
あらすじ紹介
世界一のツンデレ愛好家を自負する俺は、気がつけば異世界の暗い森に埋まっていた。助けてくれた銀髪ツリ目美少女にお礼を言うと――
「べ、別に、あんたのために助けたわけじゃないわ!」
これは……ツンデレ構文! っていうか、俺の身体が杖になってる!? 至高のツンデレぶりを見せる彼女・ステラは聖女学園の生徒で、この聖法の杖(俺)の持ち主らしい。もう一生推すしかない!
まずは人間に戻らなきゃ、と、この異世界を司る女神様のもとを訪ねたんだが――邪悪な魔女ステラを殺すのです――願いを叶えるためには推しを殺せって……?? 素直になれない“推し”か、異世界の平和か。そんなの答えは決まってるだろ?
ツンデレ少女とその杖(俺)の出会いが異世界の命運を左右する、禁断の学園ファンタジー開幕!
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みんなからのレビュー
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よっち
35ツンデレと思っていた幼馴染にフラレて、異世界の銀髪ツリ目のツンデレ美少女ステラの杖に転生。彼女との出会いが異世界の命運を左右する学園ファンタジー。気がつけば異世界の暗い森に埋まったステラの杖に魂が宿っていたことに気づく主人公。分かりやすい不器用なツンデレっぷりを炸裂させて聖法は使えないステラを推す決意を固める一方、女神から現実世界に帰る条件として力を与える代わりにステラを殺せと命じられる杖。答えは考えるまでもなくて、ステラを巡る事情も明らかにされてゆく中、いいツンデレコンビな二人のこれからが楽しみですね。 続きを読む…
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オセロ
26ツンデレを愛してやまない少年が無自覚にツンデレを発揮する聖法を学ぶ学園の生徒・ステラの杖に転生していて。そんな彼が元の世界に戻りたければステラを殺せと女神に告げられる異世界ファンタジー。 ステラが少年(杖)をツンデレで喜ばせたかと思えばステラが恥ずかしがるやり取りは最高ですよ。その一方で聖法が使えないステラの為に杖としてあれこれ努力する一方で女神の真意に迫っていくシリアスな展開もあって。いくつかの真実が明らかになったものの、まだまだ謎は残っていて。これは続きも楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり
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のれん
14ツンデレ魔女よりも、女神の方がキャラ立ってるような気がせんでもない。意外と信仰される宗教的女神がインフラに直接役立っていて実利的な支配しているな、と思ったら案の定。 メインの杖に転生という部分は、自分では動けないというデメリットを半ば無視してるため、杖の印象は薄い。またツンデレも某ゼロの魔法使いや灼眼の討ち手のような素直になれない理由が弱かったように思える。偉大な恋心と誇りを持ちながら、それを受け入れてもらえるかと臆病さと羞恥心が邪魔するからツンしていたのだ。 ツンデレの魅力が爆発してたとは思えなかった。 続きを読む…
ネタバレあり
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TERU
12これだよ!これがツンデレなんだよ!と僕の心のツンデレセンサーが叫んだ。 物語はツンデレ愛好家の主人公が異世界に転生する所から始まるのですが、その転生した姿は人ではなく『杖』。これは異世界で杖になった主人公が至高のツンデレ少女と共に、世界の命運を懸けた女神と魔女の物語に巻き込まれていく異世界譚。 古き良きTHE・ツンデレヒロインとオタク主人公のハイテンションな掛け合いが楽しく、反発しつつも主人公と出会った影響で少しずつ素直に前を向いていこうとする展開は安定感のある王道展開でいい。 続きを読む…
ネタバレあり
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凜音
12読了 ツンデレ大好き変態オタクな俺。 気がついたら地面に埋まってました。 しかも杖になってる?! 俺を引き抜いて助けてくれた銀髪美少女はなんとツンデレ!推しに出逢った俺だったけど女神様は「魔女」のステラを殺せという… 推しか世界かそんなの迷う余地もなしで始まる物語。 つい最近読んだ時間泥棒ちゃんの作者さんなんですね… ツンデレ大好きなオタクの魂が入った杖。 そんな杖とステラのテンポの良い掛け合いが楽しい物語でした。 ツンデレを存分に振るうステラ。そんなステラにハイテンションオタクが好きを叫ぶ。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2023/09/08
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784049147476