探偵はもう、死んでいる。 10
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探偵はもう、死んでいる。 10

「約束は守る。大事なものはなに一つ奪わせない」大人気シリーズ第10弾!
二語十 (著者) / うみぼうず (イラスト)
シリーズ:探偵はもう、死んでいる。(MF文庫J)

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あらすじ紹介

失われた世界の記録を修復するため名探偵の助手として働く俺・君塚君彦は、その異変の原因が怪盗・アルセーヌにある可能性に行き着いていた。
また怪盗の正体が世界最悪の犯罪者アベル・A・シェーンベルクであるという仮説のもと、昔アベルを追っていた暗殺者・加瀬風靡を探し出し話を聞くことになるがーー
「覚えておけ、君塚。正義なんて、本物の悪の前ではいくらでも揺らぐということを」
やがて明らかになるのは、あらゆる正義が巨悪に立ち向かった戦いの記録。
世界によって秘匿された《虚空暦録》の正体。
当時そこに辿り着いた俺たちが下した決断はーー。
これは正義を追求した者たちの、理想と意志を問う名もなき英雄譚。

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みんなからのレビュー

  • よっち

    失われた世界の記録を修復するために働く中で、異変の原因が怪盗アルセーヌにある可能性に行き着いた名探偵の助手・君塚。その過去を追ううちにあらゆる正義が巨悪に立ち向かった戦いの記録が明らかになる第十弾。怪盗の正体である世界最悪の犯罪者アベルを追っていた、暗殺者・加瀬風靡を探し出して話を聞く君塚。その過去エピや久々の登場となったシャルの過去も絡めながら、《虚空暦録》や《特異点》などの真実に迫りつつ熱い戦いも繰り広げられてゆく群像劇的展開でしたけど、そんな中で渚もしっかり存在感を見せてくれてカッコ良かったですね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 芳樹

    【BW】病衣に身を包み渚に車椅子を押されている君彦の姿に、不穏なものを感じながら読み始めることになった今回は、《怪盗》の追跡と対峙を中心に描かれますが、これまで謎だった《虚空暦録》や《特異点》などの真実が明らかになって、いよいよ物語がクライマックスに向けて動き始めた感じがしました。今回は特に、登場人物たちが立場は異なれど己が抱く『理想』と貫くべき『意志』を真っ向から打つけ合う展開に胸が熱くなりましたね。そしてその中に挟まれる君彦としたヒロインたちとのラブコメシーンに癒されました。続きを楽しみにしています。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 如水

    今回は風靡さんの回です。えぇ、誰が何と言おうとも😅よって話は結構シリアス💧記憶を戻す旅に出ている君彦達。其処で≪怪盗≫事、アルセーヌが絡んでいる可能性に行き着く。記憶の断片である聖遺具に触り、失われた過去へ…と言う御話。アカシックレコードとは何か?怪盗が盗み出したモノとは?そして…過去対決は有ったのか?と言う所に注目ですが、『世界は正しくもなんともなかった。』コレが至る所に散りばめられてます(いろんな意味で)。描き方が上手いなぁ…けど段々コンガラガッテ来た。コレは7巻をもう一度読んだ方が良さそうだ💦 続きを読む…

    ネタバレあり
  • なみ

    君塚たちは、大罪人であるアベルの捕縛を目指すことに。 アベルと《怪盗》アルセーヌとの関係は──。 久々に登場したシャルの重い過去や、風靡さんの幼馴染みも物語に絡んできて、読みごたえがありました。 《特異点》《暗号》《意志》がぶつかり合う、迫力満点のバトルシーンがすごくよかった。 キャラクターたちがみんな格好良かったです。特に今回は夏凪が強い! 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 唯月

    虚空歴録の正体、怪盗がアベルだった事が明かされた。今回はシャルと風靡メインの巻。シャル、ライアン、夏凪、風靡、君塚、大神、ミアで地図を回収する事になるが、アベルと手を組んだライアンの罠だった。騙されて大神は右腕を失い、君塚は喪失コードのせいで特異点のプログラムを奪われて記憶喪失になり。君塚は特異点の力でシャルと共に虚空歴録を壊した。けど怪盗はまだ生きてる。その後の呼び方を変えた物語が良かった。名前で呼んで、みたいな話あったもんね。君塚の言葉通り出会い直して、君塚は思い出した。結局《暗号》とは何だった? 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/10/25
  • 定価
    748円(本体680円+税)
  • ISBN
    9784046827661

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