先生も小説を書くんですよね?
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先生も小説を書くんですよね?

憧れの小説家の正体は教え子のJK 社会人として許されない……不道徳(インモラル)な小説講義(レッスン)
暁社夕帆 (著) / たん旦 (イラスト)
シリーズ:先生も小説を書くんですよね?(講談社ラノベ文庫)

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あらすじ紹介


憧れの小説家の正体は教え子のJK

社会人として許されない……不道徳(インモラル)な小説講義(レッスン)


しがない塾講師・佐野正道はある日、憧れの小説家・琴羽ミツルのサイン会に赴く。

そこにいたのは塾の居眠り常習犯・三ツ春琴音。天才ベストセラー作家の正体はなんと教え子の女子高校生だった!
過去にも一度会っており、小説家の夢を共有した二人。夢を諦めた正道を認められない琴音は、思いがけない行動に出た――。

「書いてきてください。この写真で、人生を終えたくないのなら」

弱みを握った琴音は、恋人もいる社会人の正道を創作へと誘う。

「日常に帰るか、わたしと一緒に小説家になるか。どうします?」

葛藤の末、琴音に小説指南を受けて再び夢を追う決意をする正道。
そんな日々で、彼は気づいていく。教え子の瞳に映る別世界に――

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 夢と現実、教え子と恋人に翻弄される主人公…ハラハラとドキドキが止まりません

    つむぎ
    つむぎ
    塾講師の正道さんは、ある日大好きな作家である琴羽ミツルさんのサイン会に赴きます。ですが売れっ子作家の正体は、彼の教え子三ツ春琴音さんだったんです…!

    正道さんと彼女は教師と教え子だけの関係ではなく、実はその昔夢を共有した仲でした。その夢とは「一緒に小説家になる」こと。ですが正道さんは大人になり社会人として現実に生きていくことで、その夢と彼女の事を忘れていたんですよ。

    しかし琴音さんは二人の夢を諦めきれません。彼に小説を書いてもらおうと行動を起こします。最初こそ琴音さんの突拍子もない行動に困惑していた正道さんでしたが、作品を書いていくうちに、プロとして真剣に作品の指摘と感想を述べる琴音さんの姿にやりがいを見出し、次第に執筆の世界へと没頭していくんです。

    琴音さんと共に夢に前進する一方で、現実とのギャップにも彼は苦悩する事になります。恋人の彩叶さんに小説家という職業を理解されず、心がすれ違っていく様子などは胸が切なくなってしまいました…。夢と現実に翻弄されながらも、一つの作品を作り上げるために前に進んでいく正道さんと琴音さん。二人の決して夢を諦めない物語を追体験できる一冊です!
  • ちょっとアブない雰囲気を持った教え子ちゃんとの甘く禁断な恋模様♡

    華恋
    華恋
    琴音ちゃんは夢を叶えようと頑張る正道先生も、わがままを言われて困ってしまう先生も、どっちも大好きなんですよ~っ! 講師の先生と生徒が二人きりで会うだけでクビになっちゃう厳しい塾なのに、琴音ちゃんは先生にベタベタ♪

    周りの人に見せつけるようなデートをして大接近しちゃいますっ! 琴音ちゃんの行為はどんどんエスカレートしちゃって、半同棲を求めたり、キスをねだったり……困り果てた正道先生の顔を見て、とっても可愛らしく笑う琴音ちゃん。もう小悪魔カワイイです~!!

    琴音ちゃんに支配されちゃうような背徳の関係。それを後押しするのは、正道さんの恋人・彩叶さんの存在ですっ! 彼女はなんと琴音ちゃんの担任教師なんですよっ! 琴音ちゃんは彼女の存在を知ると、学園での彩叶さんの話をしてきたり、自分のいる所で彩叶さんからの電話に出てもらったり、危ない対抗心を芽生えさせちゃいます~。

    ただの教師と教え子の関係なのに、恋人みたいな距離感になっていく琴音ちゃん…。読者も正道先生の浮気の現場を目撃した気分になって、イケナイ気持ちになっちゃいますっ/// そんな甘く堕ちるような禁断の恋模様を、あなたも味わえちゃう作品ですよ!

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • ばたやん@かみがた

    《ラプンツェルの少女の下へ》塔の上から垂らされる金髪は、かつて断念した創作への熾火を掻き立てる。代わりに男が捧げるものは、少女が生き永らえるために必須とする「物語」。─「現実」とはともすれば相容れない物語至上もここまで突き抜ければ説得力を持つ。少女が男を誘い完成した作品が、担任教師らに化体した「現実」への彼女のメッセージでもあることにも唸らされる。教師と生徒、「禁断の愛」がその葛藤と創作に向けての苦しみを見事オブラートしている点についても、また然り。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    ある日、憧れの小説家・琴羽ミツルのサイン会に赴いたしがない塾講師・佐野正道。その正体が塾の居眠り常習犯・三ツ春琴音であることに気付き、人生を変えられてゆく不道徳小説講義。実は過去に一度会っていて小説家の夢を共有した二人。なのに夢を諦めてしまった正道を許せず、弱みを握って脅迫してまで彼を創作へと誘う琴音。応募する執筆に専念させるため、ノイズでしか無い彼の恋人の影響を排除することも辞さない彼女によって、研ぎ澄まされてゆく正道の感覚。そしてまるで物語の結末を暗示するかのような応募作が鮮烈な印象を残す物語でした。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • オセロ

    憧れの小説家に執筆のイロハを教えてもらうことになったしがない塾講師の正道だったが、憧れの小説家の正体は教え子の琴音。いや〜このベタな禁断関係だからこその背徳感が堪りませんな。そんな2人の関係は小説家になるという約束したから始まり、片や夢を叶えた琴音と片や夢を諦めた正道。一歩間違えれば社会的に終わる関係でありながら、執筆に必要なことだからと恋人と距離を取らせて時にはキスまでして琴音が正道に書かせたかった小説の内容にゾッとしましたね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • わたー

    ★★★☆☆面白くなりそうな要素はあったと思うのだが、私のアンテナが低かったのかイマイチ刺さらなかったかなと。小説家になる夢が破れ塾講師として働く主人公。彼の講義を受講する女子高生が実は、彼が夢を諦めるきっかけとなった売れっ子作家であったことから、彼女にレクチャーを受けながら短編小説賞への投稿作を書いていく物語。現実と虚構。それぞれを象徴する2人の女性に挟まれながら、それすらも芸の肥やしにして小説を書き上げる。この作品で描きたいテーマはわかるのだが、背徳の方面へ突き抜けるわけでもなし、 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    女子高生との恋愛を出汁に色々やるジャンルも増えたが、全ワナビを自称したことあるアホどもに突き刺さる一冊。就職して、分け隔てない友人や彼女も得た順風満帆の人生に残るしこり。そこに侵入する一人の少女の呪い。少女の思惑は深堀せず、あくまで据え膳。主題は主人公の小説に対する姿勢で、それが生み出すラストはなんとも気色悪い作家性だった。自分が彼女に感じて来た疎外感を小説を通して彼女に感情移入させる。つまり小説でフるこの下卑た感情。この男は教師の前に作家なのだ。谷崎潤一郎をモチーフにしているのも納得。(1/2) 続きを読む…

    ネタバレあり
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