公爵家の三男が征く己の正道譚
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公爵家の三男が征く己の正道譚

圧倒的な力で最強へと成り上がるダークファンタジー。
虚妄公 (著者) / 真空 (イラスト)
シリーズ:公爵家の三男が征く己の正道譚(KADOKAWA)

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あらすじ紹介

「――次があるならば絶対に間違えない」
消えゆく意識の中、世を呪うかのように慟哭しながら死んだ……はずだったが、目が覚めると公爵家の三男・アーノルド・ダンケルノに転生していた。
突然のことに戸惑いつつも、今世でも惨めな人生を送りたくないアーノルドは誰にも侵されず屈しない武力を手に入れ、公爵家の後継者へと成り上がることを誓うのだが……。

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 復讐心を胸に二度目の人生で成り上がる逆転譚ッス!

    ディアナ
    ディアナ
    悪意ある人間によって嵌められてすべてを失った主人公。次に目覚めた場所は、なんと異世界。公爵家の三男アーノルド・ダンケルノに転生していたんスよ!

    このダンケルノ公爵家、王家ですら迂闊に手出しできないほどの有力貴族で、さらには5歳を迎えるや後継者争いに巻き込まれるシビアなお家柄。ところが前世のトラウマから誰にも侵されず屈しない力を手に入れたい主人公にとっては、願ってもないチャンスみたいッス。もし順当に長男が位を継ぐ決まりだったなら、「凄惨なる出来事を起こさざるを得なかった」なんて、めっちゃ不穏な野心に駆られててイイ感じッスねぇ。

    ただしドロドロとした後継者争いは一筋縄ではいかないッス。第二婦人オーリの策略で、本邸から離れへと追い出される憂き目にあってしまうんスよ。しかしそれも「いつか報復してやる」と、日々の研鑽の糧とするッス。騎士や魔法師を講師に呼んでめきめきと力をつけ、たった五歳にして年上の騎士とも打ち合えるようになるんスよ!

    いつか自分を侵す者が全て消えるその日まで。主人公の底知れぬ闇の深さには期待感が膨らんでいくッスね、ニシシ! 復讐もの、ダークファンタジーが好きな人におすすめの一冊ッス!
  • いつか己を侵す者が全て消えるその日まで。主人公の覚醒からも目が離せないよ!

    レオン
    レオン
    アーノルドが過ごす屋敷は離れだけでも十分過ぎるほど豪華で、たくさんの従者がいるんだ。でも他の候補者たちの息のかかった潜入者も多く、誰が敵で誰が味方なのかもわからない。さらに中立の者たちでも味方につけられるかはアーノルド次第…。手に汗握っちゃうな。

    アーノルドが屋敷に到着した時、主人が来たと言うのに出迎えた使用人は半数ほど。明らかに彼を軽視していることが伺えるね。主人の権限で今すぐ罰しても良いけれど、もっと決定的な隙を見せた時に敵勢力ごと叩くためにも今は泳がせるべきか…? 誰も信用できない中で他者の策を汲み取ったり躱したりしながら立ち回るアーノルドの姿は、堂々としていて痺れるんだ!

    またある日アーノルドは、侯爵家出身であるメイドのユリーが職務中だというのに他のメイドたちとお茶会をしている場面に遭遇。さらに主人であるアーノルドに対して逆に侮辱する言葉を重ねたことで、ついに彼はユリーを罰することにするんだ。でも復讐心を滾らせた彼はいつもと様子が違い、黒いオーラが漂いはじめて……!?

    まだ5歳であるアーノルドの変貌に周囲は驚き、慄くばかり。彼の復讐心が覚醒した時、一体何が起こるのか目が離せなくなるはずさ!

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みんなからのレビュー

  • こも 零細企業営業

    前世で冤罪で破滅した主人公。前世の記憶を持ち転生したら、貴族の子供だったが母親が娼婦で、他の腹違いの兄弟と跡目を争うハメになったが、身の回りを世話するメイドには敵対する兄弟から送られたスパイがいる状態。しかも、貴族の娘であるせいで気位が高く娼婦の息子である主人公を見下す始末。そんな敵でしが無いメイドを手打ちにして、実家と戦争すると宣言して剣の修行をするが、、え?遅くね?その修行も腹違いの兄弟が入って来たりと波瀾万丈。ギャーギャー騒ぐだけの●ソ餓鬼な兄弟の腕を修行でフラフラになった主人公がチョンパして、、 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 山のトンネル

    途中リタイア。まず、会話している主体がわかりにくいと感じたこと。特にキャラ立ちしていない登場人物同士が、主人公を挟まずに裏で会話をしているシーンなどは、会話の主体を探すために何回か読み直す必要があった。伏線を回収するために必要なシーンかもしれないが、話自体が進むわけではないので、そこを読み返すのは若干ストレス。他にも、主人公の思考の整理に場合分けが頻繁に入るため、説明的な文が続くことで話が展開しない。場合分けや可能性を提示する文を挟むのもいいが、結局"ない"可能性についても読者は読まされることになる。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • はじめまこと

    この手の作品では良くあることですが進みが遅い以外はとても良いですねぇ! 何十作あっても飽きない 相変わらずeb単行本黒背表紙主人公ピン表紙作品はどれも良い 愚者と賢者とは別に人としての格が出てるのが面白いなと そして主人公が賢者寄りの愚者で良い 続きを読む…

    ネタバレあり
  • bulbul

    正義を貫いたつもりで嵌められどん底に落ちた男の転生やり直し。絶望を忘れず何度も自分に言い聞かせるのに何度も繰り返す所がもどかしくも人間らしくて深みがあった。陰謀が渦巻いているけれど今度こそ正道を貫けるかな。オーラの謎も楽しみ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • うーん。テンポが悪い。後継者争いというのはマクロの話であるはずが、ミクロのやり取りが多すぎる。個人の武勇(ステータス)ではなく、集団としての戦いにして欲しかった。前世もちょっとなんか無意味に露悪的というか。()内の独白も長くて多くて鬱陶しい。5歳であることを気にする必要性はないかもしれないが、やっぱり時間をかける話であるならば別に10歳でも15歳でも変わらない気がする。敵が親父以外似たようなタイプの小物なのも困る。読んでいてことごとく読みたい展開と違う展開が繰り返された作品。続巻を読むことはないでしょう。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/10/30
  • 定価
    1430円(本体1300円+税)
  • ISBN
    9784047376700

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