あらすじ紹介
伯爵家に献上した『鬼哭刀』によって、鍛冶師・ルッツの存在は、王国貴族の間にも知れ渡ることとなった。
貴族たちは戦争中の連合国との停戦交渉に頭を抱えていた。
連合国は規格外の至宝『覇王の瞳』を和平の証に差し出すという。
それに見合う宝は我が国にない――なら作るしかない!
国の威信をかけた宝剣製作を請け負ったルッツは、一流の付呪術師、装飾師と協力し、魔剣『天照』を作り上げる。
だがその剣の異能は両国の命運を大きく揺るがすことに――!?
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みんなからのレビュー
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キナコ
14シリーズ2巻。成り上がり系ではあるが、中性の身分制土や主人公がいきなり最強という訳ではないので読みやすい。なにかを制作する話が好きな人にはオススメ。才能はあるが、身分がない主人公が同じく才能はあるがクセがスゴい人たちと協力して一つの作品を作り上げていく。何かを生み出すことの楽しさが描かれた作品。 続きを読む…
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アマノサカホコ
12大阪市図書館、和平交渉と刀2巻。戦闘シーンでは人を魅了する妖刀の怖さに触れ、刀匠技術者の視点では刀をぺろぺろしてもいいですかと好きなものについて熱く語る変態すぎるパトリックや、ルッツくんの職人気質の思考が楽しい。コメディとシリアスのバランスが良く程よい下品さもあり飽きさせない。ドス黒い戦闘や泥臭い政治の駆け引きがある中、ルッツとクラウディアの誰にも引き裂かれない信頼に結びついた夫婦愛が光ってる。それにしても愛の言葉を茎(なかご)に刻んだルッツ作成の刀の銘がラブレターって恥ずかしすぎる(笑)★★★続き所望 続きを読む…
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スプリント
9妖刀製作にかかわる人々の物語。 それにしても主人公はなぜこうもポンポンと妖刀が打てるのか。 続きを読む…
ネタバレあり -
八岐
7★★★★ 1巻冒頭のシーンはこれだったんですね。最終的に自分たちの国を滅ぼしてしまうまで行ってしまうのかと若干ビビっていたので、割と早めにあのシーンの状況がわかって良かった。職人として引く手数多となり領主お抱えとなるのはまさに栄達なんだけど、純粋に職人としての最高の環境かというと微妙なのが難しい所で面白い所。そんなルッツのモチベーションをうまいことコントロールする奥さんクラウディアが本当に無二の相棒なんだよなあ、とIFの話も相まってどんどんと実感が深まっていく。 続きを読む…
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マサヒラ
4今回も非常に面白く楽しめた。引き続き刀剣の製作はもちろん今回は王国の内政面も描写されたり他国との交渉にも主人公の刀が使われたりと段々物語が進んでいる感があってワクワクしたな。とはいえその為か、今回は色んなキャラにスポットが当たり少々主人公の出番が少なかった印象もあるかな。それでも色んなキャラの魅力は感じたし、話の展開も個人的には好みで非常に良い。後はヒロインの活躍も増えてきたし今後主人公並みにキーキャラになりそうな伏線も最後あったしでこれは次巻以降にも期待したい。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/09/08
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784040751306