あらすじ紹介
契約精霊を出さないんじゃなくて、いないんだよっ!――この精霊師、それでも強すぎる!?
努力だけで最強をも凌駕する、逆勘違い無双ファンタジー!
契約した精霊の力を借り、人々を脅かす悪と戦う「精霊師」。
その育成機関であるユートレア学院2年生のローク・アレアスは、学年次席の実力を持ちながら未だ一度も契約精霊を出しておらず、「真の実力を隠している」と学院中の注目と評価を集めていた。
しかし、当のロークはというと――
「なぜ契約精霊を出さないかって? いない(・・・)からだよっ!」
彼の強さは唯一契約可能な微精霊を駆使した剣術や体術をひたすら鍛えた末に得たものであり、実はいつも死なないために必死に戦っていて……!?
そんな中、危険度が高い《ルナの遺跡》の探索メンバーに選ばれ……!?
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みんなからのレビュー
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オセロ
32精霊師は契約精霊と共に高め合っていく世界で何故か精霊と契約してもらえないローク。必死の努力と師匠の教えで次席まで上り詰めたにも関わらず、周囲からは契約精霊を隠しているのでは…と疑われるという概ねタイトル通りなのですが、いうほどいつも本気を出しているかというと微妙かなと。ですが、コメディとしてもバトルものとしても楽しめました。ただ、戦闘描写がかなり細かいのでそこは好みが分かれそうかも? 続きを読む…
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よっち
27契約精霊の力を借りて悪と戦う精霊師。その育成機関ユートレア学院で学年次席の実力を持ちながら未だ一度も契約精霊を出していない2年生ロークを巡る逆勘違い無双ファンタジー。ロークは契約精霊を出さないんじゃないのではなくいないだけ。その強さは唯一契約可能な微精霊を駆使した剣術や体術を鍛えた末に得たものなのに真の実力を隠していると誤解されて、実はいつも死なないために必死に戦う彼が、大精霊演武祭や遺跡探索メンバーに選ばれてしまう展開で、毎回ギリギリでも持てる力をフル活用して切り抜ける彼の今後が楽しみな新シリーズです。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
13精霊と契約し悪と戦う精霊師を育成する学園で、何故か精霊と契約できなかった少年が、自分に出来る戦い方で戦い抜く物語。―――配られた手札で戦い抜け、死線のその先へ。 大前提となる力を持たぬからこそ、多彩な戦い方で必死に闘う事で誤解を集めていく物語であり、時にドタバタもありつつも緻密な戦闘描写が魅力となる物語である。精霊が何故か来てくれない、その状況はいつか変えられるのか。良いも悪いも色々な意味で注目を集めていく中、少年は生き残ることはできるのだろうか。 次巻も須らく期待であるべし。 続きを読む…
ネタバレあり -
リク@ぼっち党員
8精霊を使わずに戦うせいで舐めプしてると思われている主人公が、実はただ精霊と契約できていないだけというオチ。その世界で主となる力を持たずに無双する話はよくあるけど、この作品では求めているのに契約できず、それを補うための努力と工夫をしているので俺TUEEE的な感覚はほとんどなかった。でもしっかりと実力はあるから悪目立ちは当然するわけで、やっかみ以上に強者を求める厄介な子たちに目をつけられて苦労は必至。立ちふさがる困難を持てる手札のみで乗り越えていけるのか。 続きを読む…
ネタバレあり -
水無月冬弥
5俺TUEEEな作品が多い中、一風変わった作品。いや、主人公が弱いわけではないんですが、大火力が基本の世界で、技術や戦術でギリギリで勝利していくロークの活躍は心地いいですね、本人は生きた心地がしないでしょうけど 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2024/03/25
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784824007582
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
本当のことがバレたら退学!? 剣術・体術・知識を総動員で全力勝負ッス!
ロークはただ単に、自分のまえに「契約精霊が現れなかっただけ」だったんス! その事実がバレたら、退学待ったなし! これだけでもヒヤヒヤなのに、周囲から「あいつはまだ真の実力を隠している」と盛大な逆勘違いをされちゃったんスよ。事実を隠すほど噂が大きくなって、余計言い出しづらい状況になっていくッス!
だけど磨き上げた剣術と体術を駆使し、その場限りの仮契約をした微精霊を駆使する戦闘技術はハッタリじゃないッスよ! 火属性の攻撃に氷の刃を向けて相殺し、水蒸気で視界を相手の奪うなんていう策士っぷりにもシビレちゃったッスね!
誰にも負けない霊力量ももちろん、独力で戦えるだけの剣術と本から得た知識で他の精霊師との能力差をカバーするローク。どんな状況でも自分の力のみで勝利をもぎ取る彼は、正真正銘最強の精霊師ッス! 勘違いが絡み合う物語は、真相を知っている側からしたらニヤニヤが止まらないッスよ!
ロークの周りには強くてカッコいいヒロインがたくさん! 彼女達が物語を盛り上げてくれるの!
でも、学院はロークに好意的な人たちばかりじゃないの…。契約精霊を出して戦わないせいで、侮辱されてるって勘違いされちゃうことも。レイアもそのひとりで、はじめは彼を敵視してたんだけど、精霊師としてのスキルを磨くために向かったルナの遺跡で急接近! レイアのピンチに、ロークがお姫様抱っこで助けてくれたの! 真っ赤にしちゃったレイアに、ロークは怒らせちゃったって考えてるみたいだけど……わたしには嬉しそうに見えたけどなぁ~。
他にも個性豊かでロークに興味津々な女の子達はまだまだいるよ! そしてカッコよさとかわいさにあふれた、刀 彼方先生のイラストも魅力たっぷりで最高なの~!