あらすじ紹介
千年の寿命をもてあます、変わり者のハイエルフは気の向くままに旅に出る。
物心がついて120年、前世の記憶を持つエイサーは、代わり映えのない森での生活に飽きてしまった。
「よし、ハイエルフの生活はもう良いや。僕にはちょっと向いてなかったね」
どうせ寿命が長いなら、外の世界に出ていろんなことを経験したいじゃないか!
鍛冶に興味を持ち仲の悪いドワーフに弟子入りしたり、大道芸の剣技に見とれて道場でひたすら剣を素振りしたり、魚介類が食べたくなって遠くの港町を訪ねたり、ときには精霊術で人を助けることも――
気まぐれハイエルフの、自由奔放な旅がはじまる。
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みんなからのレビュー
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Koning
42これもなろうだ。地球人の記憶を持つハイエルフのエイサー。タイトル通り物心ついてから120年。齢恐らく150位で伝統的エルフの生き方スローライフに飽きて森の外に出ちゃう。時間が有りすぎる一生(終わっても精霊になるのがほぼ確定)に恐らくハイエルフらしからぬ短気(それでも充分気長に見えるが)で人の世界に関わって行く物語。妙に引っ込み思案で頑固なんだけど、琴線に触れちゃうと手を出すお陰で物語が進むんだけど、タイムスケールが著しく違うのが味噌ですね 続きを読む…
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Liuche
31web既読。発売日付近に購入したけど温め過ぎたかな?(笑)ハイエルフに転生した元人間である主人公が、自由気侭に長過ぎる人生を謳歌していくストーリーが刺さる。あっという間に数年経つ時間の経過具合がハイエルフしてて良い。固定観念をものともしない変わり者気質なところも魅力。タイトル通りスローライフというか好きな生活をおくれる主人公って珍しい気がする(笑)力があって努力も出来て、時間は有り余るほど持ってるという前提条件が素晴らしいよね。いいなぁ。 続きを読む…
ネタバレあり -
こも 零細企業営業
21いきなり120年経ってエルフの郷を出て行って。人のいる街に行ってドワーフの鍛治師に弟子入り。そこで10年ほど鍛治師の弟子をして。魔法を習おうとしたら剣を見せ物にしていた女剣士の弟子になって彼女の家を再興しようとしたら、その国の貴族がエルフを奴隷にしているのがわかり。精霊魔術を駆使きて地震を起こす。その後、エルフはその国から出て行ってしまいその時に一緒に出ていくことになる。やっと道場が再建出来たのに。その後、海に行って魚を食いまくり。魔法の都市に行ったら魔法剣を作る。 続きを読む…
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りんりん
8★★☆ 時間の流れが緩やかすぎて良い感じ。面白かった。 続きを読む…
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M2
6時間の流れが違う者たちと交流しながら気ままに旅をする――こういう設定好きです。人間の寿命からしたら長い時間、ハイエルフの寿命からしたらほんの短い時間をともに過ごし、それぞれの心にしっかりと思い出として残るというのがとてもいいですね。個人的には「~すれば~する」の文体がこういう小説に出てくるのは苦手なのですが、自分の語りに酔ってるクソエルフさんの口調だと思えば微笑ましくも感じます(他のキャラ視点の話でも出てきたけど、まあ、それはそれ、これはこれ)。クソドワーフ師匠との再会を楽しみに続編も読みます。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2021/04/15
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定価1320円(本体1200円+税)
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ISBN9784803015119