あらすじ紹介
男爵令嬢フィーナは亡き父に代わって領地経営に奮闘していた。
「立て直し公」こと公爵レオナールの施策を参考にし、国を回る彼をこっそり師と仰いでいた。
その彼がついに男爵領を訪れることに!
彼の手腕や人柄に触れ、憧れは恋へと変化していき……。
しかしフィーナは婿を迎えねばならない身。
だから経営の勉強に努めていたのにレオナールはそんな彼女を見て嬉しそうで!?
結ばれないはずの距離を大逆転するピュアラブ!
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みんなからのレビュー
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はつばあば
37努力は報われる‼️。領地経営なんて令嬢がするものでは無い世界?時代に・・切羽詰まれば女は強いんです💪。習って無いなら学びましょう!。2年後に密かに師匠と仰ぐ侯爵様が来て我が領地を立て直してくれると!。朴念仁の侯爵と領地のみに奮闘した令嬢の可愛いお話でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
蒼
23面倒な拗らせキャラは出てこず、父親と共に領地経営に頑張る主人公令嬢が報われる物語はするする読めて楽しかった。欲を言えば立て直し公が令嬢に惹かれる様子をもう少し深く描写して欲しかったかな?でも変にべたべたせずにこれはこれで良かったのかな、、、、。 続きを読む…
ネタバレあり -
ラムレーズン
21女性は家で大人しく刺繍でもしてるのが当たり前の国を舞台に、父男爵を亡くして領地の立て直しに奔走するフィーナと経営立て直しの敏腕公爵レオナールのお話。読み友さんの高評価納得!父を亡くして悲しいのはフィーナも同じなのに年の離れた弟は重傷、母は精神的に参っていて頼れない。領地のために泣いているわけにいかず、事故にあった馬車の中でもこの先を考えなくちゃと頑張ってきたフィーナが、たまたま事故と同じ状況になって過呼吸を起こしレオナールに支えられる。張り詰めてたフィーナがようやく泣けるこのシーンはじんわりきた。 続きを読む…
ネタバレあり -
ころころ
20一ヶ月前に事故で領主である父親を亡くした男爵令嬢ヒロイン。自身は無事だったが弟は重症、母は弟の側から離れない。生前から父と共に領地経営をしていたヒロインは"立て直し公"公爵レオナールを密かに師と仰いでおり、その彼が男爵領を立て直すため訪れることになり…。初読み作家さん。面白かった!私的に大当たり作品。領地経営に女性が口出しすることが許されない国にあって、密かに積極的に関与してきたヒロイン。今まで遠くから学ぶことしか出来なかった憧れの"立て直し公"レオナールの手法を直接学べる。 続きを読む…
ネタバレあり -
莉芳
14Web版から。面白かったです。お互い惹かれていく様子が自然体で良かった。木の実や鉱山はご都合主義かなーと思ったけど必要以上に暗くならず読みやすかった。フィーナのノートを見てヴィクトルが感激していたシーンは思わずもらい泣きしそうになったくらい好きな場面です。恋愛は微糖だけどこのくらいがちょうどいいのかな?続きも出てほしいです。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/09/29
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定価814円(本体740円+税)
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ISBN9784041141908
パートナーのおすすめレビュー(宣伝)
秘密にしておきたいこともあるけれど…「好き」の気持ちに嘘はつけないよね!
でもフィーナは自分が領地経営に携わっていたことを隠すことにするんだよ。知識ある女性が少ない国で、物知りだと知られたらもっとお嫁に行き遅れちゃうかもって不安みたい。だけれど早速、「領地計画書を見たい」と言われたら張りきっちゃうし、経営の進捗を視覚化するアイデアを褒められたときは、発案したことを言いたくなるのをぐっとこらえたりするんだよね。彼女の「領地経営に対する情熱」があふれ出そうな瞬間には、俺もふふって笑っちゃったな!
そして時には領地内の情報共有で陰ながらレオナールをサポートしていくんだ。けど、彼は彼女の手際のよさを不思議に思ってるみたい。……も、もしかして、実力がばれちゃった⁉ 聡明だけど、ちょっと抜けてるフィーナと徐々に彼女の隠し事に迫っていくレオナール。秘密を巡った二人のやり取りがコメディタッチで描かれてて楽しい作品だよ!
ある日突然、憧れのお師匠様が目の前に! 結ばれないはずのふたりのピュアラブコメです☆
だからこそ苦境に立つ自領に次々と手を打つレオナールの手腕に、フィーナは自身の足りなさを痛感させられます。しかし、彼は令嬢の身ながらよくやっていると、その経営手腕を認めるのです。これは嬉しいでしょう! 憧れの領地経営のプロから褒められたわけですから。今までのことが報われて、安心した彼女の心情が伝わってくるのですよ! そこからレオナールは師として彼女に知識を授けるなど、距離がなお近づいていくのです☆
一方のレオナールもフィーナの貪欲さや負けず嫌いさを好ましく思っているご様子。師という立場にあった彼ですが、彼女がおそろいのお守りをつけていたことや、寝顔にも愛らしさを覚えたりと…。おや、これは特別な感情も芽生えているのでは?
しかし、ああ、なんたる悲劇! フィーナは領地を継がねばならず、レオナールもまた公爵を既に継いだ身。それぞれの立場を思わずにはいられません…。それでも、二人が惹かれあう感情に真正面から向き合ったときには、奇跡を願わずにはいられないのです!