あらすじ紹介
時崎狂三――人には言えない過去を持つ女子大生。そして、魔術工芸品犯罪を専門に扱う探偵。
狙撃不可能な場所から放たれ、探偵の胸を撃ち抜く『魔弾』。
原因不明の連続昏睡事件に巻き込まれたドール愛好家たちが噂する『生きた人形』。
会員制の高級レストランで提供される一食五〇〇万円の『若返りの料理』。
自殺未遂事件が起きた女学園で目撃されたという『もう一人の自分』。
魔術工芸品によって引き起こされる常識では測れない不可思議な事件の数々を前に、狂三の推理の時が刻まれる!
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みんなからのレビュー
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よっち
37人には言えない過去を持つ女子大生・時崎狂三が、縦ロールお嬢様・栖空辺茉莉花をスポンサーに魔術工芸品犯罪を専門に扱う探偵事務所を開くファンタジーミステリ。茉莉花の依頼で散逸した魔術工芸品犯罪を集めるため、狙撃不可能な場所から放たれる『魔弾』、ドール愛好家と『生きた人形』、一食五〇〇万円の『若返りの料理』、女学園で目撃された『もう一人の自分』といった謎に挑む狂三。一緒に謎解きをするやたら声のデカい茉莉花の存在感は抜群で、謎解きの真相も斜め上で、けれど最後はしっかり引き締めるストーリー構成の上手さは流石でした。 続きを読む…
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燃え尽きタコ
29面白かった。新シリーズで事件簿と銘打っているが、内容としては時崎狂三主人公のデアラ続編って感じ。 ただ精霊ではなくなっている事や恋愛関係はデアラの方で終わっている関係上、バトル!ラブコメ!って感じではなく特殊ミステリーの短編とかCOCリプレイ動画みたいな感じの展開やノリ。 精霊じゃなくなって主人公としての特異性が無くなった部分を本編終盤のラジエルによる知識詰め込みで補ってくるのは結構予想外だった。 続きを読む…
ネタバレあり -
ともパパ
25初読みの作家さんということで、狂三(どうしても脳がバグっていしまい「くるみ」と読めず、何度「きょうぞう」と読んだことか)がどういう人物かも知らず、ただ読メで本書の存在を知って、おもしろそうだったから買って読んだ次第。ねらった標的に必ず当たる魔弾など、様々な魔術工芸品が出てくる時点で通常のミステリーではないが、それらの存在を認めると魔術の世界で成立するミステリーとして妙に納得するものがある。あんな密室犯罪は当然初めてだし、地球の丸さを再確認できたし(すみません、ネタバレです)、これはこれでおもしろかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
わたー
24★★★★★デートアライブのヒロインの一人である時崎狂三が、神秘の力を宿すアーティファクトの悪用によって引き起こされた事件に挑むライトミステリ風の作品。本編終了後の時間軸のため精霊こそいないものの、アーティファクトという超常のアイテムが存在している世界観のため、トンデモミステリになっている感は否めない。ただ、連作短編形式で構成されているためか、そのトンデモな展開が後に引かないようになっていた点は非常に良かった。また、ドラマガ初出のためか、シリーズ未読でも楽しめるように配慮されていて作品自体の敷居は低め。 続きを読む…
ネタバレあり -
しぇん
17デアラシリーズの人気キャラ狂三を主人公にしたスピンオフ。純粋に物語完結後の世界のようですね。士道こそ出ませんでしたが、本編からのキャラも少し登場したりも。使ってる道具が道具ですが、ミステリーぽくは仕上がってるのかな?と 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2023/10/20
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784040751825
関連サイト
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公式サイト