局ではこれでもかというくらいに凝縮表現されていて。そして多くの人に背中を押されて遂にれ立ち上がった白雪姫。この物語がどんな結末をを迎えるのか、最終巻となる次巻が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
星野流人
46クライマックスに向けて準備万端!といったところでしょうか。ばらばらになってしまっていた清滝一門が、ここに来てついにひとつの目的地に収束していく激アツ展開。現実世界に寄り添うよりも、創作だからこその夢を描く方向に舵を切った、その先の未来がとても楽しみです。そして個人的にいちばん熱かったのは、将棋そっちのけ(ではないのだろうとは思いますが)でレディースラノベ執筆に邁進する桂香さんでした。羞恥心をかなぐり捨てて、欲望全てを叩きつけて幸せになってほしい!元々好きでしたが、桂香さんのことが更にグッと好きになりました 続きを読む…
ネタバレあり -
としなり
42将棋ラノベ。人間対AIの勝負。勝敗を左右するものは何か。将棋に求めるものは。ラブコメ、ロリコメを織り込みながらも将棋の世界に対する熱い描写が好感です。このシリーズもいよいよ佳境。次巻で最終回の予定。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
27歩夢に敗れて初めての失冠を経験して、一つの想いを固めて自らの意思で銀子の元を訪れた八一。一方、天衣との激闘を何とか制したあいの苦悩が描かれる第19弾。覚悟を持って銀子の元を訪れて勝負を挑んだ八一の覚悟。一方、将棋を続けられることになったものの深刻なダメージから回復できず追い詰められるあい。物語がどこに向かうのか、それぞれの覚悟や不屈なヒロインたちの熱い思いも描かれる中、タイトルの意味も含めて方向性が見えてきた今回の展開でしたけど、相手の将棋観をぶち壊すような将棋をする創多もまた八一好き過ぎでしたね(苦笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
たか厨
222024年6月刊。18巻より11ヶ月ぶり、拾遺集(?)の『盤外編1』より6ヶ月ぶりの刊行。450ページもあり、中身も濃かったので、随分と読みでがありました。また次巻で完結だから『今回、様々な枝葉のエピソードが畳まれてきたな~』と感慨深く読みました。特に今回、カラー口絵にもなってる、八一から銀子への求婚イベントに端を発しての『両名のイチャコラ』の破壊力は、半端なかったです。こんな姉弟子が欲しいだけの人生だった……くっ殺せ! その幸せ絵巻の一方で、全盛期の終わりを自覚した、あいの敗戦に次ぐ敗戦には(続) 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2024/06/15
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定価836円(本体760円+税)
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ISBN9784815625863