あらすじ紹介
俺はファンタジー小説の悪役貴族・ルークに転生した。
手練れの教師にも圧勝する学年最強のルークは、上級生のポルポンに序列戦を挑まれるも――完膚なきまでに打倒。
しかし彼はこの王国の第二王子だった! 王位への執念から俺に魔法指南を乞うポルポンだが、
「私は、ルークの『駒』になったから教えてもらえたんだよ」
ミアの余計な一言で、駒になるとまで言い始め!?
胃が痛い俺〈ルーク〉を嘲笑うように、改変は加速する。
ルーク暗殺計画に学園存続の危機、氷竜襲来――それがアベル〈主人公〉の宿命だろうと、俺はただ最強を求め、目の前の強敵をねじ伏せるのみ!!
……なのになぜ領民に慕われ、英雄扱いされるんだ!?
みんなのデータ
-
0評価する
-
1読みたい
みんなからのレビュー
-
よっち
27状況を巧みに利用してミアをすっかり手駒にした悪役貴族ルーク。手練れの教師にも圧勝する学年最強の彼が、上級生のポルポンに序列戦を挑まれる第二弾。この国の第二王子だった彼を完膚なまでに打倒したことで、王位への執念からルークに魔法指南を乞うポルポン。さらに闇属性の彼を狙う外部からの暗殺計画に、そんな事件を許した学園存続の危機、さらには操られた氷竜の襲来。胃が痛くなるような状況を打破して周囲を心酔させてゆくルークの力量は圧倒的でしたけど、ミアの異様なまでの傾倒っぷりがカオスな展開をさらに加速させてましたね(苦笑) 続きを読む…
ネタバレあり -
こも 零細企業営業
21えーーと、、暗殺者が主人公を襲って来て返り討ちにしたら学校が休校されてしまった?踏んだり蹴ったりじゃん。 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
20まぁ悪役とかいっても負けず嫌いで傲慢というだけで悪い事何もやってないですね。父が親バカで国家転覆計ってますが……。ひたすら強く強くを目指してるだけですが、前巻最後の手駒実験で酷い目にあったりと中々うまくいってるようでいかないのが面白いですね 続きを読む…
ネタバレあり -
まっさん
18★★★☆ ファンタジー小説の悪役貴族として転生したルーク。正史では主人公で勇者たるアベルに打ち負かされ、惨めに泥水を啜る未来を迎える彼は、己の未来を護る為に今日も努力を続ける。王国の第二王子であるポルポンに序列戦で圧勝し、新たな駒の獲得や婚約者まで現れ始める。そして、アベルが直面するイベントに巻き込まれる形でS級モンスター・氷竜と戦うことになって…というお話でした。 個人的に一巻より遥かに面白さが増した印象です。強者として周囲に畏怖されながらも、転生前の人格とルークとしての人格がミックスする事で程よ→ 続きを読む…
ネタバレあり -
凜音
15読了 ファンタジー小説のやられ役であり悪役貴族のルークが「努力」しシナリオをぶち壊す物語第2巻。他者を見下さないと気が済まない。本来のルークの矜持から逃れられず悪役たる彼の心中とは(苦笑)悪役で傲慢たる彼だけど想定外の状況に胃が痛くなってるあたりに生前の彼というか、少し善性のようなものが見えますね…手駒にしたミアに手をやかされるというか胃を責められるというか…ミアの心に上手い具合に嵌ってしまった飴と鞭。彼もここまで依存されるとは思ってもみなかったのだろうけど、見事な想定外に傲慢な彼もタジタジですね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2023/11/01
-
定価770円(本体700円+税)
-
ISBN9784041137284