あらすじ紹介
冥界門の消滅から三年を経て、崩壊を免れた世界は緩やかな復興を続けていた。世界龍の力を手に入れたヤヒロと彩葉は現在も行方不明のまま。
そんな中、ギャルリー・ベリトは、消えたはずの魍獣が再び出現したという情報を入手する。
そのころ南国の名もない島に隠れ住み、スローライフを送っていたヤヒロと彩葉のもとに、謎の少女エリが流れ着く。
なぜか彩葉を警戒しつつ、ヤヒロの正体と世界の真実を知っているエリ。そんな彼女を襲ってきたのは、魍獣とは異なる新たな怪物“無名天使”だった――!
廃墟の街で出会った少年と少女が紡ぐ、新たなる龍と龍殺しの物語、第六巻!
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みんなからのレビュー
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よっち
35冥界門の消滅から三年を経て、崩壊を免れた世界は緩やかな復興を続ける中、絶海の孤島で暮らすヤヒロと彩葉の元に謎の少女エリが流れ着く第6弾。ギャルリー・ベリトが入手した消えたはずの魍獣が再び出現したという情報。彩葉を警戒しつつ、ヤヒロの正体と世界の真実を知っているエリ。そして絢穂が出会ったなぜかヤヒロそっくりなシグレの正体。彩葉たちの作り上げた世界を脅かす存在との激闘もありましたけど、彩葉の弟妹や相楽善&澄葉たちのその後も伺えて良かったです。それにしてもベリト姉妹は相変わらずしたたかで抜け目ないですね(苦笑) 続きを読む…
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芳樹
28【BW】前回ラストシーンからの続編。なのですが、番外編というか後日談的な内容でしたね。八尋と彩葉が健在なのは明らかになっていたので安心していましたが、今回は二人の関係性にしっかり触れられていて、より絆が深まっている(イチャイチャ度が上がっている)二人の姿に心温まるものがありました。そんな二人のスローライフを脅かすことになる新勢力として”天使”が登場したことには驚かされたものの、龍や天使とのバトルシーンは相変わらずの高熱量で最後まで楽しく読ませてもらいました。八尋と彩葉をはじめ、皆が幸せでいられますように。 続きを読む…
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しぇん
22完結後の隠しボス戦みたいな感じでした。三年たって、神に等しい力も手に入れてるので、もう戦う事はないのかなと思っていましたが、絡め手混じりで来られるとといった感じでしょうか。隠し設定明かしたから、まだ続くのかなと思いましたが、これで終わりのようですね 続きを読む…
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のれん
16前巻がノーマルエンドなら今回はグッドエンドファンディスクという感じか。力が復活する後半はすわ新章突入かと思ったが、エピローグ後の家族エピソードが今作のエンドを象徴していた。 今作は日本人全滅というナショナリズムを問う状況が、ドラゴンスレイヤー英雄譚とかみ合わない空気があった。しかし今作のラストから、今作は近代日本ならではの社会文化を尊ぶメッセージがあったことに気づく。 主義や思想、歴史でもなく地域単位の生活文化を誇る。もしこの辺りにフォーカスが当たっていれば……いや、それはラノベから逸脱しすぎるだろうか。 続きを読む…
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真白優樹
11決戦から三年、八尋と彩葉が絶海の孤島で隠遁生活を送る中、世界各地に謎の化け物が出現する最終巻。―――これからもこの世界を、穏やかな日々を。 島に堕ちてきた謎の少女、エリ。絢穂を攫った八尋によく似た少年、シグレ。最後と言わんばかりに潜在の脅威が迫る中、日々を守るために力を尽くす巻であり、今までの緊迫感は一休み、全体的に幸せに溢れた巻である。別たれるのは世界が終わる時。楽園の果て、続く世界で。これからも生きていくと決めた二人は、きっとこれからも世界を見守っていくのだろう。 うん、とても面白かった。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2024/02/09
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定価792円(本体720円+税)
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ISBN9784049152029
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公式サイト