あらすじ紹介
大罪人クォード――魔法国家アルマリエの次期女皇・カレンの新しい執事。
即刻、解雇&駆逐(クーリングオフ)したい!
……はずが「人を利用することを教えて差し上げます」強大な魔力ゆえに人を遠ざけ『無言姫』と揶揄されるカレンの心をクォードは強引にすくい上げる。
そんな時、ある魔法具を巡ってクォードの暗躍が判明!?
お前は、「私だけの」従者――裏切りの兆しにカレンの決断は?
角川ビーンズ小説大賞受賞作、物騒すぎる主従が初舞台(デビュタント)!
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みんなからのレビュー
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ぐっち
16次期女皇候補・無言姫・カレンと、釈放の代わりに執事として働くクォード。読み始めは、クォードは言葉使いが荒いし、自分勝手な人が多いななと思ってたけど、話が進むにつれいいバディに。やり取りも癖になってきたので、続きが出たら読みたいです。 続きを読む…
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ユウ@八戸
7人を遠ざけ、声を出すことも稀な無言姫カレンのもとに、犯罪者のはずのクォードが執事として押し掛けてきた話。国家転覆を目論んだ秘密結社のテロリストと、偶然ながら捕縛に一枚噛んだお姫様という「かつていがみあっていた」どころじゃない関係のふたりがバディとして活躍するラストは熱かったです。ちょっと仲良くなるの早すぎない?とは思ったけど。設定は好みだし4人ともキャラは最高なんだけどなぁ。情報過多なわりに説明不足なまま進んでいくので飲み込むのに時間がかかりました。セダさんとルーシェ陛下が夫婦になるまでが気になる。 続きを読む…
ネタバレあり -
史
3うーん。腹黒口悪い執事とお嬢様が政治に巻き込まれる話。イマイチ魔法と魔術に関してのそれがピンとこないまま終わってしまった。仮にも後継者なのに女皇の対応は大人として為政者として失格なんじゃないですかね。賢者様の理不尽な強さも含めてなんかセカイ系っぽいですね。あとこんな暴力を持つ国家に対して小言を振りまく俗人が多いのも腑に落ちない。うーん。背景と現状が一致していないというべきか。国家じゃなくて小さい範囲であるならばそこらへんの部分も納得できたのだけれども。4人しかいないですからねこの話。とても相性が悪い作品。 続きを読む…
ネタバレあり -
京
2強大な魔力ゆえに人を遠ざけ無言姫と揶揄される魔法国家アルマリエの次期女皇・カレンのもとに大罪人クォードが新しい執事として押しかけてきた。即刻、解雇&駆逐したいカレンだけど…。この世界では魔法と魔術の2種類が存在していて特に魔術の仕組みを理解するのが大変だった。カレンはクールそうな見た目に反して感情豊かでギャップに驚きました。普通に強い。好き。カレンとクォードが徐々にいいバディになっていくのもよかったです。「クォード・押しかけ借金執事・ザラステア」に笑った。 続きを読む…
ネタバレあり -
楪永遠
2次期国主に指名されるほど強くて優秀なのに無言姫と呼ばれるほど他人を拒絶してるカレンと大罪人の押しかけ執事クォード。押しかけとあるけど、その実、カレンの伯母の女皇がカレンのために押しかけさせた有能執事。カレンもクォードも強くて優秀でカッコいいけど、女皇ルーシェが強すぎるお話。なんか全部ルーシェの掌の上で踊らされてるお話。ルーシェと夫のセダの二人で世界征服できるよね。事件もカレンのためにルーシェが利用してカレン達に解決させようとお膳立てしてるし。もっとカレンの活躍シーン欲しかったです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/12/01
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定価814円(本体740円+税)
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ISBN9784041144190