お局令嬢と朱夏の季節 冷徹宰相様との事務的な婚姻契約に、不満はございません 2
メアリー=ドゥ
(著者)
/
SHABON
(イラスト)
シリーズ:お局令嬢と朱夏の季節(アース・スター ルナ)
この作品をストアで探す(宣伝)
あらすじ紹介
敏腕宰相と有能秘書官の堅物夫婦が新婚旅行という名の視察に出発!
お局令嬢アレリラと冷徹宰相イースティリアは、元婚約者ボンボリーノの誘拐(?)事件やイースティリア暗殺計画の噂など、不穏な雰囲気の中で新婚旅行に出かけることに。
しかし、その行き先は仕事関連のものばかりという実質的な『視察』だった。
時には仕事を忘れて観光したり、夫婦間に甘い空気が流れたりするものの、行く先々で祖父であるタイア子爵の名前を耳にすることに疑問を覚えるアレリラ。
そして旅の果てにタイア子爵と対峙したアレリラとイースティリアは、彼から驚くべき目的を聞かされる!
書き下ろしサイドストーリー前後編
『ポンコツ妖女は、隣国に売られる。』『ポンコツ妖女、正体がバレる。』も収録!
みんなのデータ
-
0評価する
-
0読みたい
みんなからのレビュー
-
よっち
27元婚約者ボンボリーノの誘拐(?)事件やイースティリア暗殺計画の噂など、不穏な雰囲気の中でお局令嬢アレリラと冷徹宰相イースティリアが新婚旅行に出かける第二弾。目的地は仕事関連ばかりという実質的な視察。その行く先々で祖父であるタイア子爵の名前を耳にすることに疑問を覚えるアレリラ。タイア子爵の過去や遠大な目的には驚かされましたけど、有能で現実的な判断をする二人も、だいぶ甘い夫婦らしい雰囲気が出てきて微笑ましかったですね。例の夫妻や新たに雇った秘書官たちもいい味を出していて、ポンコツ妖女のエピソードも素敵でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
わたー
20★★★★★本編の軸となるのは主人公夫婦の新婚旅行…もとい、視察旅行のはずなのだが、彼ら以外の登場人物たちのエピソードが濃すぎて、正直それどころじゃなかった。いや、初っ端から皆大好きボンボリーノの誘拐話がインパクト強すぎるのよ。被害者なのに誘拐犯を庇って、全てが丸く収まるように取り成すとかヤバすぎるだろうが。その後も、辺境の子爵となった元王太子とか、見た目経国の美女なのに中身がポンコツな伯爵令嬢とかが語られていて、お腹いっぱい。コイツラ、別の作品で主役はれるだけのポテンシャル持ってるだろ… 続きを読む…
ネタバレあり -
凜音
12読了堅物カップルの新婚旅行は「視察」でした?!不穏な事件も起きる中迎えた新婚旅行(視察)。2人らしい旅行とも言えるし、そんな仕事の事ですら2人とも楽しんで居そうというか、むしろ仕事が2人の生活の一部になっているというかそんな気配がする…色んな思惑が渦巻いており、そんな中で語られたタイア子爵(アレリア祖父)の過去と今には驚かされました。タイア子爵のチャーミングなおじ様感好きな人多そう。僕は好きですね、このチャーミングな感じのおじ様。1巻から益々仲睦まじい夫婦になっているアレリアとイースティリアが微笑ましい。 続きを読む…
ネタバレあり -
サキイカスルメ
111巻を読んで気になってた朱夏の季節の意味出てきましたね!最初からボンボリーノ誘拐事件発生。え、ボンボリーノがヒロインポジションなの!?と思いました(笑)が、その結末も彼らしくてよかったです。アレリアたち2人の新婚旅行は、国を背負った大きな思惑が動いていて面白い!その中で夫婦として仲を深めていく部分もよかったです。何より番外編のポンコツ妖女が好きすぎる…!好みドストライクでした。次回、本編にも出てくると思うとワクワクです! 続きを読む…
ネタバレあり -
ユウ@八戸
10事務的なプロポーズから結婚して夫婦になったふたりが視察という名の新婚旅行をする2巻。1巻もそうだけど今回も人の行動に意味や感情が備わってるので読んでいて穏やかな気持ちになります。過去編はちょっとだけ苦いけども。しかしボンボリーノに引き続き、メインでない登場人物に心を奪われてしまったな。サイドストーリーのアザーリエさんめちゃくちゃ可愛いですね。可愛い夫婦だ。嫉妬するイースティリアと自分の気持ちに翻弄されるアレリラもとても素敵。お祖父様のやんちゃぶりも楽しい。この流れだと3巻はアザーリエとアレリラが対面かな? 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2023/09/01
-
定価1320円(本体1200円+税)
-
ISBN9784803018318