あらすじ紹介
幼い頃に『夕焼けのお兄ちゃん』と出会ったことで、誰に何と言われようと、自分が好きなものをあきらめないと誓ったルチア。成長した彼女は、若くして服飾魔導工房の工房長に任命され、仲間たちと工房を盛り立てていた。
そんな彼女が友人ダリヤの開発した微風布の生産を進める中、また新たなダリヤの開発品が持ち込まれる。服飾ギルドと工房の威信をかけ、ルチアたちは総出でその魔導具を彩る刺繍に取り組むことになり!?
さらに『舞踏会のドレス』や『送りの服』など、ルチアのもとには様々な依頼が舞い込む。着実に存在感を高めていくルチアに対して、服飾ギルド長であるフォルトは、彼女を守りたいという想いを募らせるのだが――。
服飾師ルチアの幸服計画、それぞれの想いが交錯する第三弾、開幕!
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みんなからのレビュー
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はなりん
26服飾師としてどんどん成長していくルチア。周りの人達もいい人ばかり。フォルトとの関係がちょっぴり切ない。ダンテやロッタ、ヨナスと次々候補者が現れるも、ルチアは服飾命な感じで、恋愛には進まないかな?それでもイキイキと服飾のことを語る彼女は素敵です。応援したくなります。 続きを読む…
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ラムレーズン
22ダリヤが開発した温熱座卓や若くして亡くなった貴族令嬢のための送りの服エピ。温熱座卓、服飾ギルドでは負けられない戦いだったのね。フォルトとルチアも縁がなかったなあ。貴族の壁が超えられないというより相容れないんだよね。でも服飾師はルチアの人生で欠かせない要素だから、彼女にとっては服飾師としてのつながりの方が夫婦より強い気がする。それから送りの服は泣いた~!エラルド様でもどうにもできない病気だったのかなあ。 続きを読む…
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ミナミナミ
20絵師さんが変わった1冊目。表紙だけ観ているとあまりわからないけど、本編のイラストを見ると結構違うなぁという印象。前の人のイメージが強いので違和感はあるね。今回はダリヤがつくった「こたつ」に纏わる話が中心。ダリヤとのリンクが多かったので、独自の話が控えめでそこがちょい残念。衣装の依頼に応えていく! なお話が好きなので 続きを読む…
ネタバレあり -
TAMA
17ダリヤのアニメが始まって、ルチアがちょいちょい出てきて。正直各段に読みやすくなった本。結婚は契約みたいな貴族世界をなんとか泳いでいく姿がリアルと通じる。中のイラストの「女の子は誰?」と思ったらなるほどそういう!納得です。送りの服の女の子に泣きながら「着てほしいものがいっぱいあった」でこれこれ(^-^;とも思ったが、勇敢に生きた彼女に同情は失礼だし、生きててほしかったと思う悔しさか、、なるほどね。がんばったね。 続きを読む…
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星願月祈
15私は、服飾に関しそれ程興味があるわけではありません。私の着ている物は、下着からズボン・シャツ・上着に至るまで、ほぼユ○○ロです。しかしながら、本書は、とても興味深く、楽しんで読んでいます。主人公ルチアの服飾に関するひたむきさ、自己の仕事に対する熱意や顧客に対する思いは、私自身の仕事に対する「理想」です。また、甘岸先生の描く貴族の描写が素晴らしく、心憎い。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/12/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784046831460