あらすじ紹介
夏を迎えた「何でも屋」に、聖女来訪!?
季節のお悩みも、仲間の困り事も全部解決してみせます!
魔王討伐の褒美として、自由に生きることを願った暁の魔女レイシー。
プリューム村で何でも屋「星さがし」をはじめるが、なかなか依頼の来ない日々が続いていた。
丘の上にある屋敷で悩んでいると、見かねたアレンに連れられ村に下りることに。
そこでは……夏の「暑さ」というお悩みが待っていた!
話を聞くと、暑い時期は食糧の保存に困っているという。
特に畑に出る村人に持たせる昼食が味気ないものになっているらしい。
その話を聞いたレイシーは依頼として引き受け、「保冷温バッグ」という魔道具を作りあげる!
冷気や暖気を閉じ込める鞄は、村人のお悩み解決はもちろん、商人の手で国中に広がっていき――!?
その頃、レイシーからの手紙を受け取った聖女ダナがプリューム村に向かっていた。
癒やしの力を使い活躍しているダナだが、自分では癒やせない、ある悩みを抱えているようで……?
臆病な最強魔女の『何でも屋』ライフ、第二幕!
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みんなからのレビュー
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ラムレーズン
18開店した何でも屋が閑古鳥が鳴いて焦るレイシーは、村人が暑い時期の食料の保存に困っているのを知って保冷・温バッグを作る。一方、レイシーが作ったものが王都では大人気で貴族から狙われてしまう。魔術以外は生きる気力すら持っていなかったレイシーが、村人との交流やフェニックスのティーたちとの暮らしでちょっとずつ感情を知っていく。新商品の開発もしてるけど、一番はレイシーの成長物語なのかな。ほのぼのほっこりするお話。ウェインとの関係も亀レベルのスローさでちょっとずつ動いてる。続きがあったら読みたいな。面白かった! 続きを読む…
ネタバレあり -
莉芳
16Web版から。面白かったー!相変わらずウェインのまめまめしさよ…!色々読んできたけど上位に入るいい男です。さり気なく助けてるれるのが素敵。でもなんでも手伝おうとするんじゃなくて本当に苦しいときだけ手を差し伸べてくれる男らしさに萌える。レイシーはウェインを意識し始めてるけど、ウェインはどうなのかな?いつから好きだったのかとても気になる。新キャラで元仲間のダナも素敵でした。勇者パーティーは良い関係性だったんだなあ。旅時代の話も読んでみたくなる。続きも楽しみです。 続きを読む…
ネタバレあり -
nishiyan
12何でも屋「星さがし」を開業したものの、依頼が来ない日々を過ごしていたレイシー。夏を迎えた村ならではの困りごとに取り組んでいたところ、かつての仲間・聖女ダナがやってくる本巻。魔法のことになると夢中になる点は変わらないものの、村での生活によって成長したレイシーに引っ張られるようにアレンら周囲の人たちが良い方向へと歩み出す様は心地よい。魔法具がもたらした騒動ではウェインは裏方に回って…と相変わらずの献身さよ。レイシーが彼への想いを自覚し始めたのは大きな一歩だが、二人の行く末が気になるところ。続きをぜひ読みたい。 続きを読む…
ネタバレあり -
アマノサカホコ
10大阪市図書館。魔王を倒した勇者御一行様のひとり魔術師レイシーが主役で魔王を倒したその後の物語、旅の仲間との再会とお店はじめました2巻。魔王を倒すための旅の回想があったり、旅を終えて魔王を倒した仲間と改めて再会し新しい関係が生まれたり、住んでる村の人々と交流が増えレイシーが人と関わることが中心のお話で楽しく読んだ。元勇者ウェインとレイシーの恋模様は進んでいないが、恋という単純な言葉では表せないお互いに大切な人だと思い合っているので素敵な関係で満足★★★続くならおかわり 続きを読む…
ネタバレあり -
八岐
7★★★★☆ もう読み進めるほどに心がポカポカしてきて、笑顔がとまらなくなる。人の何気ない日々の中での優しさがこんなにもハートフルに描かれて、ああ素敵だなあ。語り口、ちょっと独特なんですよね。心を擽るような表現や描写が随所に見られて、情景が鮮やかに色づき登場人物の声音が弾む。これは作者さんの特筆であり武器だなあ。魔王討伐時の仲間である聖女ダナが訪ねてくるのだが、元からレイシーを心配していたダナが、心育ったレイシーの姿に驚き喜び、前以上の友達として結ばれていく、特にベッドの上で話し込む二人のシーンは心温まった 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/07/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784824005601