あらすじ紹介
第15回GA文庫大賞《銀賞》受賞作。伝説の護衛の次なる任務は平穏な学園生活!?
海上埋立地の島に存在する全寮制の学校、紫蘭学園。その学園の裏側は、様々な事情により通常の生活が送れない少年少女が集められる防衛省直轄の機密教育機関であった。
戦場に身を置くボディガード・羽黒潤は上層部の意に反して単独でテロを鎮圧した結果、紫蘭学園へ左遷される。生徒として学園に転入した潤だが、一癖も二癖もあるクラスメイトが待ち受けていて――
学生ながら"現場"に駆り出される生徒たち。命の価値が低いこの教室で、伝説の護衛は常識破りの活躍を見せる!?
不遜×最強ボディガードによる異端学園アクション開幕!
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みんなからのレビュー
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よっち
29戦場に身を置くボディガード羽黒潤。上層部の意に反して単独でテロを鎮圧した結果、海上埋立地の島にある紫蘭学園に左遷されて生徒として転入する異端学園アクション。様々な事情により通常の生活が送れない少年少女が集められる機密教育機関で、一癖も二癖もある少女たちのフィクサーとして現場指揮を取ることになった潤。そんな彼女たちと一人ひとり対峙してその実力と人となりを知っていきながら、学生ながら現場に駆り出される命の価値が低い彼女たちを率いる展開で、潤自身もまた彼女たちとの関わりの中で成長していく今後の展開が楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
こも 零細企業営業
27主人公がフルメタルパニックの相良みたいな印象。普段の会話でデリカシーの無い下ネタを連発。教えた師匠のせいらしいが、、相手の反応を気にして無いのだろうか?そこに忍者娘。野生児な近接、クールな狙撃手が仲間になる。忍者娘のインパクトが1番強烈、狙撃手のイメージが薄い。野生児は、、、あと、ボスって何者??まだまだ謎が謎を呼んでる。 続きを読む…
ネタバレあり -
彩灯尋
16かわいい女の子の格好いいアクションシーンが見どころ。残念ながら武器に関しての知識は何一つないが、作者が好きで書いている様子がいきいきとした文章から伝わってきてとても心地が良かった。個性的なキャラクターの女の子たちとぶっきらぼうな主人公とのバランスも好き。あのシーンに出くわして慌てふためくフィクサーも見たかったような気もするな。 続きを読む…
ネタバレあり -
のれん
15前半の軍事作戦の描写は専門家と英雄像をはき違えたような描写。この世界のPMCの勢力図などが見えないが、『フルメタ』ぐらいの荒唐無稽でも脅威が分かる勢力図を描いてほしかった。 後半の学生生活もテンプレ気味だったが、女子学生の戦闘はスピード感とともに、端的な損害描写もあり楽しめた。作者はバトルやりたいという意識があるようだし、そこを注力すればと思う。軍人&学生という設定調理は難しい物だ。 続きを読む…
ネタバレあり -
真白優樹
9使い捨ての戦力として扱われる学兵を育成する学園で、伝説的なボディガードである少年が、少女達を率い戦う物語。―――何より大切な契約の為、人間として踏み出せ。 癖の強すぎる部下達と、デリカシーのない隊長としてドタバタしたりする中で、少しずつ仲良くなりながら自身もまた成長していく物語であり、シリアス多めな戦場の中にガンアクションの面白さが駆け回る、心熱くさせるアクションが見所である物語である。始まったばかりの新たな戦い。過去から刺客が次々と迫ってくる中、少年の次の戦いとは。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2024/01/14
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定価748円(本体680円+税)
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ISBN9784815623425
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
バトルシーンが熱い! 主人公の《フィクサー》としての活躍にも期待!
潤は戦場でボディガードをやっていただけあって、戦闘能力はピカイチ。素手での殴り合い、隠密からの刃物での不意打ちに中距離の銃撃と、状況に応じた戦闘スタイルを自在に使いこなすことができるんだ。元スナイパーの実力を生かした長距離射撃もできちゃうんだから、まさに敵なしってわけ。そんな彼が現場に現れたら……敵に同情しちゃうね。ハンドガンとナイフの2つのみを巧みに駆使して、膠着状態だったテロ現場を単独で鎮圧するシーンは本当に痺れたなぁ!
そんな彼が学園ではフィクサーとして班の指揮を執ることになるわけだけど、戦闘経験豊富な潤なら上手くやっていけるはず。彼のフィクサーとしての活躍も期待が高まってワクワクするよ!
戦場で生きてきた”訳アリ”な少年少女たちの、束の間の青春
潤くんは潤くんで、戦闘能力がすごく高いのに常識が欠けているところがあってね。青葉ちゃんが官能小説を読んでいるのを他の子からバラされてアタフタしてたら、潤くんがいい趣味だなんて褒めちゃうの! それ、フォローになってないよ~! それなのに潤くん本人はデリカシーがあると思っているみたい。青葉ちゃんがうっかり銃を誤射しちゃっても文句は言えないかも…?
はじめはそんな感じだった潤くんだけど、少しずつ変わっていくんだよ。ずっと戦場で生きてきた彼にとって力での支配はお手の物だったけれど、実際はそれだけじゃ上手くいかないんだ。たくさん話して、ケンカもしたりして、少しずつでも信頼を築いていけばきっといいチームになれるんじゃないかな! 戦場しか知らなかった潤くんが、同年代の子たちと一緒に学生生活を目いっぱい楽しめる日が来るといいな~!