
あらすじ紹介
統合暦2099年――奇怪なる未来世界にて、霧消した旧家臣の行方を追う魔王・ベルトールが降り立った次なる大都市は……
「判決――横浜市にて、被告人を、懲役2099年の刑に処する」
地殻変動によって陸地から切り離され、絶海の孤島と化した『横浜市』。外界からの干渉を拒絶し続ける“楽園”とも称される疑惑の島に、囚人として潜入したベルトールだったが……
「ここは神が管理する箱庭――世界平和を成す、最後の聖域」
魔王が辿り着いたのは“楽園”という名の“監獄”の支配者《父祖》が推し進める、想像を絶する最悪の計画だった――。
狂乱怒涛の楽園監獄都市に、魔王の新たな神話が刻まれる!
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みんなからのレビュー
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よっち
33奇怪なる未来世界で旧家臣の行方を追う魔王ベルトール。外界からの干渉を拒絶し続ける疑惑の島となっていた横浜に囚人として潜入する第三弾。支配領域への無断侵犯で囚人となってしまい、行き当たりばったりで高橋とともに潜入するベルトール。二人が出会った少女・青葉、別任務で潜入していた勇者グラムや、探していた黒竜候シルヴァルドとの再会。久しぶりの続刊でしたけどあの独特のノリは変わらず顕在で、関係性も少しずつ変わりつつあるのかなと感じた魔王と勇者の共闘だったり、悲しみを乗り越えて自ら決着をつけた高橋の姿が印象的でしたね。 続きを読む…
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緋莢
12『判決――被告人ベルトール=ベルベット・ベールシュバルトを懲役2099年に処する』理想融合(ファンタジオン)時に地殻変動と水位上昇によって海上に隔離された横浜市で 〝囚人”となったベルトール。勿論、目的があり、それは六魔侯の一人・黒竜侯シルヴァルドがいるから。このシルヴァルド、ただの部下じゃなくて、なかなかに強烈なキャラです。横浜市で着々と進む計画に、ベルトールとその仲間たちは、動きます(続く 続きを読む…
ネタバレあり
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アウル
11打ち切りかな~と思っていた所に、アニメ化と新刊発売とは恐れ入ったわ。かつての家臣たちの行方を追うベルトールが降り立ったのは絶海の孤島と化した横浜市だった。囚人として潜入したベルトールは最悪な計画を知り...な第3巻。久しぶりだったけどベルトール達のノリも健在だったし楽しく読めたわ。魔王と勇者の共闘するシーンは中々に熱かったし関係性が多少なりとも変化しつつあるのかな?次巻はどうなるのか楽しみだわ。 続きを読む…
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のれん
10新しきものを取り入れて古の魔王が現代技術を倒す、という構造が変わらずで懐かしの刊行でも切れ味は変わらずかと。 とにかくゲーム性の強い信仰数取り合いという設定にも切り込みを入れてきて、ちょっと薄味の敵にも一定の背景を作らせてきた。 だがなんといっても今回の主役は高橋という観測者の立場の少女だった。何も成せぬのではなく、誰かを思って選択した。その瞬間の行為に不死者が敬意を示す。 キャラ数はまぁまぁ多いのに全員の関係性変化を描いていた。バトルシーンも良いし、総合評価は高い。さて次の土地は関東から出るだろうか? 続きを読む…
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八岐
10★★★★ 2年ぶりの新作。正直もう続き出ないのかと思っていたら、アニメ化ですって!? 素材としてはべらぼうに良きだけに、あとは料理法だよなあ。と、久々に読んだけれどこのシリーズやっぱり面白いですわ。読みはじめの冒頭からグイグイと引っ張り込まれてワクワクしながら振り回されていく。前回学園編だったのが今回は監獄編ですか。どんな場所でも変わらないベルトールの自由さが楽しい。何気に高橋は皆勤で行動共にしてますね。今回は彼女が主人公と言っても良かったかも。お姉ちゃんな黒竜も加わり主要メンバーは出揃ったのかしら。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2023/06/20
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定価858円(本体780円+税)
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ISBN9784040750101
関連サイト
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公式サイト