
あらすじ紹介
正式に四人となったアイテムに新たな仕事が舞い込む。
標的はネット上で暗躍する美人結婚詐欺師『ハニークイーン』。能力開発の機密にも手を伸ばしており、『原子崩し』の能力開発スタッフにも被害が出ていた。『暗部』の流儀としてナメられたままではいられない。麦野は依頼を引き受けることに。
依頼を受けたその時、突如としてアイテムのアジトに敵襲が! 初撃を対処するも攻撃の手は緩まず、敵に誘導されているような違和感が麦野たちを襲う。
そして、追い詰められたアイテムの前に現れたのは、『暗部』中でも異端すぎて研究機関を追い出された、元『原子崩し』主任研究者で――。
みんなのデータ
-
0
評価する -
2
読みたい
みんなからのレビュー
-
若井水色
6まさか続巻が出るとは。人間がある入力に対して適切な出力をする機能も持つ物質だとするならば、非線形微分方程式を解いてしまえば全てコントロールできてしまう。「angelica」相当やばいものなんじゃないかと。超能力のレベル操作や心理掌握どころの話じゃなくなってしまう。だからこそ人間の意思はコントロール不可な不確定性の中にあってほしいなあと思いながら読んでいた。それにしてもフレンダは特大なフラグを…… 続きを読む…
ネタバレあり
-
みどり
6ちょいと時間がかかって読了。 麦野の葛藤は能力がない私でも理解できる。結局、大人の都合で翻弄される学園都市の学生たちのお話だよな、と思った。「とある」シリーズは、根本がそこにある気がする。「正義」も「悪」も関係なく、ね。 続きを読む…
ネタバレあり
-
リク
6口は災いの元。それも悪意を持った言葉より善意で放った言葉こそ自分に跳ね返ってくるんだから質が悪い。まさかのアイテム編の続き。暗部の話なだけあって相変わらず重い。本編では悪側の味方として描かれる事が多い麦野の想像していなかったような姿や、フレンダのガチ優秀さが見られたのは良かった。麦野の悪が闇の最深部にいる連中に比べたら全然大したことないのはわかってたが、それでもこう比較されると想像以上だった。あとこの手の常識や正論を自論でねじ伏せる相手は上条さん相性悪いので、ガチ暗部編に乗り込んだら普通に負けそうだな…。 続きを読む…
ネタバレあり
-
マサヒラ
5正直単巻で終わると思ってたとあるアイテム。まさかの続刊で驚いたが一巻目と同じく凄く楽しめたし面白かった。何て言ったってアイテムの面々の日常はもちろん暗部の任務をこなすギャップの描写は同じ作品か?と思うほどだし色々見どころが満載で満足かな。ただ暗部の話だけあって特有の難しい表現や用語も多く、分かり辛い部分もあったりと色々理解しにくかった。それに今巻も前巻含めての伏線や禁書も含めて本編に関わる設定の後付けなんかもあり、禁書から読んでいる身としては凄く良かったと感じた。これは次巻もあれば期待したいわ。 続きを読む…
ネタバレあり
-
みやしん
3メスガキの末路。贔屓キャラ(としか思えない)の出番のためには労苦を惜しまない作者の献身よ。コンビニのくだりは意味わかんなかった。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2023/08/10
-
定価748円(本体680円+税)
-
ISBN9784049150810