あらすじ紹介
原作小説での破滅を回避するため、ひたむきに努力して仲間を集め、絆を深め合う「私」と「俺」。
けれど、そんな二人の前に様々な障害が立ち塞がる。
原作の勇者と聖女がちょっかいを出してきたり、義母に命を狙われたり、さらには原作のラスボスである魔族の皇子まで!
お互いを想いながらも、転生者であることを隠し続ける二人の運命は大きく揺さぶられて……!?
愛憎入り乱れ、風雲急を告げる悪役転生逆転ファンタジー第2弾!
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
nishiyan
12ダンジョンでの死闘を仲間と共に切り抜けたクラリスとエディアルド。絆を深めた二人だが、互いに転生者であることを打ち明けられずにいたある日、クラリスはアーノルドの母・テレス第二側妃から舞踏会に招待される本巻。エディアルドが精力的に動いたことでテレスがより足掻く展開はなかなか楽しい。クラリスの友人デイジーの縁もあって宰相クロノム公爵と息子で主要キャラのアドニスまで引き込めたのは興味深い。原作のラスボス・ディノまで登場して、複数の敵勢力との戦いとなった二人は運命を変えることができるのか。次巻が楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり -
すがはら
10ミミリアがいつの間にか第2王子を攻略していてビックリでした。真実の愛宣言まで一気に進むとは。そして、その直後に皆の前で別の女性に言い寄る第2王子に2度目のビックリ。中身が仕事の出来る社会人の主役2人を際立たせるためだとしても、愚かな人が多すぎる。王妃のお花畑具合も相当だったし。主役2人は謙虚で真面目で良い子たちなので大体は気持ちよく、安心して読めますが。いよいよ登場の魔族王子に対して陰謀家の第2王妃がどう反応するのか。国難を前に勇者と聖女は覚醒できるのか。ただおバカなだけで終わったらちょっと可愛そうかも。 続きを読む…
ネタバレあり -
八岐
6★★★☆ 第二側妃が予想以上の悪女で、敵役として中々の逸材ではないだろうか。頭悪い性格悪いだけじゃ役者不足ですし、同情共感の余地のない悪一色でありつつ、冷酷非情で奸智に長ける、というのはいざ倒すときのカタルシスが違ってくる。元々じわりじわりと対抗手段と勢力を築いていたエディアルドですけれど、クラリスが狙われ出した事でもう本気で動き出しましたね。頼もしいと同時にクラリス愛されてるなあ、と。クラリスの方もテレスの実態を知らないだけにまだ状況を甘く見ていた所もありましたけれど、変に勝手に動かないので安心できる 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2024/03/05
-
定価1540円(本体1400円+税)
-
ISBN9784040753560