あらすじ紹介
避けられない別れ、それでも僕は立ち止まらない
ドワーフの国からヨソギ流の道場に戻ってきたエイサーとウィン。
新たな剣技を学んだり鍛冶を教えたりするうちに、ついに訪れたウィンの巣立ち、そしてカエハの寿命が尽きる時……。
――大きな別れを経験し、長命種ゆえの寂しさを初めてかみしめるエイサー。どこか遠くに行きたいと思ったとき、以前にカエハから聞いたヨソギ流の源流の地のことを思い出し、遥か東方を目指す旅を決意する。
その道中、精霊が見える少女や神術使いの少年、本物の仙人と出会い、図らずも大陸東方の大帝国が抱える、世界を揺るがす秘密へとたどり着く……!
今度は寄り道で波乱を巻き起こす!?
壮大なタイムスケールで贈る、ハイエルフファンタジー第三弾!!
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みんなからのレビュー
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niz001
5予想されてた別れ~東へ。第二部スタートかな、そう考えると1話目は前巻ラストの方が良かったような。 続きを読む…
ネタバレあり -
おやぶん
3エイサーが新しい国に旅立ちます。 必ず来ることとして理解はしていたカエハとの別れは もう涙なしには読み進められませんでした。 彼女の最後の手紙、それを書くに至った気持ち。 すべてがよかった。 続きを読む…
ネタバレあり -
ちゃか
2エイサーは久しぶりにヨソギ流の道場へと帰還。 カエハの息子シズキが当主になっていたり、かつて成長を見守った子供たちが成人し、それぞれに子供が出来ているなど時間の流れを感じる描写が多かったですねぇ。 ……そして、カエハの子供が成長しているということは当然、彼女も同じくらいの時間を重ねているわけで。 つまりはハイエルフとして長くを生きるエイサーが、定命の人々と交流する中で避けられない別れが迫っていたわけです。 続きを読む…
ネタバレあり -
ウラー
1p311「あぁ、友よ。友の過ごした時間、我も存分に楽しませて貰った。怒り、悲しみ、喜び、愛し、……今残るは切なさと、満足感だ。友よ、そなたの世界は、素晴らしい」エイサーから旅の話を聞かされた真なる龍の言葉。これ以上ないほど端的に本作の魅力を語っている。/カエハとの死別の時が来た。とても切ないが、よい別れだった。ウィンも一人立ちする時が来て、エイサーは再び一人旅。カエハのルーツを訪ねて東へ向かう。番外編「出会いの欠片」のように、エイサーの活躍が、昔の伝説的な出来事として語られることが読者に切なさを感じさせる 続きを読む…
ネタバレあり -
k_yohsuke
1予想通りというか、色々な別れの巻。 カエハの手紙は…久しぶりにちょっときました… 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/10/15
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784803015706