あらすじ紹介
絶対なるロスクレイ亡き今、盤上は混沌を極めていた。
追い詰められる黒曜の瞳、それに乗じてメステルエクシルの奪還を謀る軸のキヤズナ。
さらに、擁立者の制御を離れた魔法のツーと世界詞のキアは、王を脅かす魔の軍勢ーー新魔王軍と認定され……。
増殖する脅威、脅威、脅威。それに抗いうるのも、別の脅威でしかなく……。期せずしてここに、修羅同士の闘争の火蓋が切られる。
絶対不壊・魔法のツーvs神速・音斬りシャルク。
全能の詞術士・世界詞のキアvs不死にして万能・窮知の箱のメステルエクシル。
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眠る山猫屋
49ロスクレイの死後、混乱の極みに陥る黄都。生き残った二十九官たちは、ある者は暴走しある者は腹を括る。そんな中、今回の主役はツー、キア。そしてウハク。王都から自称魔王の認定(冤罪w)を受けた少女たち。無敵のツーはシャルクと、キアはメステルエクシルとの戦いへ。大人なシャルクはともかく、復帰したメステルエクシルの毒ガスから核まで行使した科学攻撃は苛烈、最後は残酷なメンタル攻撃まで・・・。そして最後の数ページでは、最悪の“あの人”まで帰ってきてしまう?もう残された勇者は少ない・・・。 続きを読む…
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サケ太
19ひぇぇぇぇ。様々な対決が成され、決着がつくもの、つかないものもある。ロクスレイの死がもたらした黄都二十九官らの心理的変化。修羅たちの存在が黄都に混沌をもたらしつつ、最後の展開に驚く。どこに行く。どこまで行くのか。 続きを読む…
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ハイちん
12核攻撃やVXすら防ぎきる全能自動防御キア→そんなキア酸素中毒で殺害→エレアを想うてえてえの力で復活!!(うおおおおお)→エレア死んでました(だよね)→キア暴走で世界滅亡の危機という流れに感情を上下にゆさぶられ、最後に別方向で世界の危機が起きてしまい。まじ絶望するしかなかった。滅び以外のエンドあるのかなこれ。ウハクが頑張る以外どうしようもないんじゃ…… 続きを読む…
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イツキ
5緩急が凄い巻。前巻から続く黄都の内乱とその裏で蠢く各陣営の陰謀、その派手な動きが一段落して束の間の平和なシーンが続いたかと思いきやラスト100ページの怒涛の展開!キアの報われなさも辛いものがありますし、何より魔王みたいなものが3体同時に生まれてしまってもうどうなるのか全くわからないです。続きがひたすら気になります。 続きを読む…
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しお
38巻の衝撃を受け書籍1,2巻を再履修の後始読。群像劇とはいえある程度陣営別に指針が理解しやすかったweb版と比べ、新たな領域に突入し人物も増え、しかも陣営のトップが悉く機能不全に陥ったことで各個人の思惑が交錯する複雑な話と化してきた。人外の強者たる修羅たちの紹介とぶつかり合いだった序盤は朴訥とした物語だったんだなあと錯乱するほどの混迷っぷりに、正直読み疲れも感じた。準修羅とか二十九官の情緒複雑過ぎかよ。修羅みたいなメンタルもてや! そんなめちゃくちゃになった心をラスト数頁が破壊し尽くしていきました。必読。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/02/16
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784049154665
関連サイト
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公式サイト