隣の席の中二病が、俺のことを『闇を生きる者よ』と呼んでくる 2
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隣の席の中二病が、俺のことを『闇を生きる者よ』と呼んでくる 2

我が闇の能力<ちから>で この気持ちが届きますように
海山 蒼介 (著者) / 海原 カイロ (イラスト)
シリーズ:隣の席の中二病が、俺のことを『闇を生きる者よ』と呼んでくる(角川スニーカー文庫)

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あらすじ紹介

高校に潜入中の暗殺者・猫丸がようやく高校生活に順応し始めた頃。
『紅竜(レッドドラゴン)』を自称する竜姫紅音は今日も不敵に微笑む。

「フフッ、遂にこの時が来たか……『終末を告げる戦い -ラグナロク-』が!」
「ラグナロクだと……!?」(※いえ、ただの体育祭です)

二人三脚のペアを組むことになった2人だったが、人並外れて運動音痴の紅音の姿を間近で見ているうちに、猫丸は次第に紅音の正体を疑い始めて……。
もしかして、彼女は自分と同じ『殺し屋』ではないのかもしれない。
でもこの心をざわつかせる特殊な能力<ちから>は計り知れなくて――!

中二病と暗殺者。
違う世界だけど同じ「闇の住人」たちは、ますます惹かれあう!

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みんなからのレビュー

  • よっち

    高校に潜入中の暗殺者・猫丸がようやく高校生活に順応し始めた頃。『紅竜(レッドドラゴン)』を自称する竜姫紅音が不敵に微笑み、猫丸にラグナロク(体育祭)の開催を告げる第二弾。猫丸と紅音が二人三脚のペアを組むことになり、その人並外れて運動音痴の紅音の姿を間近で見ているうちに、ようやく紅音は自分と同じ『殺し屋』ではないのかもしれないと疑い始める猫丸。教団ウラノメトリアには微笑まえしい気持ちになりましたが、今回はそんな彼女の過去や背景も掘り下げられてゆく展開で、一見ほんわか系に見えるコマコマの存在が効いていました。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    普通に無理がある状況だったが、「気になる少女」だったことを自覚させる無難な着地。 本当にヒロイン以外主要キャラはほとんど裏社会の関係者だったのは笑う。作者曰く某ギャグ漫画から着想を得たそうだが、当事者以外全員が状況を把握しているキャラ関係は、コメディの王道でそれゆえ読みやすかったのかもしれない。 本作別にここで終わってもいいのだけれど、欲を言えばお互いの告白まで行っててほしい。やきもきさせる古き良きラブコメはくっつくまでが王道であるからに。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    相変わらず紅音の本心に気付かず猫丸が暴走する中、体育祭で二人三脚でのコンビを組むことになる今巻。―――警戒のその先、だんだん近づく心の距離。 相も変わらずアンジャッシュしたり、紅音が思いを膨らませる中、九十九の火道が判明すると同時に猫丸が彼女の本心に触れていく巻であり、前巻にも増してほっこりする面白さがある巻である。まだまだ続く勘違い、その中で浮かんでくる一つの疑念。果たして猫丸が紅音の正体にいつか気が付いた時、そこにどんな思いが湧くのか。そこで何を見ることになるのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • rotti619

    暗殺者の猫丸が育ての親の図らいで、でっち上げたターゲットの暗殺の為潜入させて高校生活を満喫してもらおうとしたら、ただ厨二病を引きずっている竜姫紅音をターゲットの紅竜として勘違いしてしまったお話第2巻。今巻も猫丸の勘違いが炸裂するし、紅音の素に戻った時の可愛さも健在という、ほっこりと楽しめるようになっている。1巻を読んだ時に感じていたかなり無理矢理感のある世界観は、今巻でかなり謎を回収しており、九十九の正体も併せて中々楽しめた。ただ、根底に流れているのは紅音の一途さ。これが物語を温かいものにしている。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 凜音

    読了 あー癒されるー。 中二病少女とガチ暗殺者のすれ違い勘違いラブコメ第2巻。 「終末を告げる戦い」の幕が上がる! はぁー可愛い、微笑ましい、癒される… 淀んだ心が浄化されますね〜登場キャラがやっぱりみんな微笑ましいのですよ。 豹真と親父が好きなんですよ。 https://twitter.com/R_novel_Addict/status/1720075633454371299?t=CoOtFWs_7hnsNpgOKEl8Pw&s=19 続きを読む…

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