
あらすじ紹介
虐げられていた少女が冷酷公爵と契約結婚!?
不遇な令嬢が溺愛され、誰よりも幸せになるシンデレラストーリー。
不義の子として伯爵家に生まれたアメリアは、幼い頃より家族から虐げられて育ってきた。
まともな食事を与えられず、奴隷のような扱いで……。
いつしか、その貧相な見た目から社交界でつけられた名が“醜穢令嬢”。
そんなアメリアが十七歳になったある日、縁談の話が舞い込む。
相手は公爵家の当主であるローガン・ヘルンベルク。
多くの令嬢が婚約を辞退し、暴虐無慈悲と噂される公爵だった。
だが家の汚点が消えるという理由でアメリアは嫁ぐことになり……!?
不自由な生活から離れられると、公爵家を訪れたアメリアだったが、一方的に契約結婚であるということをローガンから告げられ!?
しかしアメリアはローガンと過ごしていくうちに、彼が噂とは違い、不器用ながらも優しい一面があることを知る。
多忙な中でもアメリアとの時間を作ろうとする姿に少しずつ信頼を寄せていき――。
これは家族から愛されなかった少女が、誰よりも幸せになる物語。
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みんなからのレビュー
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nishiyan
10幼い頃から虐げられて育ったアメリア。暴虐公爵とあだ名されるローガンの元に嫁ぐことになり…というシンデレラストーリー。アメリアの置かれた環境の苛烈さには絶句してしまった。亡き母から授けられた薬草の調剤術や読み書きなどが彼女の未来を切り開く一端となっており、公爵家でのほほんとした表情を見せたのにはほっとさせられた。最初は契約結婚と割り切っていたローガンは彼女の人柄に接することで溺愛を加速されたのもよかった。第一関門を勇気を持って突破したアメリア。招待された茶会ではどんな試練が待ち受けているのか。次巻が楽しみ。 続きを読む…
ネタバレあり
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尚侍
7とっても面白かった。虐げられていた主人公が新しい環境で幸せになるという展開は女性向けレーベルではよくみるテーマですが、本作はとにかく主人公が置かれていた環境が過酷で、逆によくここまで厳しい状況を描き出せるものだと感心するほどでした。そのため攻守交替した時のカタルシスはかなりのものがありましたが、その一方で不遇時代の精神攻撃が読んでいてきつく感じたのも事実なので、作品が良く描けている分その手の描写が苦手な方にはちょっとつらいかもしれません。 続きを読む…
ネタバレあり
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bulbul
4父親とその正妻と娘、使用人に虐待されてきたアメリア。前向きに耐える姿が健気で、どこか抜けてる大らかな性格が嫁ぎ先の公爵家に受け入れられていく1巻。虐められた記憶が辛く哀しく、早く幸せになって欲しいと応援したくなる。雑草愛には笑っちゃうけど。一方のヒーローが有能で頼もしく、よくある一方的感情的にヒロインを貶めない所がベストです!! 噂を鵜呑みにするヒーローの断罪には辟易していたので目からウロコ、アメリアを早く幸せにして下さいね。 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/05/25
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定価1430円(本体1300円+税)
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ISBN9784824005052