
あらすじ紹介
スカルファロット家武具部門と協力し、開発を重ねる女性魔導具師のダリヤ。
ダリヤは魔物討伐部隊相談役として認められ、彼女の叙爵が正式に決定する。
そんなある日、王城魔導具制作部を見学する機会に恵まれたダリヤは、制作部長、副部長同席のもと、月光蝶を使用した魔導ランタンへの付与を体験することに。
「美しい付与は、カルロに似たのだな」
父から受け継いだ技術、そして彼女自身の人柄で多くの人を引き付けていくダリヤを前に、ヴォルフは彼女を守りたいという気持ちを強めていくのだった。
そんな二人を見守る周囲は、ダリヤが叙爵前のお披露目で舞踏会に参加することを好機とばかりに、ヴォルフの背を押そうとあらゆる手を画策するが――!?
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、二人の気持ちが動きだす第九弾、開幕!
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みんなからのレビュー
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こも 旧柏バカ一代
61魔物討伐部隊に魔法武器と魔物との戦闘で四肢を失った元騎士達に義足を開発した結果。魔物討伐部隊の相談役になったダリヤ。5本指靴下から義手義足まで開発した功績で年明けには男爵にもなると内々に予告された。そうなると、貴族としての礼儀作法のレッスンが必要になる。より一層忙しくなったダリヤは、相談役の業務の一環で、王城の魔導具製作部に見学に行く。そこの部長の口から出て来る父カルロの名前。そして商業ギルドの長、ジェッタ子爵の名前も出て来る。その部長から魔力付与をやって欲しいと言われて実施して彼女の手腕が絶賛される。 続きを読む…
ネタバレあり
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南北
55ダリアとヨナスが男爵になることが決まり、王城魔導具制作部を見学したり、魔力量の多い魔導具師に出会うなど、貴族とのつながりがさらに増えてきた。魔導具は魔剣制作や仮眠ランタンなどが出てきて楽しめた。食事のシーンでは鶏団子に始まり、水餃子に終わるなど空腹時に読むのは危険な気がした。貴族たちへのお披露目として舞踏会に参加することになったダリアとヴォルフのダンスは次巻で見られそうで無自覚な2人の距離が少しは縮まるかどうかが見所だろう。 続きを読む…
ネタバレあり
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はなりん
48今巻は新たな発明品はなかったけど、王城魔導具製作部と遂に接点が。交友関係がどんどん広がり理解者も増えるけど、カルロを死に追いやった黒幕とも繋がる危険度が増してきた感じがして不安。ダリヤとヨナスの男爵叙爵が決まり、貴族の仲間入りで、ヴォルフとの関係も少しずつ変わるのかしら?なんとなく意識しだしているけど、まだまだ進展はしなさそう。 続きを読む…
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サンゴ
46お互い意識はしているのね 続きを読む…
ネタバレあり
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すがはら
41若くして叙爵できるほど魔導具師として認められたダリヤ。影で守ってくれる人もどんどん増えています。ダリヤとヴォルフの仲は、これまで周囲の後押しとか状況とかで進展するのかと思っては肩すかしを受けてきたので、本編を読んでた間は「ハイハイまた思わせぶりで引っ張るのね」としか感じませんでした。ですが、カルロの話を読んだら、転生者バレ絡みの波乱が匂わされて何だかひょっとしたらヴォルフが頑張るのかと期待が湧いてきました。また肩すかしかもだけど。しかし、ダリヤの平穏が脅かされる危機まで用意しないと動かないのか、ヴォルフ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/12/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784046819321