あらすじ紹介
これが恋だなんて、気づかなければ良かったのに。
詩や竜也とのわだかまりも少しずつ解けていき、ようやく仲良しグループの日常が戻ってきたことを実感する夏希。バンド活動も再始動し全てが順調に進む中、夏希は校内で美織に関する噂を耳にする。それは美織が怜太と付き合っていながら、夏希にも手を出しているという聞き捨てならないものだった。当事者の美織は学校を休んでおり、心配した夏希は彼女の家を訪ねるが……
「広まっている噂は、ただの事実だよ」
この恋を自覚してしまった以上、もう、あの頃には戻れない。
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みんなからのレビュー
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オセロ
36陽花里という彼女がいる夏希に恋してしまった美織。その恋はいつから始まったのか、そして怜太との関係は。自分が許せない気持ちから塞ぎ込んでしまった挙句、自暴自棄になってしまった美織の夏希を筆頭に仲良しグループで事態の沈静化を図ろうとするが、状況は想像以上に複雑で。それぞれの想いが交錯することで一歩間違えると全ての関係が破綻しかねない中で、夏希と美織が気持ちを擦り合わせることで新たな一歩を踏み出したと思ったら次はお前かい! 続きを読む…
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よっち
35詩や竜也とのわだかまりも少しずつ解けて、ようやく日常が戻ってきたことを実感する夏希。バンド活動も再始動し全てが順調に進む中、今度は校内で美織に関する良くない噂を耳にする第六弾。美織が怜太と付き合っていながら、夏希にも手を出しているという噂、そして学校を休んでいる当事者の美織。想いを自覚してしまったがゆえに否定できず、自罰的になってゆく彼女が前を向くために、しっかり向き合う覚悟を決めた夏希はたぶん正しかったと思いました。まだまだ前途多難な状況は続きそうですけど、みんなで笑い合えるように頑張って欲しいですね。 続きを読む…
ネタバレあり -
わたー
30★★★★★表紙からこの展開になることはわかっていたが、いざ読んでみると想像以上にきっつい。詩と竜也の件に決着がつき、ぎこちないながらも陽花里との交際も順調な矢先に、公園での一件に端を発した美織の良くない噂が流れ始めて…という6巻。彼が誰かの恋人になって初めて自覚する自分の本当の気持ち。スタートラインに立つことすら出来なかった、始まる前から終わっていた恋心に翻弄される美織の悲痛な叫びが聞こえてくるようで、1ページ1ページ噛みしめるように読んだ。恋心を隠しきろうとして、その熱量は隠しきれずに漏れ出してしまう。 続きを読む…
ネタバレあり -
紅葉
15表紙からも伝わるどう考えても辛い展開でしたが、想像以上でした。物語当初から美織の気持ちは夏希に向いていると思わされる描写も多かったが、ついに限界が来てしまった。一周目に夏希と美織が高校時代に向き合う機会があればまた、違った未来もあったのかなと思う。夏希周りの人間関係が綺麗になったかと思いつつ、次巻へと続く展開に。本作のピークは4巻かと思っていたがそれぐらい、6巻も楽しむことができました。巻を増すごとに魅力が増す陽花里を楽しみにしつつ次巻も非常に楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
リク@ぼっち党員
15めっちゃ面白いけど、めっちゃ胸が締め付けられる…。美織の恋と後悔。表紙の雰囲気があまりにもピッタリすぎる。幼馴染という括りでは語り切れない独特な関係性を築いていた二人。でもタイムリープしてきたことで認識のズレが生まれたのを上手く利用していたストーリーに舌を巻く。人は何故か歳を重ねるごとに輝かしい記憶は忘れ、後悔ばかりがこびり付く。もし一周目なら夏樹の答えも変わっていたのかも。その分だけ夏樹の変化と、揺るぎなさを確認できたのが良かった。そして一難去ってまた一難。仲良しグループの危機にどう向き合うのか、期待。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2023/12/01
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定価726円(本体660円+税)
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ISBN9784798633589