あらすじ紹介
大富豪の遺書に隠された謎の島、シロナガス島への招待状。
ニューヨークで探偵業を営む男・池田戦(いけだせん)は
特殊な能力を持つ少女・出雲崎(いずもざき)ねね子とともに島へと向かうことに。
果たしてシロナガス島に隠された真実とは?!
誰が味方で誰が敵か? 犯人は誰か?
シロナガス島の悪魔の正体とは?!
みんなのデータ
-
0評価する
-
4読みたい
みんなからのレビュー
-
よいおいこらしょ
4超人気ADVのノベライズ化。もともとがSteamて500円で売られているので、ファンサービス的立ち位置の作品。(ゲームの方は有名声優のCV付だし……)さて、書籍だと美麗イラストがついてくるのが嬉しいね 続きを読む…
ネタバレあり -
キウイ
2分厚いけど、サックリ読めた。主人公がカッコイイオトコノコではなく、オジサンというトコロは、意外過ぎ。ヒトが減っていくのに、まだまだ意気込みがあるみたいで笑ってしまった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2023/09/29
-
定価1540円(本体1400円+税)
-
ISBN9784047375178
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
深まる謎の続きが気になりすぎてソワソワしちゃいます...!
ニューヨークで探偵業を営む池田戦さんは、大富豪の娘エイダさんの依頼を受けて、急に何かに怯えるようになったという彼女の父の調査を行なっていました。彼の遺書には謎の島名『シロナガス島』の文字と、島への招待状が残されていたんです。そこで池田さんは特殊な能力を持つ少女・出雲崎ねね子さんと共に、絶海の孤島・シロナガス島に向かうことに。
聞けばシロナガス島には悪魔がいるとか、人が消えるとか、悪い噂が後を絶ちません。他の招待客たちはみんな何かを隠している様子で、大富豪の関係者に扮して潜入した池田さんにも鋭く疑いの目を向けてきます。深入りはするなと忠告までされてしまって、不穏な空気は深まるばかり。そして、とうとう殺人事件が起こってしまうんです!
誰が敵で誰が味方なのかもわからず、最悪殺される可能性もある危険な状況。そんな中で、自分は探偵だと名乗りをあげて真っ向から事件に立ち向かう池田さんは探偵の鑑ですね! 犯人は誰なのか、そしてシロナガス島の秘密について、気になる謎がたくさんで終始ドキドキしてしまいました!
緊迫したシーンの連続でもクスッとする2人のやりとりに場を和む~!
ねね子ちゃんは顔が隠れるほど髪が長いから、ソファに寝転がっているとまるで巨大な昆布みたい。池田さんに、いい出汁は取れそうにない、なんて嫌味を言われちゃって、思わず彼の膝を蹴って反撃。「池田、殺す」なんて冗談が言い合えるのは、とっても仲が良い証拠だよね!
またある夜のこと。犯人がいつ襲ってくるかもわからない客室で、寝心地のいいベッドを得て得意顔のねね子ちゃん。でも池田さんが言うには、ベッドが一番危ないんだって。ねね子ちゃんが殺されているうちに犯人を倒すから安心して欲しい、なんて言われたら……こ、怖いよぉ! ねね子ちゃんがヤケクソになりながらソファ裏に隠れる気持ち、わかるなぁ…。
殺人事件やシロナガス島の謎に迫るシリアスなシーンはハラハラするけど、合間の2人の掛け合いで和むんだ〜。そんなギャップが楽しいミステリー作品だよ!