あらすじ紹介
神殿から断罪され、悪女の汚名を着せられた聖女メアリ。
逃走を図った矢先、冷酷で魔法が一切効かない体質の“呪われた王太子”エドガルドに捕まって身請けされることに!?
エドガルドの要求は“仮初めの妃となり、悪女として振る舞う”こと。
メアリは裏があると察しつつも受け入れるが、逃走のために発動していた魅了魔法がなぜかエドガルドに効いてしまい!?
「正真正銘の、この悪女め」
(た、大変なことになってしまったわ……)
不本意そうなエドガルドからとんでもない溺愛を注がれて――!
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みんなからのレビュー
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きいろわんこ
26電子書籍●司祭の悪行をなすりつけられ、悪女の汚名と共に神殿を追い出されることになった聖女メアリ。解放されることを喜ぶ彼女を攫ったのは魔法が一切効かない呪われた王太子・エドガルドだった。王位を継がないためにメアリに悪女として振る舞い契約結婚をするよう求めるエドガルドの提案を受け入れるが、その際メアリが発動させていた魅了魔法がエドガルドに効いてしまい。タイトル通りの溺愛もの。純真無垢で世間知らず故に悪女になりきれないメアリに困りつつ絆され、許しちゃうエドガルドが甘すぎる…!まだ謎が残るので続きも楽しみ。★5 続きを読む…
ネタバレあり -
nishiyan
9神殿から断罪された挙句に魔法が一切効かない体質で呪われた王太子と悪名高いエドガルドに身請けされてしまった聖女メアリ。彼には効かないはずの魅了魔法が効いてしまって…という溺愛ラブコメ。契約婚とはいえ、聖女の務めから解放されたメアリは彼の使い魔に名前をつけたり、斜め上にズレた悪女ムーブをかましたりとやりたい放題(笑)。そんな彼女に振り回されるエドガルドの気の毒なこと。異母妹との件などメアリの問題が解決して、相思相愛であることを確認した二人の初々しいことこの上ない。次巻はエドガルドの抱える闇へと移るのだろうか。 続きを読む…
ネタバレあり -
猫好き
0作者買い。 呪われた王太子と元聖女の話。 神が時代の王を決める世界で、呪われた身で第二王子なのに王太子となったエドガルドと罪を着せられて追放されたメアリ。 契約婚ではあったものの、最後には両想いに…! 決起魅了魔法などにはかかっていなかった、という結論でしたが、最期の最後で、えっ…?という展開。 どういうことでしょうか(汗) web版は未読です。 2巻も出るとのことですが、エドガルドが”呪われた”と言われる本当の理由?などが判明するのでしょうか。楽しみです! 続きを読む…
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亜弥
0読了 甘い…ひたすら甘い…悪女を目指す元聖女なのに呪われた王太子なのにナゼこの2人のやり取りはこんなに甘いのでしょう(笑)世間知らずの暴走って最強かも。悪女とは?悪女の定義とは?ツッコミどころか満載でしょ(笑)王太子様…やっぱりそうですよね〜 赤と白の精霊クン達あんなに可愛いのに世界に影響を与えるメチャクチャ偉いコ達だったのね(汗) 続編も決まっているようですね、不穏な気配もしているので続きが非常に気になるところです。楽しみ! 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/01/30
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784047377158
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
大真面目に悪女の行動をするも、印象を良くしてしまうメアリにクスッとしちゃうよ☆
大神殿の筆頭聖女メアリは、ある日突然断罪されて追放されちゃうんだ。でも、ずっと聖女を辞めたかった彼女にとっては好都合! 規律に縛られた生き方から解放されて、今度は"悪女"として生きるんだって♪
そんなメアリの新たな仕事は、王太子エドガルドの"仮初めの妃"。なんでも彼は、神から選定された王位継承権を放棄したいんだとか……。神が望むのは『貞淑な妻』。つまり、妃が『神すら危惧する悪女』であれば剥奪される可能性が高いってわけ♪ しかも妃の仕事は、夜伽なし、衣食住の完備、退職金も保障っていう高待遇! それに互いの希望が"悪女"……となれば、雇用契約を結ぶしかないでしょ!
さっそく悪女のお勤め開始だよ♪ 七つの大罪は『悪女の定義』ってことで、強欲の悪女でエドガルドの使い魔に勝手に名前付け! 傲慢さを発揮すれば、虐めっ子だって撃退しちゃうんだ! さらに穢れをも吸収する暴食で、動物の病魔を殺生──って、これ本当に悪女なのかな?
思惑とは裏腹に周りからは高評価! 失敗しても明るく前向きなメアリに元気を貰えちゃうよ♪
魅了魔法とは実に面白い──…いえ、恐ろしいですねぇ!
実は神殿から売り飛ばされた聖女メアリは、逃げる手段として自身に魅了魔法をかけていたのです。ですが、殿下は魔法の類が通用しない御方。聖女の魅了であっても効果はないはず……なのですが、おやおや、『触れているはずなのに、尚もお前が恋しい』ですか。ふふ、殿下は何故か魅了魔法の虜になってしまったようですね☆
しかも、呪いの所為で解呪は不可能。彼女の声や仕草、存在全てが殿下を篭絡するのです! 触れてしまえば最後、二度と離せなくなってしまうとか……あぁ、魅了魔法とは実に面白い──いえ、恐ろしいですねぇ! その上、魅了の効果は絶大。メアリが名前を呼べば抱き寄せ、民衆の前ではマントで隠してしまう有様。挙句、夢にまで見るのですから……彼女に『お可哀想』と同情されるのも致し方ありませんね☆
不本意な溺愛に戸惑うエドガルドとメアリの甘いやりとりに、ニヤニヤすること間違いなしですよ♪