あらすじ紹介
“雷神”ローエンシュタイン公爵家の協力を得て戦力を揃えたアルたちはレオ陣営と共にゴードンとの最終決戦を開始する。
竜騎士、暗殺者、魔導師――互いの最大戦力がぶつかり合う中、勝利を確実にしようとするゴードン最悪の切り札が姿を現わす。絶望に染まる状況下……「俺が行く。諦めるな」最良の策略を巡らせた出涸らし皇子の希望の声が戦場に鳴り響く!
「俺もアードラーだからな。教えてやる、アードラーの神髄を」
双黒の皇子と反逆者の兄。帝都から続く長い反乱の果てに、北の大地にて勝ち名乗りを挙げるのはどちらか――。
最強皇子による縦横無尽の暗躍ファンタジー、決着の12巻!
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みんなからのレビュー
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よっち
30帝都から続く長い反乱の果てに、雷神ローエンシュタイン公爵家の協力を得て戦力を揃えたアルたち。双黒の皇子アルノルトとレオナルトが力を合わせて、反逆者の兄ゴードンとの最終決戦に挑む第十二弾。竜騎士を従える連合国のウィリアム王子とゴードンの連合軍と双黒の皇子の決戦。お互いに持てる力を出し尽くしてぶつかり合う中、要所で双黒の皇子側が競り勝ったことで劣勢に陥ってゆくゴードンが繰り出した最悪の切り札。予期していたアルノルトの抜け目なさがここでも活きましたけど、男たちの壮絶な生き様を見せてくれた今回の決着は圧巻でした。 続きを読む…
ネタバレあり -
ユウ@八戸
10ゴードン反乱編・終幕。“雷神”をはじめとした北部の協力をとりつけたアルと、ヘンリックの失策により打って出たレオ。ヴィンも言ってましたが双子のお互いへの理解度が高すぎてすごい。ローエンシュタイン公爵はもちろんのこと、ジークやリンフィアの活躍もとてもよかったです。まあ、一番印象に残ってるのはやっぱりアルなんですけども。公爵の叫びからの「諦めるな」は素敵すぎましたね。今回は皇子としての能力だけで戦ってるアル。人たらしだー。あとアリーダさんの融通のきくとこが意外でした。いろんな人に認められてきてるなアルノルト。 続きを読む…
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零崎夢織
6時間が無いので登録のみ 続きを読む…
ネタバレあり -
ちゃか
4あくまでアルノルト皇子として出来る範囲で動くと決めていて、友人になったシャルのことを心配はしているけれど、シルバーとして戦争に助力するつもりはないと一線を引いているのは彼の偉いところですけど、同時に救えるのに救えない状況も発生するので痛いシーンでもありますよね。 目の前の争いに勝つために動く一方で、様子のおかしい帝位争いの裏で暗躍してそうなグリモワールへの対処も考えなきゃいけないのが厄介ですよね……。 続きを読む…
ネタバレあり -
帝
4帝位争いは佳境に差し掛かっているが、黒幕の正体は未だにはっきりしないところがとても気になる。そしてフィーネとエルナの出番が全くないうちにシャルロッテルートへ外堀が埋まったことにアルが気付いてない…もしくは気づいた上でスルーした…? 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/09/29
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784041141809
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