貘 3 夢と現実の境界
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貘 3 夢と現実の境界

仲間との出会い、貘としての過酷な戦いを乗り越え、現実で居場所を手に入れたトウヤ。しかし、彼を待ち受けていたのは大いなる喪失だった。夢と現実の境界に全ての因縁が収束する時、トウヤは最後の敵と相見える。
長月 東葭 (著) / daichi (イラスト)
シリーズ:貘(ガガガ文庫)

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あらすじ紹介

全ての因縁が収束する、最後の戦い。

仲間との出会い、過酷な戦いを乗り越え、覚醒現実での居場所を手に入れたトウヤ。メイアにも人らしい感情が芽生え始め、全ては順調に進んでいるように思われた。しかし平穏も束の間、トウヤを待っていたのは受け容れがたい異変。突然、トウヤは貘としての力を失ってしまい、自らの存在意義を見失ってしまう。

そんな中、トウヤから家族と人生を奪った4年前の惨劇、〈礼佳弐号事件>と酷似した新たな事件が発生する。トウヤ以外の〈夢幻S.W.〉のメンバーは警察機構の捜査に協力することに。捜査線上に浮かび上がる謎の男、伽世ゲイン。その男を調べる内に、メイア達は強大な陰謀に巻き込まれてしまう。

力を失い、仲間を失い、トウヤに残された道はひとつしかなかった。
夢と現実の境界に全ての因縁が収束する時、トウヤは最後の敵と相見える。
夢と現実をめぐるダークファンタジー、ここに終結。

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みんなからのレビュー

  • よっち

    仲間との出会い、過酷な戦いを乗り越え、覚醒現実での居場所を手に入れたトウヤ。しかし平穏も束の間、突然、トウヤは貘としての力を失ってしまい、自らの存在意義を見失ってしまう第三弾。メイアにも人らしい感情が芽生え始め、全ては順調に進んでいるように思われた矢先の異変。トウヤから家族と人生を奪った4年前の惨劇と酷似した新たな事件の発生。捜査線上に浮かび上がる謎の男を調べる内に、強大な陰謀に巻き込まれるメイアたち。力を失い仲間を失ったトウヤが、最後の敵と相まみえる熱い激闘の先にあった結末がいい感じに効いていましたね。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • まっさん

    ★★★★★ 素晴らしい大円団でした。 物語は先の過酷な戦いを終え、覚醒現実で居場所を手に入れたトウヤ。そして人としての感情が芽生えつつあるメイアが新たに直面する問題。それはトウヤが貘としての能力を失うというものでした。自身のアイデンティティを喪失し悩むトウヤ。そんな彼らの前に「礼佳弍号事件」と類似点が見られる不審な食人事件が発生し、メイア達が恐ろしい陰謀に巻き込まれて…というものでした。 表紙からトウヤとメイアが争う展開が来るのかとドキドキしていましたが、なるほどそうきたかと。中盤までの展開的にトウヤ側→ 続きを読む…

    ネタバレあり
  • のれん

    まず前回で一区切りつけたのだ、と感想をつけたことに謝罪したい。そしてキャラ設定の根幹をキチンと描き切ったことに感謝をしたい。 今回はキャラの心情を前面に押し出して社会で生きることへの賛歌を語っていたので、テーマとしては今までで一番シンプルでインパクトは強かったのではないだろうか。 ギミックも用語は多いがイメージはシンプルで鮮明。個々人での完結する夢の世界の否定。それに家族愛を主軸とするテーマを陳腐とも王道とも評せる。今作はこの恐怖に見事戦った王道な話だった。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • 凜音

    読了 貘全3巻にて完結。 メイアとの出逢いから始まり、夏の戦いを経て今巻は夏の終わり。 感情豊かに色づいて成長してきたメイアと居場所を見つけたトウヤ。しかし一作戦途中、夢信特性を持たないながらも貘足り得た「圧倒的な侵食耐性」を持つはずのトウヤが軽度の夢信症を患う異常事態が発生。 同時期に現実で起こった不気味な事件。 最終決戦に相応しい震えるほど全身から血の気の引く程に冷たく、燃えるほど熱い第3巻。 何気に記録つけ始めた月に読み出した感慨深い作品であり大大大好きな作品の完結。 1巻で終わってしまったかもと 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/06/20
  • 定価
    979円(本体890円+税)
  • ISBN
    9784094531305

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