あらすじ紹介
各国の諜報機関に知れ渡る伝説的スパイ〈蜃気楼〉は、影の戦争に終止符を打つ重要任務で仲間を逃がすため、死亡した。
二年後。
作戦失敗の責を取らされ、敵国である帝国スパイ養成機関〈クリプトス〉に潜入任務中の仲間の少女たちのもとにエドガー・フランクが唯一人の男子生徒として現れる。
銃弾を避ける動体視力、卓越した射撃能力、盗聴、変装etc.全てを兼ね備えた彼こそ、死んだはずの〈蜃気楼〉だった。
変装科。尋問科。潜入科。戦闘科。狙撃科。電子支援科。装備開発科に所属する元部下の少女たちは、正体を隠し救いにきたエドガーを全力で排除しようとしてきて敵対することに!?
みんなからのレビュー
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よっち
35重要任務で仲間を逃がすため死亡した伝説的スパイ〈蜃気楼〉。失敗の責を取らされ、敵国の帝国スパイ養成機関に潜入した仲間の少女たちのもとにエドガーが編入するスパイファンタジー。危険な場所に送り込まれた元部下たちを救うため、正体を隠して潜入するエドガー。今回は彼と気づかぬまま全力で排除しようとしたり、懐柔しようとするかつての部下たちの攻勢をしのぎながら、同じ変装科のカリンを相棒に、実戦さながらの定期試験に潜む陰謀の真相を追う展開でしたけど、これから敵として対峙した他の少女たちとのエピソードにも期待したいですね。 続きを読む…
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オセロ
267つの科で構成されるスパイ養成機関で、それぞれの科のトップに君臨する少女達によって女子生徒のみ在学を許され、支配されていた。そんな7人をかつて従え、誰かの裏切りで死んだはずの最強の少年スパイが正体を隠してエドガーという名前で編入することに。少女達に正体を明かすことが出来ればうまくいくはずなのに、出来ないが為に少女達に逆にドン引きされる始末で。そんな中で迎えた定期試験はハプニングの連続でかつての部下達と対決することになったものの、編入先の変装科のトップ・カリンと協力して乗り越える展開はなかなか良かったです。 続きを読む…
ネタバレあり -
まっさん
22★★★★ いや〜、面白かったですね。 各国の諜報機関から伝説と恐れられる凄腕スパイ〈蜃気楼〉。そんな彼が仲間を逃がす為、命を落とした任務から二年の月日が流れる。任務失敗の責を取らされ、敵対国家のスパイ養成機関に潜入する事になったかつての彼の仲間達である七人の少女を助ける為、自身を排除しようとする彼女達から正体を隠しながら暗躍するお話でした。 いや〜、今作はなかなか私の好みにぶっ刺さりましたね。俺TUEEEE・暗躍・ハーレムとラノベユーザーに比較的刺さりやすい要素が纏められており、且つ同文庫でアニメ化→ 続きを読む…
ネタバレあり -
のれん
16同レーベルの某スパイラノベを想起させるキャラ構成だが、主人公とのラブコメを中心にしてるのでよりコメディに振ってるように思える。 挿絵のキャラデザもラブコメ軸に気合入っており、展開に合わせヒロインたちを複数の衣装で描いている。また教え子だった少女たちが敵にも味方にもなるという展開が、割と彼女ら中心に話作りやすいので上手いなぁと思った。 が、この学園という舞台の制限がどうなるか分からない。ラノベっぽさを残して、レーベルの要望に応えた安牌を狙った手堅い一作というべきか。 続きを読む…
ネタバレあり -
凜音
16読了 伝説のスパイ:蜃気楼。 彼はある任務で危機に陥り仲間を逃がす為に死亡。 その責任を追求された仲間(少女達)は敵対国のスパイ養成機関「クリプトス」に潜入任務を言い渡される。 それから2年。彼が目覚めた。 嘗ての仲間を救い出す為、正体を隠して「クリプトス」に潜入して始まる物語。 某ファンタジア文庫のスパイ物を引き合いに出してしまうという事があると思うのですが、しっかりと差別化はされていたように思います。 違いとしてはやはり7科に別れた学科。スパイ養成機関ということで現状学園ものてきな色が強め。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2023/08/19
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784040751061