ブギーポップは呪われる
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ブギーポップは呪われる

水乃星透子の投身自殺から囁かれる奇妙な噂――それはブギーポップの呪い
上遠野浩平 (著者) / 緒方剛志 (イラスト)
シリーズ:ブギーポップ(電撃文庫)

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あらすじ紹介

★ブギーポップ 4年ぶりの最新作★

 君は自分が呪われていると思うかい?
 ああ、残念ながらそうなんだよ。誰もが理不尽で不条理な圧の数々を受けずには生きられないのが世の定めさ。例外はない。
 陰口ばかりの娘も、悪を気取る男子も、このぼくブギーポップだって、当然――
 
 県立深陽学園で「この学校は呪われている」と奇妙な噂が流行し、生徒のうちに潜む底なしの不安と苛立ちが暴かれて暗闇へ変わっていく……
 統和機構も、炎の魔女さえ無効化する圧倒的な呪詛が完成して、最後に残るのは歪んだ超越者か、子供たちのささやかな想いか……
 
 死神ブギーポップが混沌と無情の渦中に消えるとき、少女の影はすべてに牙を剥く――

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みんなからのレビュー

  • 眠る山猫屋

    水乃星透子(故人)と末真和子(現実、統和機構後継者筆頭)の会話から始まる最新刊。未だ語られぬブギーポップ最大の敵(おそらく)水乃星透子の消えない余波に煽られるようにして現れた新たな敵は、固定観念や自意識を操り顕現化してくる厭らしい敵。搦め手の連続は、半ば自動的に凪や藤花の周囲に忍び寄る。弱くなっちゃった統和機構すら手駒にして。それでも屈しない凪はさすがの強さ。そしてメンタル最強の末真ちゃん、一般人なのに・・・あるいはこれが人類進化のカタチなのか?MPLSが亜流ということなのか? 続きを読む…

    ネタバレあり
  • ネムコ

    久しぶりのブギーポップ。やっぱり楽しいなぁ。私の盛り上がりポイントは、ただブギーポップや炎の魔女が敵を倒すのではなくて、特別な力を持たない少年少女が闘いのキーマンになってること。世の中捨てたもんじゃない、と思わせてくれる。しかしこのシリーズ、いつか完結するのかな? 続きを読む…

    ネタバレあり
  • どんぐり@京都の何処かで

    4年ぶりのブギーポップ!なんだかザブギーポップっていう雰囲気で、イマジネーター以前のテイスト。水乃星さんが死んで少し後でしょうかね。相変わらずボロボロの凪とか、宮下藤花に振り回される「知っている人達」セカイ系ラノベの頂点の一つであり、今も心躍るワードばかり。MPLS、統和機構、自動的、世界の敵、いやー最高です。ただ強さのインフレで水乃星さんはガチ出演はなし、リセットも九連内も出番なし。カチューシャがちょっと出たくらいか。エンディングに近づいてるのかどうなのかは、作者の見知るで。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    このシリーズは個人的に読んできた名作たちのご先祖様といった趣だった。だから読んだことあるのも『笑わない』だけなのだけど、いい意味でまったく変わってなかった。世間と言う名の狭い他人の目線を恐れて、嘘をつく人間性の伝染。一握りの勇気がヒーローを生むのではなく、誰もが持っている弱さが自滅を引き起こす、と1作目よりも閉塞感が強まっているのも面白い。シリーズ追っかけてないので、時折挟まれる用語やキャラは分からないが、世紀末結社っぽくてワクワクする。教室と受験と都市伝説がある限り今作は古びないのだろう。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • みやしん

    最初期の直後。故にレギュラーメンバー以外のキャラクターの名前はシリーズ中にもちょくちょく出てはいたが、やはり原点の登場人物は響く。加えて、後々神秘性が高まる反面出方が散発的になっていくブギーポップも無印巻ならではの人間臭さがまだ見えて同時に出番も多い、とファンサービスも行き届いている。しかし、出版社を飛び越えて無限の拡がりを続ける上遠野ワールドでは、例え初見と思っていても他シリーズでメインを張っている場合があるので、迂闊に「初登場!!」とか逆知ったかぶりを発揮できない難しさもあり。 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/09/08
  • 定価
    770円(本体700円+税)
  • ISBN
    9784049152647

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