追加戦士になりたくない黒騎士くん
読みたい読んだ
読みたい
読んだ

追加戦士になりたくない黒騎士くん

「君、一般人からもワルモノとして見られてないよ?」
くろかた (著者) / ギンカ (イラスト)
シリーズ:追加戦士になりたくない黒騎士くん(KADOKAWA)

この作品をストアで探す(宣伝)

  • BookWalkerで購入する
  • Amazonで購入する
  • ebookjapanで購入する
  • コミックシーモアで購入する
  • BookLiveで購入する
  • Rakuten koboで購入する

あらすじ紹介

突如として人類の敵である怪人が出現してから約一年。迷い込んだ研究施設から戦闘スーツを盗み出した穂村克己は、“黒騎士”として暗躍していた。自身を襲ってくる怪人を倒したり、時には怪人に襲われている人を助けたり。しかし所詮は盗んだ戦闘スーツで自由を謳歌し、怪人との戦闘で街を破壊する犯罪者。『正義の味方“ジャスティスクルセイダー”に敗れ、死を迎える』それが克己の思い描く黒騎士の最期。だったのだが……なぜかジャスティスクルセイダーに勧誘されることに!? 実は世間では黒騎士はダークヒーローとして人気者だった上に、衝撃の事実が明らかに!? 果たして黒騎士の運命は――。自身をワルモノだと思い込む勘違い系ダークヒーローと、その熱狂的ファンによるドタバタコメディ、開幕!

パートナーのおすすめレビュー(宣伝)

  • 盗んだスーツで怪人をタコ殴り!! 自分のことは「ワルモノ」だと思っていたけれど…?

    レオン
    レオン
    人々を襲う怪人と熾烈な戦いを繰り広げる“黒騎士”こと穂村克己。敵対関係にあるヒーロー組織の少女達との共闘の末、怪人の親玉を見事倒したんだ! その後、少女達に仲間に誘われた黒騎士だけど、それをきっぱり断るんだよ。だって、彼は自称「ワルモノ」だからね。

    使っているのも盗んだヒーロースーツ。怪人相手とは言え、倒れるまでひたすらタコ殴りにするという凶暴すぎる戦闘スタイル。確かに悪役っぽく見えるし、本人も自分をヒーローだとは思ってない。でも、周囲の評価は違うみたいで…?

    なんと彼は、本人の知らないうちに大人気のダークヒーローになっていたんだ! 「自分のためだけに戦っている」とうそぶく彼だけど、傍から見れば誰よりも勇敢に怪人に立ち向かってるんだよ。だから、ヒーローの少女達もか弱き市民も彼を絶賛。実際、人類を救ったんだからもっと自信を持っていいのにね。

    そんな彼は、過去に重いトラウマがあるんだ…。そのせいで自分は誰からも必要とされないって思い込んでるみたい。彼の深い悲しみを知れば、その自信の無さにも寄り添いたくなるはずだよ。そんな二面性を併せ持つダークヒーロー・黒騎士の生き様に、シビれちゃう作品さ!
  • 仲良くなりたい3人と鈍感な黒騎士くん。コントのような掛け合いに思わず笑っちゃいます♪

    華恋
    華恋
    戦隊ヒロインたちは、黒騎士くんのことを羨ましいくらいに溺愛してるんです♪ 下の名前を呼ばせようと画策したり、彼の好きな料理や本を持ってきたり。ほんとに追加戦士になってほしいからだけですか〜? それ以外にも私情を感じられちゃいますっ♪

    元気っ娘で素直なレッド、インテリでクーデレなブルー、素朴で優しいイエロー。三者三様の美少女たちが、「仲間になって!」と言って毎日部屋に押しかけるだなんて、どんな天国なんですか~!

    今までひとりで生きてきた黒騎士くん。うっとうしそうに突っぱねてるくせに、なんだかんだまんざらじゃないみたいですね〜。ヒロイン三人と当たり前の日常を過ごしたり、命がけで共闘したりを積み重ねるうち、彼女たちを仲間として認めるようになるんですよ。孤独だった男の子が、ヒロインたちに出会ってだんだん心を開いていく様が、ほんっとうに愛おしいんですっ!

    彼女達のみえみえの好意にも黒騎士くんが全く気付かないところがまたじれったいんですよね~。なんとかして黒騎士くんと仲良くなりたいヒロインたちと、それをなんとか追い払おうとする彼とのコントのような掛け合いに、くすっと笑っちゃうんです!

みんなのデータ

  • 3
    評価する
  • 2
    読みたい

みんなからのレビュー

  • サケ太

    黒騎士による、世論的にも性格的にも無理だと思われる抵抗。彼のスタンス的には、ヒーローとかけ離れていると思っている様子だが……。シリアスとギャグが同居する様な感じながら、ヒーローもの的な熱さも持っている。良い作品。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 真白優樹

    突如として怪人と呼ばれる存在が発生するようになった世界で、偶々持ち出した試作スーツで戦っていた少年が、正義の味方に保護され始まる物語。―――不格好なワルモノが正義を振るい、無敵の力がその身に宿る。 ワルモノかと思えば世間的には絶対無敵のヒーロー、そんなちぐはぐさとドタバタの中に、一抹のシリアスの気配とヒーローものの熱いバトルがある巻であり、まっすぐに胸を打つ面白さがある物語である。一つの戦いの中、強者に認められその身は傷つき。果たして不器用なワルモノは本物のヒーローになれるのか。 次巻も勿論楽しみである。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 久利大也

    盗んだスーツで勝手に怪人と戦ってた黒騎士くん、世間からはふつーにヒーロー扱いされてた! ぐいぐいくる3人娘をどうにも無碍に出来ない黒騎士くんの善人っぷりと、ドタバタしながらちょっとずつ気持ちが変わっていくのよかったです。 怪人が割とガチで卑劣なので、真正面から殴り飛ばしてくれるの気持ち良かったですね。変身ボイスでめっちゃテンション上がりました 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 菊地

    「追加戦士」という概念、各世代で初めてその概念に触れる作品は何なんでしょうね。 それはそれとして、序盤はコメディで立ち上がりながら、後半に向けてスケール感や熱量が増していく、とても良いヒーロー作品でした。面白かったです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • コオロ

    一人だけスタンスが違う、最初は敵対していた、などの戦隊の追加戦士のお約束を踏まえた上で、「お前だけ世界観が違う」「お前だけキャラのクセがすごい」「お前だけで別の番組を作れる」「もうお前だけでいいんじゃないかな」「なんでお前だけが物語の縦軸を背負わされてるんだよ(かわいそう)」などなどの歴代の追加戦士へのツッコミを作品として昇華したような活きの良い特撮ヒーローラノベでした! 続きを読む…

    ネタバレあり
powered by読書メーター

製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/06/30
  • 定価
    1430円(本体1300円+税)
  • ISBN
    9784047374959

感想をシェアしよう

  • ツイートする
  • シェアする
  • 友達に教える
Close
この作品を評価しよう!
Excellent!!!
Very Good!!
Good!
評価入力した作品の著者とイラストレーターは新刊通知の対象として登録するよ。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
この作品の感想を3つ選択してね!
評価と感想はキミのパートナーが記憶するよ。
たくさん登録をしてね!
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
Close
みんなの感想
Close
注意
この作品の「読んだ」を取り消しますか?
あなたの評価と感想が削除され、
本棚からこの作品がなくなります。
はい。取り消します。
キャンセル
注意
この操作を取り消しますか?
はい。取り消します。
キャンセル
エラー
ログインして下さい。
ログイン
キャンセル
成功
本棚の「読みたい」に追加しました。
※データの反映はリアルタイムではなく、1日のうち、アクセスが少ない時間帯に実施しております。
OK