あらすじ紹介
――それは、聖戦に至れなかった物語。
太陽の帝国侵略をイスカたちが阻止した結果、奇しくも帝国にて三王家の王女達が集結した。魔女・イリーティアの打倒を誓う王女たちが帝国との協力を決意する中で、女王・ミラベアもまた一つの決断を迫られる。
女王の脳裏によぎるのは、かつて好敵手だった男――魔人・サリンジャー。最盛期には戦闘人形と評された彼女が如何にして彼と出会い、そして別れたのか。宿敵という名の逢瀬と、決別の筋書きで彩られた舞台――三十年前の真実が、今蘇る。細音啓が放つ大人気ファンタジー、決断の第15巻。
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よっち
34太陽の帝国侵略をイスカたちが阻止した結果、奇しくも帝国にて集結した三王家の王女たち。王女たちが帝国との協力を決意する中、女王ミラベアもまた一つの決断を迫られる第十五弾。王女たちが魔女・イリーティアの打倒を誓う一方で、ミラベアが思い出す若き日の王女時代に好敵手だった魔人サリンジャー。最盛期には戦闘人形と評されたミラベアと彼の宿敵という名の逢瀬が描かれる、聖戦に至らなかった二人の今回のエピソードでしたけど、読んでミラベアの印象がちょっと変わりましたね…。二人が終盤にどう関わってくるのか楽しみになってきました。 続きを読む…
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芳樹
28【BW】30年前サリンジャーが投獄されるに至った真実をミラベアが知ることになる今回。戦闘人形と称されたミラベアの個性がかなり強くて、彼女に挑むサリンジャーとのやり取りがコミカルで楽しい。だからこそ二人が迎えた結末は悲劇的で心が痛み、「聖戦」への道を繋いだイスカとアリスの関係と対比させる描き方にグッとくるものがありました。何よりサリンジャーが格好良い。彼のミラベアへの想いは気高く、不器用ながらも『純愛』と言っても過言ではないと思います。この先二人が再会することがあるならば、どんな物語が紡がれるでしょうか…。 続きを読む…
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ユウ@八戸
10帝国との協力の決断を迫られる女王が、娘の星霊により過去と向き合う15巻。星と月と太陽の王女たちの揃い踏みも熱いですが、今回のメインは女王と魔人の出会いと別れ。サリンジャー登場当時から仄めかされていた関係がとうとう。熱くて可愛らしくて切なくて苦しい。人間らしくなっていくミラベアと、そんな彼女に惹かれていくサリンジャーの交流がすごく細音さんらしくてよかったです。ミラベアさん、やっぱりアリスの母親よな。そしてサリンジャー、めっちゃ一途じゃん。服装は面白枠なのに主役すぎる。娘たちと女王の合流がすごく楽しみ。 続きを読む…
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R.SADA
7本編から過去へ遡り、ミラベアとサリンジャーの2人の物語が描かれる。戦闘狂のミラと当時から圧倒的自信を備え、相手の力を奪いまくっていてサリンジャー。ミラのとてつもない力を前にサリンジャーが何度も戦いを挑むという構図。本編であまり存在感はないが、過去のミラベアがかなりの強者であった。互いに戦いを繰り返す中で惹かれあっていくというのは「キミ戦」そのものである。30年前悲惨な結末を迎えてしまった2人だが、本編の中で互いに想いあっている描写もあるし、どこかでやりとりが交わされることを願う。 続きを読む…
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みどり
6女王の過去、サリンジャーも再登場。 太陽と月と星の王女と、帝国との同盟。 ラスボスと対決した後、「イスカ」と「アリス」は戦うのかな? 続きを読む…
ネタバレあり
製品情報
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レーベル
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発売日2023/06/20
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定価770円(本体700円+税)
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ISBN9784040749808