あらすじ紹介
「帝の位はわたしには用のないものです」カリスウェンは目の前にいる実の父親、太陽帝国皇帝に唾き棄てた。大陸最大の国家、その全てを統べる位を息子に世襲させると、皇帝は轟と述べる。そのためには、自らの命も厭わぬと…。「暗殺も構わぬ、同情はお前に集まり、そして帝位はお前の手中に収まる」しかし、この発言は、太陽帝国を支えてきた十侯制度の根幹を大いに揺るがす。皇宮についに持ち込まれる、“ロオヌの秘薬”。ティーエの呪術にさえ探知できない、怨の籠められた究極の毒薬に命を落とすのは、はたして皇帝なのか!?大河ファンタジー第十七弾。ティーエ、カリスウェンをも巻き込む太陽帝国における激烈な政争がいま幕を開ける。
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みんなからのレビュー
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エンブレムT
27表紙画像がこの巻から登場!美しくって雰囲気のある絵です~♪でも、カリスウェン氏に寄り添う意味ありげな骸骨が誰なのか、読み終わってもさっぱりわかりません!死に誘う何かの象徴なんだろうか?それにしては頭に羽を付けちゃって、まぁなんて妙テケレンなお姿・・・。ある意味、全くもってこの物語に相応しい表紙とも言えるかも。美貌の登場人物は大真面目にキメてくれてるんだけど、ツッコミどころが満載って状態で・・・。物語は宮廷内の陰謀に焦点があたってます。怨の籠められた究極の毒薬“ロオヌの秘薬”がいよいよ使われます。 続きを読む…
ネタバレあり -
文庫フリーク@灯れ松明の火
23完全に《おかっぱ六ちゃん・ばっつん侯》ことカリスウェンが主人公。『風の大陸』にしては(暴言)面白くなって来た・・・と思えば『女性を愛している時間がない〜わたしに関わった女性を不幸にはしたくありません』に頭抱えて沈没。ならば男に走れって。三侯ラドニオも悪党としては貧弱、貧弱、ひんじゃくぅ〜(ジョジョ?)マレブどこへ行った〜、ラスカーンを血の匂いのする悪党に更正せよ。《寵愛者》ドラどこだ?影すら見えないぞ。《じれじれ》分かっているのに次が気になる〜。 続きを読む…
ネタバレあり -
朱音
13完全に六侯氏が主役ではないだろうか?以前から出ていた「ロオヌの秘薬」…証拠も残らず誰が使ったかわからない、というはずなのに「証拠はないけどアイツだって知ってるもんね」状態でどうするの?とは思ったけど政治的にはそれでも有効なようで。ターリス姐さん、イラストもよし。他の登場人物はどうなってるんだろう?ジッダにバルテュスにバリカイくんは?ってかボイスとマンレイドもちょこっとしか出てこないし。 続きを読む…
ネタバレあり -
珂音
13やっと画像が出てきました。黒髪はカリスウェン太陽帝国編の実質の主役。 続きを読む…
ネタバレあり -
p.p.
10ほとんど話が進んでないような気がするのは気のせいでしょうか。ロオヌの秘薬で皇后陛下が暗殺されてしまいました。権力のために実の妹まで弑する……。常人には理解できない感覚だろう。カリスウェンとヴァユラの繋がりを嗅ぎ付けたローダビア公国の諜者がどう動くだろう。今更カゼス王家の血を引いてると言われても困る。後出しじゃないか。マンレイドを「勝利の女神」と言われても、今一しっくりこない。外伝を読んだらわかるだろうか。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日1999/04/25
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定価528円(本体480円+税)
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ISBN9784829128787