文豪ストレイドッグス 太宰を拾った日
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文豪ストレイドッグス 太宰を拾った日

織田作之助と太宰治、「黒の時代」の始まりと終わりの物語が待望の文庫化!
朝霧カフカ (著者) / 春河35 (イラスト)
シリーズ:文豪ストレイドッグス(角川ビーンズ文庫)

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あらすじ紹介

郵便配達員の織田作之助は、瀕死の青年を拾う。
名は太宰治、闇と暴力の代名詞・ポートマフィアの一員。
ごく人道的に看護をする織田と、死を望む太宰の奇妙な共同生活は、とある“絵”を追う《48》という組織の来襲で終わりを告げ!?
「あの場所に一度も行かずに死ぬ人間は、愚かとしか云いようがない」
これは「黒の時代」を生きた二人の黎明と終焉の物語。
2022年公開の実写映画入場者特典冊子2種が1冊になって登場!

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みんなからのレビュー

  • 里愛乍

    読んでしまった…読み終えてしまった。抑も入場特典で既読済で、破壊力は知悉している。故に年明けゆっくり読み直そうと思ってたのに。黒の時代のもっと前、太宰と織田作の出会いの物語。彼らは如何に出会い、織田作が太宰にそう呼ばれるようになった由来、何故にポートマフィアに入ったのか、またあの太宰の彼に対する懐きようは。そんなsideAとsideBースト。それらがひとつに纏められ、続けて読むと堪らなくなる。あとがきでは朝霧先生の織田作に対する認識が知れるなど、自分的には薄さの割にあらゆる意味で非常に重い一冊であります。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • neimu

    どちらの物語の方が好みだろうか。映画に合わせてのオマケというギフト体裁のため、枚数が限られた設定での作品なので、少し物足りない、もう少し書き込んでほしいというのが、ファンの心境ではないだろうか。饒舌な朝霧カフカの控えめな展開で、細切れの場面に差し挟まれた、織田作の説明的心情、解説的場面が浮き上がるほど、太宰その人の言動は見えそうで見えない。(むろん読者は太宰がポーとマフィアだとわかって読んでいるのだが)この世界で触れ合い、すれ違い、再び重なり合うことなない、その刹那を愛しむように描かれた世界観が切ない。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • mahiro

    映画の特典本をまとめた一冊(映画は見ていない)織田作がポートマフィアに入る本編寄りのsideAと武装探偵社に入るsideBがある。織田作が生きている未来の為に自分の全てを捨ててしまうsideBの太宰が痛い。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • Yuri

    2024年読み始め。映画の入場特典は入手していたのでsideA、B既読ですが、やっぱり心にずしーんとくるお話…。それにしても、BEASTのif設定から、これだけ世界観が広がるところが凄いなぁと思うのです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 水面頼光

    真の友に出会って道半ばで力尽きる道と真の友に出会わずに長生きする道。どちらが良いのか…。 続きを読む…

    ネタバレあり
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