わたし、二番目の彼女でいいから。 6
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わたし、二番目の彼女でいいから。 6

この関係は、この感情は今度こそ秘密――。大学生編、再びの泥沼へ突入。
西 条陽 (著者) / Re岳 (イラスト)
シリーズ:わたし、二番目の彼女でいいから。(電撃文庫)

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あらすじ紹介

三年ぶりに会う橘さん。彼女の感情はあの時から変わっていなかった。まるで子供が宝物を扱うように、想い出を握りしめたままで……。
 けれども俺には遠野との未来があって、誰もが傷つかず、幸せになる落としどころを探さなくちゃいけない。
 早坂さんと感傷的な気分に溶け合うのも、宮前からの誘惑だって、すべては一過性のものであるはずだ。
 だからこの関係は、否応なく沸き立つ感情は、今度こそ隠し通さないと――。
 大学生編、再びの泥沼へ突入。

みんなのデータ

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みんなからのレビュー

  • ばたやん@かみがた

    《諦め?それとも受容?》地の文における桐島司郎の述懐ほど当てにならぬものはない。自己正当化のためにエーリッヒ的愛とかほざいているが、フロムのような博愛は福田くんに相応しいだろうが。女の子達もタチが悪い。早く彼氏見つけなきゃと言いながら、病気の祖母をダシに桐島と撮影デート繰り返す宮前しおり。橘ひかりは、あかねちゃんに謝りに来たと呟きながら、学園祭演奏成立のため桐島とのキスを続ける。その早坂あかねは、ひかりちゃんを抱きしめてあげないと、と言いつつ、桐島の布団に潜り込みフェラチオを敢行する。(1/2) 続きを読む…

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  • 芳樹

    【BW】桐島と交際を始めた遠野さんの隣室に橘さんが引っ越してきた。という波乱の展開しか予想されない前回ラストを受けて始まる第6巻は、表紙に描かれる宮前&橘さんと桐島との関わり合いを中心に進んで行くわけですが、相変わらず桐島がまぁひどい。彼女たち幸せのためと言いながら彼女たちの本心を考えないから、結局桐島のクズ度がさらに上がる結果になってしまうのは必然と言えましょう。何も知らない遠野さんが全てを知ってしまったらどうなることか…。これまで以上の修羅場が予想される結末に、続編への期待が大いに高まるのです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • よっち

    成長したところと変わらないところが同居する橘との三年ぶりの再会。桐山は彼女である遠野の存在を意識しつつ、誰もが傷つかず幸せになる落としどころを模索する第六弾。かけがえのない想い出を握りしめたまま声を失っていた橘。そして水面下で感傷的な気分を密かに共有する早坂の存在感が密かに増してゆく一方で、桐島への依存具合が進んでいるようにしか見えない宮前に不安を覚える遠野。そのまま終わるわけがなく、むしろ浜波のツッコミが冴え渡るこんな展開が読みたかったわけで、このカオスな状況を遠野がどう受け止めるのか続刊が楽しみです。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • S.T.

    はい。結局こうなりましたとさ。彼女がいる桐島を好きなことを隠すことも出来ないような宮前に、無理矢理ほかの彼氏を作ろうとしたところで、こうなるわな。あと面白かったのは、主人公に渾身で太鼓を叩かせておいて、ヒロインに「いや、ふんどし姿で太鼓叩かれても」と言わせる作者wその通りなんだけどね。女子的容赦のなさが良いわ。結局宮前ともいくところまで行って、思い出の二人に即バレで、次巻で最後に遠野を泣かせるんだろうが…(さっぱり振るような気もする)。大学編の締めというか、学生時代の恋の終わりをここから一体どうするのよ。 続きを読む…

    ネタバレあり
  • tks135792468

    とりあえず脅威なのは未だ早坂さんと一線超えてないんよね。という話。なんかわけわからんけど女を侍らすクズっているよね。とりあえず、誰かの言葉を借りてしか話を進められない奴は信頼しちゃダメってことだ← さ、あともう2人追加したら日替わり成立するぜ?wもうそういう感情でないとこの話読めないwww 次巻はシリーズ始まって以来の泥沼ですねえ…… ふと思ったけど、3人ともがフラットに"二番目"であり続ける事それすらもできないでしょコレwwww 次巻もう修羅場しかないなあw 続きを読む…

    ネタバレあり
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製品情報

  • レーベル
  • 発売日
    2023/07/07
  • 定価
    726円(本体660円+税)
  • ISBN
    9784049151282

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