あらすじ紹介
かつて永遠の友情を誓った親友同士、そして今は最愛の恋人同士でもある悠宇と日葵。夢と恋、両方を追い求めた文化祭の初日は、二人の間に大きなわだかまりを残して幕を閉じた。その翌日。
「運命共同体(しんゆう)は――わたしがもらうね?」
日葵へのそんな宣言とともに“you”へ復帰した凛音が、即席ながらも自身の経験を活かした的確なサポートでアクセ販売会を大成功に導く。そんな凛音と悠宇の“輝く瞳”を目の当たりにした日葵は、悠宇の一番の理解者であり続けるために“you”を抜けることを決め……。
やがて訪れるクリスマス。期待に胸を膨らませる恋人二人を待つ未来とは――。
みんなからのレビュー
-
なっぱaaua
37前巻から日葵があまり魅力的に見えなくなっていたし、ましてや今巻での展開ではやっぱりそうなるよねという納得しかないというお話で。最後の日葵の気持ち「もしも恋だけを優先して生きていけるような二人なら、悠宇とアタシは、最初から繋がってはいなかった。」やっと気付いたか。榎本さんも改めて気持ちに気付くし、この三角関係は一からやり直しってことですかね。しかし榎本母が良いキャラしている。どこからともなく婚姻届をシュパッと出せる母親はいませんよねって、改めて悠宇がモテモテだよ。本人に自覚は無いけどね。 続きを読む…
ネタバレあり -
よっち
31「you」へ復帰した凛音が、的確なサポートでアクセ販売会を大成功に導く様子を目の当たりにした日葵は、悠宇の一番の理解者であり続けるために“you”を抜けることを決める第七弾。二人の間に大きなわだかまりを残した文化祭の初日。またもや思いつきで悠宇の恋人に専念することを告げた日葵のイチャラブ攻勢。一方、凛音の家でケーキ屋のバイトをしながら試行錯誤を続ける悠宇。あれだけ懲りずに迷走を繰り返して、二人の一方通行な関係性にしっかりと向き合わなければこうなるという必然の結末でしたけど、なかなか厳しいですね、これは…。 続きを読む…
ネタバレあり -
桜庭かなめ
17文化祭からクリスマスまで。文化祭の結果を受け、日葵はYouから離れて恋人として接し、悠宇のアクセサリーのパートナーは榎本さんになるという展開。これも日葵が「悠宇がいずれはYouとして必要になるだろう」という企みがあってのこと。ただ、その自己中心的な腹黒い考えがクリスマスになって最悪な形で爆発した感じ。しかも、文化祭の日に月下美人の花を折り、それを食べたことはまだ明かしていない。Youのパートナーとして、そしてバイトの先輩として関わった榎本さんとは雲泥の差。この先どうなってしまうのか非常に気になる。 続きを読む…
ネタバレあり -
凜音
13読了 文化祭での空回りする悠宇と日葵。 一方で「you」に復帰した凛音は悠宇の適切なサポート。 不穏な空気がぽんぽんに優しくない第7巻。 だんじょる読むのが辛くなってきた… 日常パートはもちろん読みやすくて、クラスでの1幕や何気ないやり取りには笑わせてもらえるのですが、いざ二人の関係やアクセ作りに関わってくると物語の質量が重い重い。 苦しい展開が続くな…。何よりも、日葵の迷走が目に余るというか彼女自身が嘗て求めていた欲しかった関係と今手に入れている関係が妥協している事から来る果てない渇きが見てられない。 続きを読む…
ネタバレあり -
らいおねる
11久しぶりに中々痛いというか勘違いしたヒロインムーブをしてくれてちょっと新鮮でした。完璧なヒロインが多い昨今、こういう動き下作品は面白いです。でも原因は恋愛経験値少ない主人公でもあったりしますね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
-
レーベル
-
発売日2023/08/10
-
定価726円(本体660円+税)
-
ISBN9784049148688
関連サイト
-
公式サイト