あらすじ紹介
貧乏男爵家次男のルートルフは、別世界の『記憶』を持った頭脳派0歳児。やがて困窮する領民の状況を知った彼は、兄のウォルフにだけ自身の正体を明かして、領地救済に乗り出していく。ふたりは黒パンやコロッケなどを次々と発明し、おかげで領地は危機を脱しつつあった。
そんなある満月の夜、ルートルフとウォルフはオオカミのザムの背に乗せられて、隣のディミタル男爵領へ連れていかれる。森の中に着いたふたりが見たのは、柵に捕われたザムの仲間たちだった! 領地困窮の大きな原因となった害獣大繁殖のカラクリを知ったふたりは、オオカミ解放作戦を開始するが……。
さらに、1歳を迎えたルートルフの前に見知らぬ赤ちゃんが現れて!? 赤ちゃん度MAXでお届けする、領地立て直しストーリー第2弾。
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みんなからのレビュー
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いなばさくら
13長編ミステリ系ジュベナイル小説。でも現時点で登録18点って少なすぎ…元々そえださんはアガサ・クリスティー賞受賞のデビュー作が好きで、更に第2作の「臼月トウコ…」がど真ん中に好物だったので全作追っかけるつもりで本作の1作目から続けて読んだのですが、さすがにおとなが読むには無理があるというか、無条件に面白いとは言えないですね。巻末の地形図なんかを見る限り、大河ドラマ的に100冊以上でも続けていきそうですが、もうおかわりはいらんかなという感じです。そえださんには早く一般書に戻ってきて欲しいですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
ユウ@八戸
10頭脳派な赤ん坊ルートルフと弟の秘密を唯一知っているお兄ちゃんウォルフの領地建て直し物語2巻。1巻から続いていた、ディミタル男爵による陰湿な領地奪取計画。狼ザムが大活躍でおもしろかったです。ルートルフの『記憶』の謎とか、狼たちの動きが素晴らしすぎるとか。一番の謎が主人公なんだが。あと弟の援護があるとはいえお兄ちゃん有能。貴族的にアウトなパパの動向により妹ができて賑やかに。領地建て直し系だから食糧として出てくると思っていたキマメ。知識があるとはいえトーフ作っちゃったぞ。豆乳は作らないんですかね?気になる。 続きを読む…
ネタバレあり -
おかめいんこ
1色々頑張れお兄ちゃん! 続きを読む…
ネタバレあり -
エリックマ
0前巻から続いていた隣の男爵との問題。 ザムが仲間を助けようと活躍。助けられた狼達も、人を助けるような動きを見せる。 危機もあったが、解決。隣の男爵は、領地や爵位を没収された。その腹心が隣国に行ったらしいのが、不安要素だが、とりあえず安心。 赤ん坊が増えました。赤ちゃんに赤ちゃんの面倒みさせてどうするの?とは思うが、ちっちゃい子たちが、わちゃわちゃしているのは、可愛い。 兄が引き続き、色んな頑張っているのが、好印象。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/01/25
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定価1540円(本体1400円+税)
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ISBN9784046832498