
あらすじ紹介
アンの父と思われる記憶喪失の男ギルバートとともにコッセルの町を訪れたアンたち。
父が亡くなったとされる戦禍の爪痕が残る町で、アンは鎮魂祭の砂糖菓子を作る大役を引き受けることに!
町のことを調べる中で浮かび上がるかつての両親の姿は、"家族”の大切さを改めてアンに教えてくれて……?
――ずっとシャルやミスリルと幸せに暮らしたいから、この砂糖菓子に願いを込める。
少女と妖精の物語、ついに完結!
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みんなからのレビュー
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ひぬ
19【電子】シリーズ最終巻。ギルバートの失った過去の手掛かりを探るため、コッセルへと向かったアン達。そこで鎮魂祭のために砂糖菓子を作ることになりますが…アンの父親の謎が遂に明かされます。少し意外でしたが、言われてみれば納得。本編は終わったのでアフターストーリー的な立ち位置ではありましたが、読後感が良かったです。人と妖精の寿命の差というのは確かにありますが、この先に別離があったとしてもこの三人なら大丈夫とこれからに希望が持てる最後でした。 続きを読む…
ネタバレあり
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まぁ
7完結巻でした。とりあえず確定かと思っていたのに違った!というのは驚きでしたが、なるほどとなりました。永遠がないのは間違いないけど、別れたあとも、壊れたあとも、ずっと悲しいだけじゃないよって思えるように、今を生きたり、未来を考えられたら素敵だなぁと思います。三人の未来も、これからも素敵なものだといいな、と思える最後でした。 続きを読む…
ネタバレあり
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ミド
6アンの父親の謎が明らかになったけれど、結局どんな人だったのか印象が薄いまま。長年、妖精を友達としながら伴侶にエマを選んだということは、アンとシャルの関係とは根本的に違うんだろうなあ。フラウとはどのような日々を過ごしたのか気になる。ギルバートとフラウを通して、妖精と人間の寿命の違いを意識しながらも、改めて今を大切に生きていこうという前向きな終わり方が素敵。久しぶりにジョナスの名前が出てきたけれど元気にしているのかなあ。 続きを読む…
ネタバレあり
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輝夜
6アンとシャル、その後の物語もついに完結。ギルバートの謎はこういうことだったのかと納得。そして、フラウを通して、アンの両親がどんな人柄だったのかが分かり、しっかりとその人柄はアンにも受け継がれてるんだなぁと思った。いつか必ずくる別離。でも、それを悲観しないで、いられる時間を大切にして、伴侶がいなくなっても、その面影を心に残し、その時をまた生きていく。シャルとアンとミスリル。また3人での賑やかであたたかい生活が始まると考えると幸せな気持ちになりました。この先もずっと、大切で宝物の作品です。 続きを読む…
ネタバレあり
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はとる
5新章完結!アンの父親はやはり亡くなっていたが、フラウたちに出会い真実を知りアンたちにとっても大切な時間だったかも。アン、シャル、ミスリル…これからも一緒の時間を大切に幸せを感じて生きていけそう。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/03/01
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定価792円(本体720円+税)
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ISBN9784041147085
関連サイト
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公式サイト