最強守護者と叡智の魔導姫 死神の力をもつ少年はすべてを葬り去る 1
天使を護るは、最強の死神――
安居院 晃
(著者)
/
tef
(イラスト)
シリーズ:「最強守護者と叡智の魔導姫」シリーズ(オーバーラップ文庫)
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あらすじ紹介
天使を護るは、最強の死神――
多くの図書館が存在し、知識の国と呼ばれるブリューゲル王国。
王都には、悪用すれば国が亡ぶと言われる呪いや能力を持つ、禁書だけを所蔵する禁忌図書館があった。
禁書の処遇を一任され全知の力を持つ最高司書官のクムラと、万物に死を与える力を持つ補佐官のヴィルが禁書を管理・封印し、守護にあたっていた。
いつもの様に図書館を管理する二人の前に、突如禁書の封印が解け、霧の巨人が出現。
再び封印するため、ヴィルは死神と呼ばれる力で、巨人へ立ち向かう!!
再封印を終えた矢先、死神の力が欲しいと敵対する帝国から勧誘を受けるヴィル。
断った報復にクムラへ危機が訪れる――。怒(いか)るヴィルは真の力を解放させる!
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みんなからのレビュー
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よっち
29ブリューゲル王国の禁書だけを所蔵する禁忌図書館。それを管理して守護する最高司書官のクムラと補佐官のヴィルのコンビが、危機に立ち向かうビブリオファンタジー。酒好きだけれど有能で隙あらばウィルに求婚しようとするクムラと、そんな彼女を支えるヴィルが抱える秘密。そんな二人が、突如禁書の封印が解けて出現した霧の巨人に対処したり、ヴィルの秘密の力が欲しいと勧誘する、帝国の思惑に巻き込まれてゆく展開でしたけど、二人の切っても切れない特異な繋がりやかけがえのない絆が、これから二人に何をもたらすのか今後の展開が楽しみです。 続きを読む…
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まっさん
15★★★★☆ 多くの図書館が存在し、知識の国と呼ばれるフリューゲル王国。天使と悪魔が混在するこの国では、一冊で国を滅ぼす事が出来る禁書を数多く蔵書する禁忌図書館なるものが存在する。全知の力を持つクムラと、万物に死を与える補佐官のヴィルが治めるこの地において、敵対する帝国から引き抜きを受けるヴィル。申し出を断る彼に報復としてクムラへ危機が訪れた時、ヴィルは真の力を解放する… めっちゃくちゃ面白かったです。これで銀賞まじかと驚きが強い読後感でした。 ストーリーとしては魔法の力を用いて各国が軍国主義に走る中→ 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
11天使と悪魔が共存し幾多の図書館が存在する国で、禁書を補完する図書館の司書とその補佐官が、一冊の禁書に向き合い始まる物語。―――好ましく思う者を守り抜け、正に死神のその力で。 真っ直ぐなファンタジーと言った感じの芯に、軽快なやり取りが花を添えている物語であり、王道的な面白さが溢れている物語である。様々な姫から注目されていく補佐官、彼を巡り動き始める状況。果たして彼等の関係はこれからどうなっていくのか。そして、今度彼等の前に現れる禁書は、果たしてどんな闇を秘めているのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり -
彩葉 楓🍁
9【★★★★★】相変わらずあとがきの怪文書が好きすぎる。禁書を管理する図書館の最高司書官であるヒロインとその補佐兼護衛を務める主人公。天使と悪魔が存在する世界のバトルありラブコメありな物語でした。ヒロインは主人公の事を溺愛していて隙あらば求婚し、貞操を奪おうとする酒カスな白髪ヒロインです。癖が強い。いつもはグイグイアピールするけど向こうから攻められると弱くて赤面するヒロインがすごく可愛い。主人公は死神と恐れられるほど強くかっこいい。禁書の設定に世界観が好み。バトルラブコメの塩梅が良く特にちょいラブ要素が良い 続きを読む…
ネタバレあり -
フラチキさんです
9★★★★☆ 初読み作家さん。設定は非常に好み。ただ、キャラが好きになれず少々がっかり。ヒロインの主人公に対する求愛行動みたいなくだりが、最初から最後まで繰り返されるのは正直疲れますし、それに対して主人公がやれやれ的ムーブをかまし続けていたのも私的地雷でした泣。設定、本当に惹かれたので主人公達との相性次第では超高評価も期待できる作品だったのではと思ってます。にしても主人公の技みたいなの強すぎんか...。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/01/25
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784824007070