あらすじ紹介
バイト先での新たな出会い、見知った友人の知らない表情。
初めて尽くしの高校生活最後の夏、それは受験を控えた悠太と沙季にとっても思い出を作る最後のチャンスだった。
花火大会に行きたい沙季は、将来のために勉強に集中しようとする悠太を誘うタイミングを見出せずに悩んでいた。
そんな中、読売栞の就職前の最後の思い出にとバイト仲間たちとのデイキャンプが企画されるが……?
勉強合宿、キャンプ、水着とショッピング、自己肯定感の高さと低さ、花火大会。
将来に悩み焦り心ゆれる“兄妹”が紡ぐ思い出の恋愛生活小説、第10弾。
みんなからのレビュー
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なっぱaaua
61高校3年の夏休み。受験間近という事もあり勉強中心な二人だが少なくても青春は楽しむべきだ。デイキャンプ、花火大会。二人の想い出は積み重なっていく。浅村君は母親のトラウマに縛られていて自己否定感が強いなって思ったけど藤浪さんの指摘が鋭すぎるな。少しずつ二人の関係はバレていくのだが、それはそれで良いんじゃないかな。アニメでは二人の想いを交互に描いていく当作品をどう料理するのかが楽しみ。読売先輩は浅村君だったらOKだったのだろうね。渋谷から狛江に行くのなら新宿経由でなく井の頭線を使うべきではと思ったり。 続きを読む…
ネタバレあり -
合縁奇縁
58『家の外、二人きりなら。』高校生活最後の夏、花火大会に行きたい沙季は、将来のために勉強に集中しようとする悠太を誘うタイミングを見出せずに悩んでいた。そんな中、バイト仲間たちとのデイキャンプが企画され…。将来に悩み焦り心ゆれる“兄妹”が紡ぐ思い出の恋愛生活小説、「義妹生活」シリーズ第10弾。勉強合宿、キャンプ、水着とショッピング、自己肯定感の高さと低さ、花火大会。中々進めず一歩進んで二歩下がってばかり。恋人同士になってからも、もどかしい関係が続く二人。綾瀬は小園さんに、悠太は読売先輩に、自分たちの関係を 続きを読む…
ネタバレあり -
芳樹
48高校最後の夏休み。恋人どうしになったものの、受験を控えている悠太と沙季が、ひと夏の思い出を作ろうと考える今回ですが、メインにはお互いに「相手から愛され続けるには?」という共通の悩みと、それぞれ抱える思いに向きあうことになりましたね。何というか、この年頃の高校生にしては二人ともよく考えているなあと感心します。勉強合宿やデイキャンプを経て、二人とも第三者からの意見をもとに悩みを乗り越えていく展開に青春を感じました。続きを楽しみにしています。 続きを読む…
ネタバレあり -
オセロ
47前半は読売先輩の就活前の思い出作りの為にアルバイト仲間達とのデイキャンプ、後半は悠太が勉強合宿に出かけたことで離れ離れになった二人がそれぞれの問題と向き合うという2分構成。デイキャンプは悠太が読売先輩に沙季との関係を明かしましたが読売先輩はひょっとして悠太のこと好きだったんかな…。そして後半では受験に追われる中で悠太は自己肯定感の低さと、沙季は母親との恋バナで恋愛におけるエゴと向き合ったことで互いに一歩前進した感じですかね。 続きを読む…
ネタバレあり -
桜庭かなめ
37夏休み編。デイキャンプ、悠太は予備校合宿、沙季はバイトの後輩の小園さん絡みのエピソード、花火大会といった内容。本巻のテーマは「エゴ」かなと思った。前巻ではちょっとの登場だった小園さんもデイキャンプと沙季エピソード中心にがっつり登場し、悠太のことが好きだと沙季に伝える。ただ、勉強合宿中のメッセージのやりとりとか、ラストで悠太と沙季が花火大会に2人きりで行っているので、小園さんが割り込める感じではなさそうな気がする。小園さんと読売さんに自分たちの関係を明かしたので、今後もそういう流れになるのかな。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/01/25
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784046832337
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