あらすじ紹介
《虚空暦録》の正体を知った俺・君塚君彦は、名探偵らと共に欠けた世界の記録を修復する最後のピース《システム》へと辿り着く。
そうして《大災厄》にまつわるすべての記憶を取り戻すのだが――
「必ず、戻って来て」
「ああ、世界を救った後でな」
それはかつて仲間と交わした固い約束。
眠り姫を目覚めさせ、ハッピーエンドへと至る道標。
だが《特異点》に課せられたのは、とある究極とも言える選択で……。
探偵はもう、死んでいる。
ままでは決して終わらせない。
あの日そう誓ったからこそ俺は選ぶ。
ーーたとえ後にこの俺が《大災厄》と呼ばれようとも。
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みんなからのレビュー
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なみ
16ついに《大災厄》の記憶をすべて取り戻した君塚は、仲間と共に世界を救う戦いへと赴く。 あまりにも強すぎる敵を前にしても、君塚がシエスタや渚と交わす軽口が、安心感を与えてくれます。 シード編以降の、そんなに設定盛って大丈夫なの?という心配を見事に払拭してくれる巻でもありました。 そして物語は新たなステージへ。 さらに面白くなる予感しかない! 続きを読む…
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リク@ぼっち党員
11行ったり来たりの虚空歴録編も完結。かなり理解が難しい部分も多々あったけれど、最終的には君塚や渚、シエスタ等々の頑張りによって完璧とは言えないまでもベターな結末を掴めたのでは。概ねキレイに畳んでこれで完結?となったところから新たな世界の大いなる秘密が開示されてもっと複雑なことになっていきそうだが、君塚たちは度重なる困難をどう越えていくのか。しかし最近は渚のヒロイン力も高まっているの感じていた中で、ぶっちぎってくるシエスタは流石すぎる…。 続きを読む…
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とってぃー
9終始白熱していて最高でした!虚空暦録篇クライマックス。連邦政府の目的と、シエスタと渚が同時に立つ方法とは?君塚の選ぶ選択が、これが”たんもし”だ!となるカッコよさでしたね…。一見強欲だけど最適な選択肢だと魅せられますね。シエスタを目覚めさせる方法は、とある巻の激闘を思い出させられ胸が熱くなった。そして、渚の成長と意志を超える激情が紡ぐ言霊が決め手となったラストバトルは見物!エピローグでは、ささかやな日常とシエスタのささやきにグッときました。次の章の鍵になる人物が最後に出てきますが…マジですか?! 続きを読む…
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りざーどん
7シエスタのデレ顔の破壊力!! 最後にこのデレ顔見れただけで本当によかったね。って気持ちになりました。 溜めに溜めた再会シーンも最高でしたね。「最愛のパートナー」言えたじゃねぇか。 そして物語の途中で言葉にしなかったのに、最後に言っちゃうんかい! まぁ、あのとき君塚君いなかったからな。ホント最高かよ。 もうアカシックレコード使って、重婚可能な世界に変えよう。 シエスタも渚も幸せになってくれ。。 最後、まさかシエスタ、渚の幼なじみ発明家登場とは。次の展開も楽しみですね。 続きを読む…
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zingug
5やれ、理不尽だと君塚は言うが、そもそも世界自体が理不尽であった。それに抗おうとした者たちの物語にひとつの決着がつく。 世界と個人のどちらを選ぶかというタイプの話だったわけね。そして、両取りするエンタメらしい展開。 どこまで行っても悪意から逃れられないから、その打開策として用意したアナザーエデン。雰囲気が終局かと思いきや、それが新シリーズの鍵となるとは。一つの世界を相手にしてきただけに、別世界って更に風呂敷を広げてきたな。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2024/03/25
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784046827678
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