あらすじ紹介
再び開かれた舞踏会への扉。
紡がれるは新たな夜の国のお話。
最後の舞踏会で復讐を遂げた公爵令嬢ディア。
傍で見届けたノインに連れられファーシタルを後にした彼女は、物語の森にある屋敷で新たな生活を始めていた。
人ならざる者達の常識に翻弄されつつもノインの隣に立つために、少しずつ自分にできることを増やそうと努力するディア。
周囲からも優しく見守られ、穏やかな時間を過ごしていた。
一方、ノインはディアを伴侶として迎えるための準備を進めていた。
向かったのは夏至祭の森――ファーシタルの民と深い因縁がある夏至祭の王サーレルのもと。
交渉の後、ディアに手を出さないという言質を取ることに成功するノインだったが、サーレルとの因縁を抱えているのはディアだけではないようで……?
ひとりぼっちだった公爵令嬢と真夜中の精霊が紡ぐ、新たな夜の国の物語――。
『長い夜の国と最後の舞踏会』の短編小説の他、リベルフィリアを舞台とする『来訪者』を収録。
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みんなからのレビュー
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starly
7作者の方が失くなってしまい3巻は出ないだろうと思っていた1年後に3巻発売となりどういう事?!と思いました。3巻は短編集といった形と後半にプロットがありざっとどんな物語となり終わるのか読む事が出来て中途半端で終わらなかったのは良かったです。これがもっと詳しく書かれてたならきっと面白いだろうと思いました。 続きを読む…
ネタバレあり -
くまくま
5遺作 続きが読めなくて残念だが今後の展開プロットが載っていたのが救い 続きを読む…
ネタバレあり -
ちはや
5こちらも読み終えてしまった!来訪者の話はどう繋がるんだろうと考えつつ読んだけど、世界観が近いだけで繋がりは無かったのね。夏至祭関連が二重で掲載されていたので、最初戸惑ったりも。そして、やはり出てきたボラボラもとい、ラダン!(アルテアさん、出番ですよー) キノコらしいけど人型。それを鍋にして食べる精霊たち。。。ボラボラも集落があったので、こちらも同じく。町内会や遠足の表記はこちら(笑)ディアには苺のケーキの刺繍してくれそうな感じかな。夏至祭プロットを見て、こちらもなかなかハードな展開になるところだったのか。 続きを読む…
ネタバレあり -
香織
3本当に本当に切実に叶わないと知っていても続きが読みたいです。目次には載っていない、3巻プロットを読むだけでもああ、完成していたらとても面白い巻になったのだろうなと分かるようなプロットで、ウィームへ渡った暁には続きを読ませていただきたいです。 続きを読む…
ネタバレあり -
こくーん
2待ち望んでいた3巻。話の続きが、プロットという形でも本当にうれしい。目次を見れば、紙の本の形にするのにかなりの苦労があったことが感じられる。出版に携わった全ての方々に、心からの感謝を。やはり紙の本で読むのは、格別に幸せなことだから。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/08/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784824005885