あらすじ紹介
「行くぞセラス――俺たちはきっと、最強になれる」
「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、桐原拓斗すら退けた三森灯河。
彼はS級勇者である高雄聖とその妹である樹を蠅王ノ戦団に加え、ミラ帝国そして最果ての国とともに女神ヴィシスが座すアライオンへと進軍を再開するのだった。
一方大魔帝の心臓を手に入れたヴィシスは、ついに己が目的を果たさんと動き出す。
神族の世界の破壊。
そして人類の粛清。
この2つを掲げ、今や他の神族すら容易く凌駕するほどの力を得たヴィシス。
それを止められるのは――。
「ヴィシスの最大の失敗は、トーカ――キミを怒らせてしまったことなのかもね」
かつて空気モブだったE級勇者が、絶対最強へと至る逆襲譚第11幕。
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みんなからのレビュー
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S.T.
13己の悪行が過ぎた為に天界から送り込まれた神ロキエラを返り討ちにし、意気揚々と天界に攻め込もうとした得意満面を聖眼に崩されるヴィシスに笑った。うむ。ヴィシスはこうでないと。ニャンタンにも予定調和のごとく離反され、一応邪神ではない(開示されている情報では)はずなのにトコトン人望がない。まー当然だけど。ミラ陣営では一時ダウンしていた十河も復活し、最果ての国とも合流。反ヴィシスの全戦力を糾合してのまさに大包囲網形成。片やヴィシスはかつての圧倒的優位から全ての手下を失うという凋落ぶり。1巻とのコントラストが凄いわ。 続きを読む…
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アウル
11キリハラを退けたトーカは聖と樹を戦団に加え、ミラ帝国、最果ての国と共にアライオンへと進軍するのだった。大魔帝の心臓を手に入れたヴィシスは自分の目的を果たす為ついに動き始め...な第11巻。最終決戦前の準備巻といった所かなどちらも準備は万端といったところなので次巻が最終決戦でぼちぼち終わりといった所かな?安とか再開してない面々もどうなるのか気になる所 続きを読む…
ネタバレあり -
霧月
6読了!終章開幕という事で、クラスメイトの勇者たちやヴィシスと敵対する神族、最果ての国の軍勢、ミラ軍と合流した蝿王。ヴィシスが人間を滅ぼそうとしている証拠をもって一つの軍勢としてまとまっていくヴィシス以外の各国。いやー、ほんと面白い。アニメ化してほしいな、、次巻は箸休めの11.5巻でセラス本との事。刊行ペースが6ヶ月に一度なので待ち遠しい、、 続きを読む…
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黒い森会長
42023年6月刊。女神の本当の計画が露わになる。そして、監察としてロキエラが登場するが、ヴィシスに返り討ちになる。一方、トーカ側も、高雄姉妹、そして、十河が参加する。次巻に期待。この巻一番の場面は、p330の十河の登場シーン、か。 続きを読む…
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ラノベ大好き
4面白かったけど不満がある。遂に復讐の準備が整った。この巻通して女神がいかにクソかを描写してくれたおかげで最高にヘイトが高まってる。とにかく「今この瞬間」復讐が見たい・・・ってところで終了。このクリフハンガーは個人的にはノーセンキュー。せっかく今この瞬間が一番復讐を楽しめる状態なのに、続きは数か月後っていう。しかも途中外伝挟むとか・・・萎える。復讐シーンを引き伸ばすのは別にいいけど、数か月後まで引き伸ばされると女神への胸糞もリセットされるし本来得られるはずのカタルシスも半減する。もったいない。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/06/25
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定価880円(本体800円+税)
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ISBN9784824005274