
あらすじ紹介
伯爵家に献上した『鬼哭刀』によって、鍛冶師・ルッツの存在は、王国貴族の間にも知れ渡ることとなった。
貴族たちは戦争中の連合国との停戦交渉に頭を抱えていた。
連合国は規格外の至宝『覇王の瞳』を和平の証に差し出すという。
それに見合う宝は我が国にない――なら作るしかない!
国の威信をかけた宝剣製作を請け負ったルッツは、一流の付呪術師、装飾師と協力し、魔剣『天照』を作り上げる。
だがその剣の異能は両国の命運を大きく揺るがすことに――!?
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みんなからのレビュー
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アマノサカホコ
10大阪市図書館、和平交渉と刀2巻。戦闘シーンでは人を魅了する妖刀の怖さに触れ、刀匠技術者の視点では刀をぺろぺろしてもいいですかと好きなものについて熱く語る変態すぎるパトリックや、ルッツくんの職人気質の思考が楽しい。コメディとシリアスのバランスが良く程よい下品さもあり飽きさせない。ドス黒い戦闘や泥臭い政治の駆け引きがある中、ルッツとクラウディアの誰にも引き裂かれない信頼に結びついた夫婦愛が光ってる。それにしても愛の言葉を茎(なかご)に刻んだルッツ作成の刀の銘がラブレターって恥ずかしすぎる(笑)★★★続き所望 続きを読む…
ネタバレあり
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マサヒラ
2今回も非常に面白く楽しめた。引き続き刀剣の製作はもちろん今回は王国の内政面も描写されたり他国との交渉にも主人公の刀が使われたりと段々物語が進んでいる感があってワクワクしたな。とはいえその為か、今回は色んなキャラにスポットが当たり少々主人公の出番が少なかった印象もあるかな。それでも色んなキャラの魅力は感じたし、話の展開も個人的には好みで非常に良い。後はヒロインの活躍も増えてきたし今後主人公並みにキーキャラになりそうな伏線も最後あったしでこれは次巻以降にも期待したい。 続きを読む…
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メガネ
0隣国との和平交渉の為の刀を打ったのをきっかけに伯爵のお抱え鍛冶師となるルッツ。 伯爵領を刀の生産地とするべく鍛冶師組合の親方達の前での公開作刀に臨むが、その直前に組合の鍛冶師に公開した技術で追い抜かれてしまう可能性に恐れを抱くが刀を打つことによって自然と開き直っていく。 馬鹿で下品だけど鉄に対しては真摯な鍛冶師の親方達の描写も秀逸。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2023/09/08
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784040751306