この日、『偽りの勇者』である俺は『真の勇者』である彼をパーティから追放した 2
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この日、『偽りの勇者』である俺は『真の勇者』である彼をパーティから追放した 2

祭りに沸く街を魔の手から守り切れ!
シノノメ公爵 (著) / 伊藤宗一 (イラスト)
シリーズ:この日、『偽りの勇者』である俺は『真の勇者』である彼をパーティから追放した(HJ文庫)

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あらすじ紹介

祭りに沸く街を魔の手から守り切れ!

フォイルという名を隠し、アイリスと共に救世の旅を始めたアヤメ。
そんなアヤメ達が訪れたのは、《大輪祭》と呼ばれる祭りの準備に沸く商業都市リッコ。祭りの目玉である巨大花火制作のための素材集めに協力する等、アヤメは街での交流を深めていく。
しかし、《大輪祭》を目前にして、恐るべき八戦将の一角が街にその魔手を伸ばそうとしていた――
街が「氷霧」に包まれる時、「ヒーロー」が全てを薙ぎ払う!!
「悪役」のはずの『偽りの勇者』のその後を描く陰の英雄譚!

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みんなからのレビュー

  • よっち

    フォイルという名を隠し、アイリスと共に救世の旅を始めたアヤメ。そんな彼らが《大輪祭》と呼ばれる祭りの準備に沸く商業都市リッコを訪れる第二弾。祭りの目玉である巨大花火制作のため素材集めに協力する等、街での交流を深めていくアヤメ。しかし《大輪祭》を目前にして、恐るべき八戦将の一角スウェイが姿を現して「氷霧」に包まれるリッコ。聖剣を持たず決め手を欠く苦しい戦いを知り合った人々とも力を合わせて強敵に立ち向かう中、垣間見えた孤独にしっかり向き合った決着はなかなか良かったですし、これから物語がどう動くのか続刊に期待。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • こも 零細企業営業

    祭りの最中に魔族が攻めて来た。それを花火職人達と共に迎撃する。魔物に向けて花火を発射か、、 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 八岐

    ★★★ 悪い領主に奪われた花嫁さんを奪い返してあげて成敗!って完全に時代劇だなあ。勇者という立場を離れて自由な自称救世主になったからこそ、しがらみなく困っている人を助け悪を成敗できるって寸法か。スキルの軛からも脱しようとしているあたり、女神の法からも逸脱しようとしているように見えるけれど、魔とも神とも違う立ち位置に立とうとしてるんだろうか。氷霧さんを拾うあたり逸れ者が集まってきているような感じですし。しかし氷霧さんは人間を直接殺傷しないようにしていながら魔王軍の幹部にのし上がったのどうやったんだろう。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 尚侍

    物語的には面白かったし、初巻からの流れを受けての展開に無理はなく、作品としてのクオリティは十二分に保たれていると感じますが、いかんせん初巻で感じたインパクトが薄れてしまい、普通の世直し旅になってしまったのが個人的には残念でした。それでもラストの部分で本作らしさが見えたのでそのあたりは救いではありましたが、そこに至るまでが良くも悪くも普通というか、このタイトルでなくてもできる内容だったので、今後も続くのであればこのタイトルならではの展開を期待したいところです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • リク@ぼっち党員

    『勇者』一人では世界全てを救うには手が足りなさすぎる。でも世界を救えるのは『勇者』だけじゃない。アヤメだけではなく、冒険者や職人、力のない親だって誰かを救い、それが集って世界を救うことに繋がる。それがしっかりしているのがこの作品の魅力。『偽りの勇者』としての力すら失ったアヤメ。しかし積み上げてきた戦歴と鍛えた技術で強敵と渡り合う姿が、何より幼馴染を思う姿がカッコよかった。失った経験があるからこそ手を差し伸べられる。『勇者』ではできない『救世主』としてのあり方を見せてもらった。今後も己の信念を貫く姿に期待。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/09/01
  • 定価
    792円(本体720円+税)
  • ISBN
    9784798632629

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