本物のカノジョにしたくなるまで、私で試していいよ。
読みたい読んだ
読みたい
読んだ

本物のカノジョにしたくなるまで、私で試していいよ。

最低なことほど、最高に気持ちいい。
有丈ほえる (著者) / 緋月 ひぐれ (イラストレーター)
シリーズ:「本物のカノジョにしたくなるまで、私で試していいよ。」シリーズ(GA文庫)

この作品をストアで探す(宣伝)

  • BookWalkerで購入する
  • Amazonで購入する
  • ebookjapanで購入する
  • コミックシーモアで購入する
  • BookLiveで購入する
  • Rakuten koboで購入する

あらすじ紹介

「最初に好きになった人が、最愛だなんて限らないでしょ?」
甘美で不健全な欲望が交錯する、最も危険な青春が幕を開ける――

恋愛リアリティ番組『僕らの季節』。
この番組では、全国の美男美女の高校生が集められ、甘く爽やかな青春を送る。
全ての10代が憧れるアオハルの楽園。――そう、表向きには。
その実情は、芸能界へ進出するために青春を切り売りする偽りの学園。
蒼志もまた、脚本通りで予定調和の青春を送っていく……はずだった。

「決めたの。――ボクセツで、本物の恋人を選んでもらおうって」

初恋を叶えに来たというカレン。
脚本上で恋人になるはずのエマ。
そして秘密の関係を続ける明日香。

カメラの前で淡い青春を送る傍ら、表には出せない不健全な関係が交錯し、欲望の底に堕ちていく。
今、最も危険な青春が幕を開ける。

みんなのデータ

  • 3
    評価する
  • 6
    読みたい

みんなからのレビュー

  • よっち

    甘美で不健全な欲望が交錯する恋愛リアリティ番組『僕らの季節』。脚本通りで予定調和の青春を送る蒼志の前に、初恋を叶えに来たというカレンが現れる青春小説。アオハルの楽園というイメージとは裏腹に、青春を切り売りする偽りの学園で二番手を自認する日々を送る蒼志が、真っ直ぐなカレンと出会い心揺さぶられていく展開で、脚本通りに恋人になりきるエマや、番組優先で両想いなのに振った明日香も絡めながら、彼女たちのために奔走して懸命に向き合う姿に、ヒロインたちの本音も見えてきましたけど、構図が変わったこれからの展開が楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まっさん

    ★★★★☆ 全国の高校生が集う恋愛リアリティ番組・ボクセツ。数多の美男美女が数々の恋愛模様を見せる中、脚本によって切り売りされた偽りの青春を送る人気メンバーの一人・蒼志は、思わぬ形で彼を巡る美少女達の思惑に巻き込まれる事に。初恋を叶えにきたというハーフ美少女・カレン、脚本上で恋人になるはずの超人気ギャル系美少女・エマ、そして彼が初恋を捧げた相手であると同時に自らその想いを捨て去ってしまった明日香。これは三者三様の想いが歪に絡み合い、一人の少年を飲み込んでいくお話。 めちゃくちゃ面白かったです。 甘いラ→ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    リアリティショーというものに執心したことはないが、とにかく嫌な醜聞だけは聞こえてくる。 リアリティとドラマチックを両立した結果、ステレオタイプで表面的な純愛が作成され、それによってキャストのキャリアに躍進と亀裂を与える。 本作に至っては学生の青春を捧げてやってるのだから、最早言い訳できまい。総務省の頭が正常なら、今すぐやめさせるべきである。 とはいえ恋愛にそんなことは関係ない。主人公の不幸は「本当」の学生恋愛は純愛だと勘違いしたこと。いつだって恋愛は不純なのである。小説として誠健全な面白さ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • イシカミハサミ

    もともとPNが気になって デビュー作を手に取っていた作家さんだったけれど、 この作品はまさに名が体を表した作品のように思えた。 “恋愛リアリティショー” 時事的にもむしろよくこのテーマがここまで残っていたな、 という気もするけれど、 描き切れる筆力がある人がそういないということかもしれない。 恋愛のウソホント。 真実の愛がホンモノだなんて、誰が決めるんだろう。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    社会現象を巻き起こしている恋愛リアリティー番組にて、人気者の少年が飛び入り参加した少女に真っ直ぐな恋心を向けられ始まる物語。―――偽物に彩られ死んだ青春の中、生きた本物を求めて。 終われない恋、偽る恋、そして真っ直ぐな恋。三者三様の恋、そこにそれぞれの背徳感が絡まる事で送られるラブコメであり、背筋を掴まれるような淫靡さもある背徳感のある、正にゾクゾクする面白さのある物語である。始まって結ばれ、だけどその裏にある嘘には気づかずに。知らぬ間に操り糸にて操られる少年はどんな深みへ。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…

    ネタバレあり
powered by読書メーター

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2024/04/14
  • 定価
    792円(本体720円+税)
  • ISBN
    9784815621117

感想をシェアしよう

  • ツイートする
  • シェアする
  • 友達に教える
Close
この作品を評価しよう!
Excellent!!!
Very Good!!
Good!
評価入力した作品の著者とイラストレーターは新刊通知の対象として登録するよ。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
この作品の感想を3つ選択してね!
評価と感想はキミのパートナーが記憶するよ。
たくさん登録をしてね!
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
Close
みんなの感想
Close
注意
この作品の「読んだ」を取り消しますか?
あなたの評価と感想が削除され、
本棚からこの作品がなくなります。
はい。取り消します。
キャンセル
注意
この操作を取り消しますか?
はい。取り消します。
キャンセル
エラー
ログインして下さい。
ログイン
キャンセル
成功
本棚の「読みたい」に追加しました。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
OK