あらすじ紹介
古代魔導具〈偽王の笛〉の影響下、上位精霊たちが牙を剥く危険な森で、七賢人は事態の収拾のため行動を開始した。
だが〈茨の魔女〉の植物操作、〈砲弾の魔術師〉の多重強化、そして〈沈黙の魔女〉の無詠唱魔術が飛び交う大激闘は、戦禍を呼ぶ笛に秘められた真の能力で、さらなる窮地に!
一方、学園ではある生徒にモニカが魔術師だと看破され――「わ、わたしの正体をばらすぞ、ってこと、ですか?」
風雲急を告げる第七幕。かくして、物語は大きく動き出す。
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みんなからのレビュー
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わたー
23★★★★★面白かった。七賢人の一人である「宝玉の魔術師」エマニュエル・ダーウィンによる「偽王の笛ガラニス」を使った事件の続きと、フェリクスの秘密を探るためにブリジット嬢とともにクロックフォード公爵家に潜入する内容。まずはこれだけ言わせてほしい。シリーズ本編8冊目にして、ここまでブリジット嬢のことが好きになることってある???高慢ちきで何考えているのかわからないキャラ筆頭だったのに、幼い頃に出会った「私だけの王子様」への初恋のためだけに暗躍していたとか、実は誰よりも愛のために生きていたとか、 続きを読む…
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ラムレーズン
23七賢人の一人、宝玉の魔術師が精霊を従属させる古代魔道具を使った事件の続きで、他の七賢人が力を合わせて解決する。力を合わせるといっても濃厚なキャラが揃ってるから割と好き勝手にやって、結果的に収まった気もするけど、やっぱり七賢人たち好きだな~!シリルはきっとこのまま氷霊と契約するのがいいと思う。フェリクスの真相やブリジットの想い、これまでの経緯とどんどん展開していて目が離せない。早く8巻が読みたいけど、その前にanotherの後編もあるのね!あーもう楽しみ! 続きを読む…
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どんぐり@京都の何処かで
20Web版、記憶喪失軍医完読。ダメだ、好きすぎる今作品。七賢人+カーラ出陣。この巻のすごいのが、私の好きなブリジットとカーラの二人とも出てくるところ。ネタバレしまくるので以降、ご注意を。 モニカも含めこの作品には、報われなかった、取り返しのつかない過去を持つ者が大半。それが今作独特の ハイファンタジーとしての重厚感を醸し出す。父を失い言葉を失ったモニカ、愛した人が突然消えた ブリジット、国家に反逆した兄を持ち、七賢人を追われたカーラ。でも彼女たちは仲間に支えられて今を生きる。魔法や勝ち取った地位や、努力で。 続きを読む…
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のれん
177賢人はなにかとバランスが良かったんだが、才能を妬む側がルイス以外にもいたとは。モニカ最大の敵にルイスもなるんかなぁ。いやアイツは立ち回りは最大限上手くする気がするけど…… そしてブリジット視点でのアイクが今作のハイライト。序盤のキャラ像とは打って変わって恋する乙女だった彼女はモニカにも影響を。彼女の恋が「安心する」なのか「ドキドキする」なのかはちょっと気になる。 特典はチャット形式の会話で、幅広く人気キャラを収録。やっぱルイスオチが多く、コイツの便利さは果てしないw 続きを読む…
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霖 - rin -
13Kindle…めちゃめちゃ豪華!前半が熱すぎてだいぶワクワクハラハラしながら読んでたら、後半で物語の根っこの端がチラついてきて、うわぁああああってなってるうちに終わった。これはやっぱり読み返すべきでは???いつ読んでも面白すぎる。そしてやっぱりシリル様が大好きな私。ブリジットも魅力的すぎて今後の登場にも期待。そして春にはルイス後編!忙しい〜!!! 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2024/02/09
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定価1760円(本体1600円+税)
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ISBN9784040753454