あらすじ紹介
花嫁修業で希少な才能開花!頑張る花嫁に、竜王陛下の溺愛は加速中!?
竜王カインに嫁ぐこととなった弱小国の姫ミレーユ。
求婚相手が違うという勘違いも解決し、二人は少しずつ距離を縮めていた。
早く結婚したいカインにより結婚式の準備も進められていたが、膨大な量の衣装制作や先代王の行方不明など問題は山積みだった。
一方、穏やかな時間を過ごすミレーユは、ドリスの誘いで術の検証を行うことに。
彼女曰く「石に魔力を込め、術を発動させられる」性質は、初代竜王の遺産である魔石に似ているという。
用意されたたくさんの石に順調に魔力を込めていくミレーユ。
最後に魔石に触れたところ、そこに刻まれた記憶が流れ込み――、ミレーユは自身の術を理解し、能力を最大限使えるように!
そんな中、祖国グリレスが崩壊の危機との情報がもたらされる。
さらには妹エミリアが嫁ぎ先に戻らず引きこもっているとも。
ずっとエミリアのことが気がかりだったミレーユは渋るカインを説得し、祖国へ足を運ぶことにするのだが……?
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みんなからのレビュー
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nishiyan
12求婚相手の勘違いから始まった騒動を乗り越え、少しずつ距離を縮めているミレーユと竜王カイン。騒動の後始末を穏便に済ませたことからミレーユの故国では新たな騒動が起こって…という本巻。花嫁修業に術の解明にと大忙しのミレーユ。ここに兄ロベルトが絡んで妹エミリアと和解というか制裁というか…となったのはよかった。今回、大活躍だったのはルル。ネズミの原始的本能が強い彼女が猫と軽いバトルをしたり、思わぬ人物から求婚される展開は面白かった。いよいよ次巻ではカインの両親が帰還しての結婚式となるのだろうか。続きが早く読みたい。 続きを読む…
ネタバレあり -
ユウ@八戸
9求婚相手が違うのでは、という勘違いが解決し、婚約者として暮らしたら種族としての価値観の違いが見えてきた2巻。カインの、ミレーユに対する独占欲の強さと心の狭さがすごい。生死も不明だった兄との数年ぶりの再会に『邪魔するか』と思ってしまえるカインがやばい。溺愛っていうレベルじゃないよね。種族がら多妻・愛人は当たり前なげっ歯族と、強烈な独占欲で愛人なんかあり得ないという竜族の対比がおもしろかったです。お兄ちゃんによる断罪と、ルルのすごさもよかった。求婚シーンには笑いましたが。いい夫婦になりそうなのにね。 続きを読む…
ネタバレあり -
bulbul
4竜王と齧歯類の格差婚から始まる文化の違いに一喜一憂する二人と周囲が楽しかった。ミレーユの父と妹の問題も納得できる解決で、妹もミレーユの思惑外で制裁を受けているようだし、良かった。賑やかしの侍女ルルが無自覚に場を盛り上げるキーマンで可愛らしい。次はカイン待望の結婚式に望めるか、楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/06/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784824005304