あらすじ紹介
勇者のいる戦場へ――「知略」を以て防衛戦を掌握する。
転生したゲーム世界で、魔王軍襲撃によるデッドエンドを免れるため奔走するヴェルナー。
勇者マゼルが旅立った王都で、内政の処理を続けていたヴェルナーだったが、大神殿で第二王女ラウラへの魔王軍襲撃を受け出動することに。
大神殿へ向かう途中、マゼルの家族に危機が迫っているとの情報を得たヴェルナーは、いち早く現場に駆け付けマゼルの妹・リリーを魔物から救いだす!
一方、襲撃を受ける大神殿では、マゼルの獅子奮迅の活躍により魔王軍が動きを封じられていて――!?
ゲーム世界とは違う展開に物語が動き始める!!
伝説の裏側で奮闘するモブキャラによる本格戦記ファンタジー、第三幕。
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みんなからのレビュー
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こも 零細企業営業
28魔王軍の侵攻が思った以上に早く、ヴァレリッツが陥落。そのせいで王女ラウラの生命の危機!事前に彼女の危機を潰すため派遣した勇者マゼルだったが、ラウラが居るフェノイの大教会が魔王軍に包囲されてしまう。籠城するラウラ達に援軍を送るためヴェルナーが軍を率いて行くが、その道中でマゼルの家族が住むアーレア村の危機に気が付いて少数精鋭を率いて軍を離脱して勝手にアーレア村へ急行。そのお陰で、魔族に襲われていたアーレア村を救う事が出来。マゼルの家族を魔族の魔の手から守る事が出来たが、、村長達は勇者マゼルを村から出した事を 続きを読む…
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文公
24他の異世界転生作品でも、歴史や軍事に異様に詳しい主人公がいるのは多い。しかしそれらは、「この作品を書くためにめちゃくちゃ調べたのだろうな」という努力の跡が何となくわかる。それは大変素晴らしいことで、到底真似できるものではないだろう。だがこの作品に関しては、そのような努力の跡があまり感じられない。それは設定や作り込みが浅いというわけではなく、むしろその逆で、豊富な知識と膨大なリサーチが背景にあるのは間違いない。それが作者の「努力の跡」としてではなく、主人公のヴェルナーの持ち前の知識として読者の前に提示されて 続きを読む…
ネタバレあり -
莉芳
23Web版から。今回も面白かったー!!加筆されているのがまた良い!しかもWeb版から違和感なく追加されているので読み比べたくなってくる。ていうか最初から読み返したい。王太子殿下好きなので今回登場なくて寂しいなー。まさか主人公の女装笑。しかも挿絵付きでしたよまじか!精神的にきついか肉体的にきついか悩みどころだわー。しかし、懲罰がご褒美になってる…!実は優しさだったのかもしれない笑。フェリにとっても癒やされたよ…。マゼルもだけど、ヴェルナーに全幅の信頼を寄せているのがわかるシーンが多くて滾りました。 続きを読む…
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アウル
17相変わらずの読み応えやな~。前巻でめっちゃフラグぽいな~と思っていたら速攻で今巻で回収ってwやっとこさヒロインの登場した感じはあるんだけども果たして絡みはどうなっていくにかに期待したいところ。人に紛れ込む敵というのが判明しやたらと手強い感じだが逆転の目はあるのか。とりあえず戦いは今回で終わって次巻は内政巻かな?次巻も楽しみだわ。 続きを読む…
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ユウ@八戸
15大神殿防衛戦な3巻。今回も読みごたえばっちりでとてもおもしろかったです。ヴェルナーはこの物語の主役だけど、ゲームとしてはマゼルが主役だからW主人公的な楽しさがある。他領の都市が攻め落とされ、ゲーム知識で魔軍の狙いが王女ラウラのいる大神殿だと気づいたヴェルナー。大活躍すぎて目が離せない。マゼルの家族も救うし、女装もするし。とうとうヒロインが出てきたみたいですがどういったポジションなのか気になります。この物語的に覚醒展開ではなさそうだし。人間に紛れ込んだ敵との戦いが待ってるなら次は王都で内政かな?楽しみです。 続きを読む…
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製品情報
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レーベル
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発売日2023/05/25
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定価814円(本体740円+税)
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ISBN9784824004659