探偵はもう、死んでいる。 11
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探偵はもう、死んでいる。 11

「最初から、私の中心には君塚君彦がいた」《虚空暦録》篇クライマックス!
二語十 (著者) / うみぼうず (イラスト)
シリーズ:探偵はもう、死んでいる。(MF文庫J)

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あらすじ紹介

《虚空暦録》の正体を知った俺・君塚君彦は、名探偵らと共に欠けた世界の記録を修復する最後のピース《システム》へと辿り着く。
そうして《大災厄》にまつわるすべての記憶を取り戻すのだが――
「必ず、戻って来て」
「ああ、世界を救った後でな」
それはかつて仲間と交わした固い約束。
眠り姫を目覚めさせ、ハッピーエンドへと至る道標。
だが《特異点》に課せられたのは、とある究極とも言える選択で……。
探偵はもう、死んでいる。
ままでは決して終わらせない。
あの日そう誓ったからこそ俺は選ぶ。
ーーたとえ後にこの俺が《大災厄》と呼ばれようとも。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • 芳樹

    【BW】アカシック・レコード篇・完結。この章は、現在の君彦たちが忘れている1年前に起こったことを思い出すための冒険に出て、辿り着いた先で過去の冒険を経て出来事を思い出すという、時系列が現在-過去と入れ替わりながら進行しましたが、シエスタを如何にして取り戻すかという物語のクライマックスを盛り上げるための、とても巧妙な構成だったと思います。パズルのピースが嵌まるが如く伏線を回収する展開に読んでいてゾクゾクしました。真のハッピーエンドにはまだ至らないようで、君彦たちが今後どのように活躍するか。続きが楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    《虚空暦録》の正体を知った君塚君彦。名探偵らと共に欠けた世界の記録を修復する最後のピース・システムへと辿り着き、大災厄にまつわる全ての記憶を取り戻す第11弾。かつて仲間と交わした固い約束、眠り姫を目覚めさせ、ハッピーエンドへと至る道標、そして特異点に課せられたとある究極とも言える選択。そのままで終わらせないため覚悟を決めてあえて選択する展開でしたけど、年下枠にこだわりを見せる唯や意外と可愛い一面を見せたシャル、存在感があった渚だけでなく、シエスタも流石のヒロイン力を見せてくれてこれからの展開が楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 如水

    本巻で長かったアカシックレコード篇が完結。最初が君彦達の最後に残った記憶空白部解明篇、途中から記憶が戻った後、君彦達は真の目的達成の為行動する!?…みたいな御話ですが、今迄の話が何と‼️冒頭にあらすじが載ってるので、『聖還の儀』に関わる話(7巻)を読み返さなくてもOK!な内容。そう、薄々気付いていた方もいるかもしれませんが、『執行者はこの世に一人=名探偵もこの世に…』と言う所がキーですね。ナルホド、そんな回避行動が汗それなら今迄忘れられた記憶を辿る意味も出て来る…と言う訳です。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • なみ

    ついに《大災厄》の記憶をすべて取り戻した君塚は、仲間と共に世界を救う戦いへと赴く。 あまりにも強すぎる敵を前にしても、君塚がシエスタや渚と交わす軽口が、安心感を与えてくれます。 シード編以降の、そんなに設定盛って大丈夫なの?という心配を見事に払拭してくれる巻でもありました。 そして物語は新たなステージへ。 さらに面白くなる予感しかない! 続きを読む…

    ネタバレあり
  • リク@ぼっち党員

    行ったり来たりの虚空歴録編も完結。かなり理解が難しい部分も多々あったけれど、最終的には君塚や渚、シエスタ等々の頑張りによって完璧とは言えないまでもベターな結末を掴めたのでは。概ねキレイに畳んでこれで完結?となったところから新たな世界の大いなる秘密が開示されてもっと複雑なことになっていきそうだが、君塚たちは度重なる困難をどう越えていくのか。しかし最近は渚のヒロイン力も高まっているの感じていた中で、ぶっちぎってくるシエスタは流石すぎる…。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2024/03/25
  • 定価
    748円(本体680円+税)
  • ISBN
    9784046827678

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